国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2004/04/07

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
    平成16年(2004年)4月7日(水曜日)
            通巻 第806号
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 台湾関係法の遵守、中国への圧力を継続すべき、とサム・ブラウンバック米上院議員
   さもなければ台湾は「第二の香港化」すると警告
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 「中国の一国二制度政策は香港で失敗している。そのうえ、台湾への政治的圧力をかけ続ける北京の遣り方には失望を禁じ得ない。台湾の繁栄と民主主義の改革を北京は評価すべきだろうし、両岸の繁栄を希求し戦争を回避する努力をすべきである」とサム・ブラウンバック上院議員(カンサス州選出)は演説した。

 台湾関係法制定25周年記念大会(3月31日、ワシントン)での基調講演である。

 「ブッシュ政権は発足からしばらく台湾の民主主義を擁護する姿勢を示したものの、近年は台湾関係法に言及するのみで台湾の民主主義の発露である住民投票を支持しなかった」。

 さらに議員は批判を続けた。
 「米国は『台湾関係法』を継続して遵守し、さらには台湾のWHOへの恒久オブザーバーとしての加盟を促進し、国際金融機関への参加を支持するべきである」。

 「従来の『曖昧戦略』は危険であり、中国のミサイル恫喝に対して、つねに米国は反撃する姿勢を北京に明快に意思表示をしておかなければならない。さもなければ台湾は”第二の香港”となってしまうだろう」。

 米国与党の底流に流れる動きの一端だが、さて日本の国会議員で北京にこれだけの発言を出来るのは何人いるのか?

 「ドミニカは一億ドルの援助に目がくらみ、台湾との外交関係を切った。直後、米国は台湾へ17億8千万ドルに及ぶ高性能レーダー施設の供与を決めた。チベットと新彊ウィグルの東までをカバーできる、このレーダーは2007年までに台湾に配備される」(「シカゴトリビューン」、4月5日付け)。


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(お知らせ)4月9日(金曜日)午後1時から3時までラジオ日本の「ミッキー安川ずばり勝負」に宮崎正弘が先週にひきつづいて生出演をします。関西方面の肩は午後二時まで。
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(読者の声)ふーん、なるほど・・。おったまげたなあ!これが「中華民国を承認」の奇策に対する実感です。
どこまで北京と宋楚瑜ら外省人とは通じているのでしょうか。
  国民党親民党が、陳総統暗殺未遂事件の自作自演説を声高に言い募り、自国の刑事局の捜査は信用できんとアメリカから招いた専門家というのは、アメリカ在住の外省人だったと最近知りました。李昌(Henry Lee)と言うシャンハイ生れの外省人、元は台湾の警官学校出身(つまり元国民党員)だと。
            (HS生、豊橋)
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 中国に残存していた毒ガス及び化学兵器が「日本の責任」と言われ、「日本の費用」で処理・解体作業が進んでいる。総額一兆円。ほかに民間人が補償の裁判を起こしている。だが国際法上、当時の日本軍はソ連に降伏し、武装解除を行った。毒ガスおよび化学兵器はソ連軍が接収したものであり、管理責任はソ連とそれを受け継いだ中国にある。
『諸君』4月号に「毒ガス兵器を遺棄したのは日本軍に非ず」を発表し大反響を呼んだ著者がこの政治課題の真実に迫る“
          記
とき     4月14日(水曜日)午後7時―8時半
ところ    JR高田馬場駅前 大正セントラルホテル 3階大会議室
講師     佐々木俊夫(衆議院議員政策秘書、元日本安全保障研究センター事務局長)
演題     「中国の化学兵器は日本の責任ではない」
おひとり    2000円
お問い合わせ  三島由紀夫研究会 (TEL 03-3200-2295)
E-MAIL     miura@nippon-nn.net
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★宮崎正弘の新刊 予告!
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創刊日:2001-08-18  
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