国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2004/04/06

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
    平成16年(2004年)4月6日(火曜日)
            通巻 第805号
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  北京が「中華民国」を承認? ロンドン『エコノミスト』が預言的記事
   「台湾共和国」としての独立に先手を打ってくる、のだと。
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 台湾総統選挙の報道は、一方において欧米のメディアの取材限界をしめしてあまりある結果となった。
なぜなら台北に常駐する外国マスコミのなかで、日本が圧倒的数を誇るばかりか、中国語を喋れる記者を応援に多数繰り出し、細かい分析を掘り下げた。

これに対して、米国系は少人数のうえに中国語ができない記者が多く(喋れても漢字を読めない)、所詮、台北の英字新聞とテレビの受け売りになりがたちなのである。

しかも台湾のマスコミは殆どが国民党系だから、分析も国民党の肩をもつ傾向がある。
 一方、冷静というより冷淡さにかけて定評のあるロンドンの『エコノミスト』は選挙直後の特集見出しが「インデペンスディ?」(独立記念日)と比喩するほどに興奮気味の記事を掲げた。
この記事中の最後の節に「要は台湾人のアイデンティティだ。最近、台湾の学校教育は歴史認識においても台湾人としての自覚を促し、文化、言語と尊ぶ教育課程に変更した。この結果、クラスで『私は中国人』と答える生徒は二・三人しかいない」と興味深い記事を掲げている(3月27日号)。

 同誌は翌週も台湾選挙その後を追跡取材し”敵との共生”をと見出しに謳った(4月3日号)。

 そのなかに直近の北京の創造的学者の意見が紹介されているが、「?」。なんと北京は台湾独立の動きを封じ込めるため近く「中華民国」を承認するという“創造的先手必勝”の手口を使うとの予測が出ている。
むろん「こうした創造的思考は依然として中国では異端だが。。」
と結んではいるが。。
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(お知らせ)9日(金曜日)午後1時から3時までラジオ日本の「ミッキー安川ずばり勝負」に宮崎が先週にひきつづいて生出演をします。関西方面の肩は午後二時まで。
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五月公開講座の予告!

三島研・国防研・合同「公開講座」
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 ノモンハン事件の背後にちらつくのは大物スパイだったゾルゲの陰である。
 スターリンの巨大な謀略の渦に巻き込まれ、なぜ日本は国家政策の基本を見失ったのか、いかにして「かれら」は日本の政策決定プロセスに関与できたのか?
 前回、大好評だった「ノモンハンの真相」の続編です。


とき   5月19日(水曜日)午後7時――(8時半まで)
ところ  高田馬場「大正セントラルホテル」三階会議室
会費   おひとり 2000円
講師と演題  茂木弘道氏の「続“ノモンハン”の真相」
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★宮崎正弘の新刊 予告!
 『中国財閥の正体――その人脈と金脈』(扶桑社、予価1600円)
 4月15日、全国一斉発売!
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★宮崎正弘の近刊  
『中国のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1500円プラス税)
『拉致』(徳間文庫、590円 プラス税、以下同様)
『ネオコンの標的』(二見書房、1500円)
『ザ・グレート・ゲーム』(小学館文庫、476円)
『胡錦濤 中国の新覇権戦略』(KKベストセラーズ、1460円)
『いま中国はこうなっている』(徳間書店、1500円)
『迷走中国の天国と地獄』(清流出版、1500円)
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(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2004 ◎
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創刊日:2001-08-18  
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