国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2004/04/20

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
     平成16年(2004年)4月21日(水曜日)
            通巻 第814号
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米国には一応メンツを重んじて「事後通告」した北京
  北朝鮮の独裁者・金正日の訪中は何が本当の目的なのだ?
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 北朝鮮の労働党機関紙「労働新聞」は4月19日付で韓国総選挙論評を初めて掲載した。
 とくに「ウリ党が過半数議席を占め、ハンナラ党など守旧保守勢力は人民の厳正な審判を受けた」などと嘯き、親北派のウリ党の躍進を大歓迎、つづけて「韓国国民は米国と親米保守勢力を粉砕して、民主革命国会を勝ち取った」と書いた。

 一方、電撃的に北京入りした金正日総書記は直ちに胡錦濤国家主席と首脳会談に臨み、核問題、6か国協議、中朝経済協力などについて意見交換した模様。

  中国はこれを米国に「事後通告」し、一応のメンツをたてた。

日本に対しては一片の通告もないばかりか、中国外務省は金正日訪中の事実そのものを公開していない。まして釣魚台賓館には橋本龍太郎元総理一行も偶然滞在中であるにもかかわらずに、である。橋本って親中派の代表格なのにこの処遇!

 三年前、江沢民が平壌を訪問したおりに、金正日は法外な援助を要請して中国側を困惑させたことがある。

 現在、ともかくも食料の90%、燃料の50%は中国が支援している。韓国もウリ党の勝利により今後、相当な援助が北朝鮮に続行されるだろうし、日本人の拉致問題にウリ党は何ほどの関心も示さないであろう。

 昨年10月に訪朝した呉邦国も6カ国協議の継続合意と引き換えに多額の支援を約束した。
 北京の観測筋は、専ら食料援助問題が今回も協議の中心ではないか、としているが独裁者自らの訪中がそれでおわる筈はないだろう。
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