国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2004/03/26

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
    平成16年(2004年)3月27日(土曜日、臨時増刊)
           通巻798号
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「侵略者」を「活動家」と言い、即時釈放を要求する北京の厚顔傲岸破廉恥
 中国の新しい反日陰謀が開始された
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 日本の固有領土=尖閣諸島に不法に侵入した中国人の侵略者七名を、沖縄県警は「入管難民法違反(不法上陸)」の現行犯で逮捕した。

 沖縄県警は3月24日午後に、石垣島から第十一管区海上保安本部(那覇)のヘリコプターによって警察官を現場へ派遣し、侵略者たちを拘束した。

 これら中国の「活動家」らは札付きの政治屋で”反日”をメシのタネに昨年6月、10月、今年1月と三回もわが領海を侵略した。
  言論の自由のない国家に活動家が存在できるわけもなく当局のやらせ、というより第五列、諜報員のたぐいであろう。宣伝に演劇部員をよくつかったように、政治宣伝戦争の道具である。
 
 このうちの一人は2001年8月に靖国神社に侵入し、神聖な狛犬を損壊させた犯人でもある。
 主犯格の馮錦華は反日が売り物のウェブサイト「愛国者同盟ネット」を主宰しており、反日活動なら何処へでも顔をだすごろつきという(それにしても「錦華」などと日本で言えば「大和桜」のような名前ではないか)。

 米国務省のエアリー副報道官は「領有権を主張するすべての国、地域に自制を求める」とつれない発言をし、日本の領有権を曖昧にしたが、しかしながら「日米安保条約は日本の施政下にある領域への適用を定めており、尖閣諸島にも適用される」と明言した。
 
これはクリントン時代にモンデール大使が尖閣列島を守る日米安保条約の解釈を曖昧とした経緯から一歩前進と言える。
 
  北京では中国外交部の張業遂副部長が原田親仁・駐中国臨時代理大使と緊急に会見した。
 侵略者を活動家と言い募り、「日本側に不法に拘束された」と言いがかりを付けたうえで、「”釣魚島”(中国は勝手にこういう名前をつけている)とその周辺の島々は昔から中国固有の領土であり、中国はこれらの島々に争う余地のない主権を有する。国家領土と主権を守る中国政府と国民の決意は確固として揺ぎない」などと獅子吼した。
 そのうえで「七人の安全確保と無条件の即時釈放」を要求し、「さもなければ今後、事態は複雑化、拡大化をたどり、必ず中国国民の強烈な義憤を巻き起こす」と脅かした。

 強盗を庇い、「それは強盗に入った先に問題があるからですぐに釈放しなさい」と強盗の親玉が言っているようなものである。

  東京でも武大偉・駐日大使が外務省を訪れ、竹内行夫・外務事務次官に「もし日本側が独断専行によって中日関係を引き続き悪化させるなら、すべての結果は日本側が引き受けなければならない」と放言した。

 小泉首相は「全体の日中関係の阻害にならないよう対処したい」と間の抜けた発言に終始し、侵略の犯人らは「日本の法律に従って適切に対処する」と述べたのみ。
 
 こうした侵略行為や北京での日章旗焼き討ちに抗議もせず、ひたすら「冷静に」などと呼びかける日本政府は北京の出張所か。
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(読者の声)中国人"留学生"による福岡一家惨殺事件。その残虐、冷酷な犯行は人間の行為とは思えない。阿呆な日本人留学生の寸劇で、暴動騒ぎになったかの地で、逆の事件が起きたらどうなるか。閣僚が訪中、土下座しても暴動は続くだろう。それにしても日本のマスコミは、起訴状の内容を淡々と伝えるだけが多かった。なかには、過日起訴のニュースでNTV系、福岡放送が「事件の背景には、(犯人の)日本での生活苦があったと見られています。」と土下座報道した例もあった。
           (T.Y生、東京)
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日本の主権を回復しよう! 
 4月28日、九段会館に集まろう
 『主権回復記念国民集会』
 マッカーサーGHQが去って、日本が独立を恢復した日は4月28日です。「春の憂国忌」ともいわれる恒例の集い! 今年のキャッチフレーズは「主権の危機を果敢に乗り切れ」です。 “” どなたでもふるってご参加下さい。

 今年の登壇者 遠藤浩一、佐藤勝巳、島村宣伸、冨澤暉、松原仁
 世話人    井尻千男、入江隆則、小堀桂一郎
 とき     4月28日午後6時――9時
 ところ    九段会館大ホール
        入場無料
 問い合わせ  (03)3991−6173
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『中国のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1500円プラス税) 
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『迷走中国の天国と地獄』(清流出版、1500円)
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(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2004 ◎
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創刊日:2001-08-18  
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