国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2004/04/21

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
     平成16年(2004年)4月22日(木曜日)
            通巻 第815号
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チェイニーが訪中時、復旦大学で人権、自由を講演したが、
 人民日報、公式ウエッブが報じなかった発言部分が判明した
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 チェイニー副大統領が先頃、訪中したおりに上海の復旦大学で講演をしている。
 自由、人権、台湾問題そのほかの微妙な論点について語り、生中継された(たしかに生中継だが、同時通訳の音声)。

 が、後刻綿密な検証を行った結果、多くの微妙な論点が通訳されていなかったり、記録では削除されていたことが判明した。

 午前十時からCCTV4でチェイニーの演説は中継され、同時通訳は米国国務省が担当した(実際の放送は違う翻訳者の声が被さった)。

 「当日までのテレビ番組表にチェイニー演説の予告もなく、一体、何人が見たのか疑問とされた。しかしチェイニー副大統領は中国の経済繁栄を評価するとともに政治的自由、人権、台湾問題および北朝鮮の核について述べた。経済繁栄の箇所だけはちゃんと翻訳された」(ニューヨークタイムズ、4月20日)。

 昨年二月、やはり訪中したパウェル国務長官は中国のテレビインタビューに応じたが、人権に関する発言箇所はカットされた。

 ヒラリー夫人の自叙伝『リビング・ヒストリィ』では、民主活動家への同情け、ダライラマへの記述など翻訳版で勝手に削除されていた。
 言論の自由のない国に多くを臨むのは難しいが、しかし同時中継まで認めだしたことを米国務省の親中派は「高く」評価している。
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(休刊予告)小誌は4月24日より5月6日まで休刊します。
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