国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2003/12/26

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
    平成15年(2003年)12月26日(金曜日)
通巻 第732号
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 安全管理の劣悪さ、ついに天然ガス田にも最悪の被害
  重慶のガス爆発にみる中国のセキュリティ感覚
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 国家の過剰防衛に熱心でも庶民のセキュリティ対策はあまりにも低くて劣悪だ。
 
 ニューヨーク・タイムズが書いた。
「中国は共産党に不利な事件や人為的事故が発生した場合、第一報はのろのろと遅く、しかも被害が低めの報道をする。救援システムの未整備と、たとえば当局と病院との貧弱極まりないコミュニケーションの悪さがこれに拍車をかける」。(12月26日付け)。

 新華社が第一報を伝えたのは12月25日だった。
 重慶市郊外・開県高橋鎮の天然ガス田でガス噴出事故が起こったのは二日前の23日である。
深さ4000メートルだが、発掘ドリルが三百メートル内外に達したところで脇からガスが吹き出したらしい。
作業員と付近住民、191人が死亡したと新華社は伝えた。

 この事故は毒性の硫化水素を含むガスが高さ30メートルまで噴き上げ、住民に中毒症状がみられた。現場の周辺およそ四万人が緊急避難した。
 
 高橋鎮のほか、麻柳郷、天和郷などの村落に影響が出ており、重慶市から食料や冬物衣類、毛布などが緊急に配布されているという。
 
現場は、重慶市から北東に約330キロ離れた開県高橋鎮。中国石油・西南油気田分公司川東北ガス鉱田で、埋蔵量が500億〜600億トン。
 
中国では毎年毎年、五千人から八千人の炭坑夫が「事故」で死んでいる。多くは安全基準を満たしていない廃杭である。
 地元のボスが廃坑としって買い取り、奴隷のように労働者を駆使して作業を続けながら安全対策をなおざりにしているからである。
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 (おしらせ)▲明日12月27日から来年の1月4日まで小誌は休刊となります。それでは読者の皆さん、良いお年を!
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(読者の声)最近またもや北は、何ともアヤシゲな正体不明のNGOや平沢議員を使って拉致問題でチョッカイかけてきている。北は何故正規の政府間の交渉ルートを通さずに、何度も何度も繰り返し同じ内容の同じく”見えすいた”しかも”姑息”な手段を取り続けるのであろうか?
北の真の狙いは”金”にある。北は被害者家族がどうしても我慢できなくなれば、あるいは日本の世論がしびれ切らして政府を攻撃すれば、政府は”金”を出さざるを得なくなると依然信じているからである。つまり拉致犯罪者が警察が関与すると金が取れないので、被害者家族の焦りをついてと何とか直接交渉したがるのとまったく同じ構図である。
しかもよくみると対米交渉にゆき詰まると、中・日・韓・露間の隙間を利用し、これまでけんもほろろな態度を豹変し、何とか交渉の引き出しを計ろうとする。で、それでもうまく行かないとメデアを通して相手国をヒステリックに攻撃し泣き叫き出す。正に情痴にに狂った中年女の執念と手練手管そのものである。歴史的にみるとこの北の態度は、昔”高句麗”が隋・唐と行った外交交渉とそっくりである。
たしかに高句麗は一時的には有利に運んだが、結局は唐・新羅連合軍に滅ぼされ元も子も失ってしまう。北の異常な我執は正に彼等の先祖の血を受け継いだ民族性によるものである。そう思うと彼等の自滅はそう遠くないような気がする。彼等はもう喉から手を出るほど金を欲しがっている。で一度払えば味を占め、その後は際限なく要求してくるのも、この種のアングラ世界の常套手段である。手の打ちようの無いときは、相手が吠えるだけ吠えさせて、じっと待つのも立派な外交手段である。
(MI生)
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