国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2004/03/29

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
    平成16年(2004年)3月29日(月曜日)
           通巻799号
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 次は日本の朝貢、しかし小泉訪中の手みやげは?
  ほくそ笑む北京、またまた世界中から嘲笑された日本外交
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 これほど日本における反中感情が沸騰した例は珍しい。
  どこへ行っても民衆の会話には中国罵倒の声しか聞こえない。

 尖閣諸島を侵略した中国の犯人らは沖縄県警が逮捕したにもかかわらず、日本政府の事なかれ官僚主義により、福岡入国管理局那覇支局経由で、はやばやと上海に強制送還してしまった。

 かれらは上海で”凱旋将軍”である。
 
 法務省の今回の特例措置についての解釈は「出入国管理・難民認定法の『刑事訴訟法の特例』を規定した第六十五条で、容疑者に同法違反以外の疑いがない時に限って直ちに入管に引き渡すことができる」とあり、この「特例」を適用したという。
 まるで特例を探していたみたいな卑屈さである。

 4月3日に福田官房長官の操り人形=川口外相が訪中、これを日中関係改善の”契機”として活用し、年末までに小泉訪中を狙うのが日本政府の腹つもりらしい。
 だから首相官邸は「これ以上日中間で関係がぎくしゃくするのは好ましくない」などと敗北的認識が渦巻いているようだ。

国家の基本哲学を敵に売り渡しておいて、よくこういう台詞を繰り返すことができるものである。

 一方、北京では「同胞を返せ、釣魚島(魚釣島の中国名)から出て行け」などと叫んで日の丸を焼いた侵略支援グループは僅か数十人だった。広州の日本総領事館前にも30人前後が集まり、上海の総領事館前でも少人数の抗議行動があったらしい。 

 だが中国共産党が真剣に懼れている事態はいつしか「反日暴動」がするりと「反政府暴動」に転嫁されることであり、職業活動家を、或る程度までは「抗議行動」なるものを黙認してガス抜きをするが、同時に反政府暴動を厳重に警戒しての警察動員をしている。

 尖閣諸島問題は、いまのところガス抜き装置の一つである。

 日本は犯人を厳正に勾留し、起訴すれば、ますます疑似反日暴動が拡大し、中国全土に反政府暴動が遼原の火と化していただろうに。。。。
またきっぱりと新幹線応札さえ拒絶できたのに。。
 惜しいカードを自ら失ったのである。

小泉外交、マイナス99点!
     ◎ ○ ● ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(読者の声1)尖閣諸島へ中国人が侵入し、これで北京・上海間の高速鉄道がフランス製ないしドイツ製となったら、まさに日本にとって万々歳ですね。ところで、尖閣列島の件で、アーミティッジ氏に、「Show the flag ; boots on the ground.」と日本政府から言ったら面白いですね。   (ST生、神奈川)

                ◎
(読者の声2)御紙昨日附け「これはクリントン時代に尖閣列島を守る日米安保条約の解釈を曖昧とした。。。」とあります。初耳でした。クリントンの助平には呆れ果てていましたが、ここまで中国よりとは。。5年ほど前でしたか、李鵬首相が「20年もすれば日本がなくなっている」とうそぶいた意味が分かってきました。地理的概念ではなく、日本人の頭から「日本を消す」という事だったのです。今回の日本政府の対応を見ていると、彼らの頭には既に日本という国家の概念が消滅しているようです。世界中から笑われている。「間抜け」の生きた標本だ。  (桃太郎)
          ◎ ○ ◎
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      台湾研究フォーラム[台湾研究論壇]
                       第60回定例会のご案内
 
■講 師 宗像隆幸氏(アジア安保フォーラム幹事・元「台湾青年」編集長)
■演 題 民進党政権の継続による“中華民国の崩壊”、“台湾国”成立へ

(むなかた・たかゆき)昭和11年、鹿児島氏生まれ。明治大学卒。同36年、台湾青年社に参加、『台湾青年』の編集に従事。著書に『ロシア革命の神話―なぜ全体主義体制が生まれたか』(1987、自由社)、『台湾独立運動的思想与戦略―為自由而戦』(1998、台湾・南冠出版社)、『台湾独立運動私記』(1996、文芸春秋)、同漢文訳(1996、台湾・前衛出版社)、台湾独立建国聯盟中央委員。

■日 時  4月4日(日) 午後1時30分〜4時00分
■会 場  文京シビックホール3F 第1会議室 (TEL 03-5803-1100)
                【交通】 営団丸ノ内線・南北線「後楽園駅」徒歩2分
                            都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩3分
                            JR総武線「水道橋駅」徒歩10分
■参加費  1000円
■懇親会  定例会終了後、会場近くにて(社会人3000円 学生1000円)
■申し込み 出席者は4月3日(土)夕方までに申し込みを(定例会/懇親会) 
            Eメール⇒ taiwan_kenkyu_forum@yahoo.co.jp
       FAX ⇒03−3626−1520
■問合せ  090−4138−6397
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日本の主権を回復しよう! 
 
4月28日、九段会館に集まろう
  『主権回復記念国民集会』

  
マッカーサーGHQが去って、日本が独立を恢復した日は4月28日です。「春の憂国忌」ともいわれる恒例の集い! 今年のキャッチフレーズは「主権の危機を果敢に乗り切れ」です。
 ★どなたでもふるってご参加下さい。予約も不要です。

 今年の登壇者 遠藤浩一、佐藤勝巳、島村宣伸、冨澤暉、松原仁
 世話人    井尻千男、入江隆則、小堀桂一郎
 とき     4月28日午後6時――9時
 ところ    九段会館大ホール
        入場無料
 問い合わせ  (03)3991−6173
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『いま中国はこうなっている』(徳間書店、1500円)
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創刊日:2001-08-18  
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