国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2004/02/06

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
     平成16年(2004年)2月6日(金曜日)
通巻 第756号
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 またまた鳥インフルエンザで被害を隠蔽
          すでに中国国内で数十名が死亡の可能性
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 中国農業省はペンディミック(感染爆発)疑惑の拡がる鳥インフルエンザ(BIRD FLU)に関して記者会見し、「疑い例」を含めて本土二十三カ所で感染拡大防止のためおよそ121万羽の家禽(かきん)類を処分したと発表した。
 しかしすでにそれ以前に死んだとされる家禽類は4万9200羽である。
 
 中国で鳥インフルエンザの感染が公式的に確認されたのは一月。爾来、農業省の記者会
見は2月5日までなかった。

 また中国農業部は「国家鳥インフルエンザ参考実験室」の鑑定結果を公表し、「湖北省・武穴市と湖南省・武岡市の鳥インフルエンザ感染の疑い例は”H5N1ウイルス”に感染している」事実を確認した。

 ほかにも安徽省・広徳県と馬鞍山市雨山区、上海市南匯区、広東省・掲東県の四地区でも鳥インフルエンザの疑い例が確認された。

 中国の三分の二に汚染は拡がっている懼れが指摘され、当該地域では消毒作業を進めているが、人に対する感染は確認されていない、とした。

 さらに中国は国連やWHO(世界保健機関)に連絡をとった、と発言したが、WHO側は「1月30日になって中国から報告があった」(タイムズ、04年2月2日)。  

 どっこい。
「中国国内で「鳥インフルエンザ」でヒトの死亡はすでに数十名に達しており、しかもそれを報道しようとして新聞記者が脅迫されて報道を差し控えさせられた」と英国の「タイムズ」が伝えた(04年2月2日付け)。

 SARSも軍とマスコミが報道しなかったために対策が遅れた。もし事実の隠蔽が事実とすれば、SARSどころの騒ぎではなくなる。
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(サイト情報)米陸軍戦略研究所のウィリアムラップが「日米同盟の将来」を論じた論文(98ぺーじ)。著者はスタンフォード大学で国際関係PhDを修めた。東京の世界平和研究所でリサーチフェローでもあった陸軍中佐。 "PATHS DIVERGING? THE NEXT DECADE IN THE U.S.-JAPAN SECURITY ALLIANCE," by William E. Rapp, Strategic Studies Institute, Department of the Army, January 2004.(PDF, 98p)
http://www.carlisle.army.mil/ssi/pubs/2004/paths/paths.pdf
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<<宮崎正弘のロングセラーズ>> 
「胡錦濤 中国の新覇権戦略」(KKベストセラーズ、1460円+税、以下同様)
「いま中国はこうなっている」(徳間書店、1500円)
 「迷走中国の天国と地獄」(清流出版、1500円)
「拉致」(徳間文庫、590円)
 「ネオコンの標的」(二見書房、1500円)
 「ザ・グレート・ゲーム」(小学館文庫、476円)
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(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2004 ◎
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創刊日:2001-08-18  
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