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≪ WEB 熱線 ≫≡アジアの街角から≡

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≪ WEB 熱線 第1118号 2008/12/31_Wed―アジアの街角から―≫

2008/12/30

┌―――――――――――☆☆ 今号の目次 ☆☆―――――――――――┐

│・表上海!裏上海? 異国経営の秘訣をゴルフ場に観察 -- 半日半華人さん

│・インド事報 ------ インド、2013年火星探査機打ち上げ計画
│          └--------------------------------- はぐれ雲さん

│・寄稿記事 -------- 田母神氏論文問題へのご意見に -- 歯軋りゴマメさん

│・読者の広場 ------ (=∵=)

│・あとがき -------- 過年[ロ拉]〜♪過年[ロ拉]〜♪

│〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

◇―――――― 新しい読者の皆様、ようこそ!! (^o^)丿 ――――――◇

│1.週3回・月水金のお届けですが、月→水→金 という流れではなく、
│  「月→月」「水→水」「金→金」というサイクルになっています。

│2.タイトルは同じですが、月曜日号・水曜日号・金曜日号は、それぞれ
│  別々のマガジン、と理解してもらったほうが分かり易いと思います。
│  更に頻繁不定期で「アジアビジネスの現場から」号が配信されます。

│3.ライター兼編集発行の私 OJIN とライターさん数人で執筆しています。

│4.内容の転載や引用は自由ですが、必ず「出典元の名称とURL」を併記
│  して下さい。一報頂ければこちらも案内リンクを架けさせて頂きます。

◇―――――――――――――――――――――――――――――――――◇

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┃▼▽ 表上海!裏上海? ▽▼


☆ 異国経営の秘訣をゴルフ場に観察 ――――――――― 半日半華人さん


ーーーブームとは必ずしも業界全体にプラスとは限らない??

二週間前から受付開始の異国ゴルフコース。ようやくとれた予約はAM5:5
8スタート!?…という事は…集合時間は‥夜の小姐達が床に就く‥日出前の
AM4:30!?

華の金曜日、夜の巷のネオン紅灯と若妻を振切り早寝、、翌日の我が身の為で
ある――――。

目覚し時計が鳴るーーー、辺りは真っ暗、寝ぼけ眼の運転に「早朝割引」なん
かない――――。これで日本何分の一のプレーフィーなら文句もないのだが‥
ほぼ同額…否…コースによっては更に高額かもしれない――――。

さて皆様は、

このような満員御礼状況なら、異国のゴルフ場経営は皆、さぞ大儲けと思うか
もしれないーーーが、私自身も耳を疑る経営不振の噂も少なくない。

「どういうこと?」

眼の前には打順の順番を待つ長蛇の列、お帰りの際も清算カウンターは行列。
これで赤字とは相当なボンクラ経営(運営)と思うのだが、支配人曰く「平日が
閑古鳥」〜〜〜なんとなく納得しかかるが…チョッと待った…日本も同じ筈?

実は、泣き言の裏に真実が隠されている。

経営難の業界なら最早これまで・・・異国政府はコ−ス開発許可をストップ、
建設ラッシュで既に上海近郊にゴルフコース十数ヶ所と乱開発。採算とれない
のに大型投資はない筈??

しかも、各百貨店には続々と世界の有名ゴルフショップが輸入新製品を並べて
開店する様子は、正に異国ゴルフの幕開け→ゴルファー人口急増のはずなのに
に何故経営難?ーーー不思議に思う。

弱気発言の共通点は《早期オープン》《18ホール》そして《日系法人》。

どういうことだろうか??…日系といえば名門の筈、堅実経営は異国に不向き
なのか??ーーー実はここに日系最大の弱点が隠されていた。

名門&堅実といえば聞えは良いが、変化好まぬ旧態依然とした運営方針は時に
経営努力を欠くアグラの姿勢ともいえる――――。即ち、日系ゴルフクラブは
→《婆》ーーー選択の余地なき場合は婆でも女・・・しかし本命小姐登場まで
のこと「そんなことはない!」「ほんとに…?」

ではプレイヤー=消費者側から見た日系ゴルフクラブは如何に・・・

ーーー先ずは予約、

人気置屋なら、毎回の御贔屓さんに「予約で一杯で」とお断りするだろうか?
メンバーが予約困難とは、いったい何の為の会員制なのか?=基本中の基本。

だが邦人の場合、所詮法人会員権と不平不満も我慢する。しかし個人会員=法
人会員も個人経営者)が基本の異国人はとっとと愛想を尽かして浮気が当然。

彼等はプレイ対象から会員権相場の投資対象に移り気し、年会費滞るのも商売
のイロハのイ。これにたいして運営側も、予約問題から決して強気発言はでき
ない弱味がある。

だが、本当の問題はここから。

上で「平日閑古鳥」が経営を圧迫と聞いたが、さて平日利用といえば何方様が
ターゲットだろうか。邦人の法人会員が平日利用など、特別な理由がなければ
困難なのは誰でもが知るところ。

なのでレディスデーと総経理夫人に割引料金&送迎を行うが…主婦業は、小さ
なお子様抱える家庭ではそう簡単に毎日ゴルフなどできる筈もない。

となると利用客として最も魅力的なには個人経営者、の筈だが、それを追出し
たのは誰?…己で己の首を〆る愚行――――。

「平日はウエルカム〜♪」馬鹿言ってるんじゃありません。

面子重んずる異国人、平日練習して休日は同伴者に見栄披露が当然、ーーー本
番不可で、キスまでの小姐の人気はないのです〜〜〜

更に、メンバーの国籍に配慮がないため、国籍別利用曜日&時間帯に効率化も
望めない。他の外資系ゴルフクラブはそうして混雑分散=運営が巧み→例えば
台湾ゴルファーを土曜日&日曜の午前中に見掛けるだろうか…知恵は生きてる
間に使うべし――――。

続いて、絶世の美人もマンネリ○○○は3回までの私。(←私だけ?)

兎も角、他の外資系は18ホール→36ホールやレイアウト変更。同じプレー
料金なら、----いつも小姐固定と新人多数なら貴方はドチラをお選び?=顧客
心理学。

更に、変わり映えせぬ店も、コスプレ1つで大変身する。毎回変わる小姐コス
チュームの如く《木を植え》《砂場を作り》プレイヤーに飽きさせない努力は
報われるのだ。ところが、

日系の場合、「やってますよ」「何処?」=(嫁)「今日の私違うでしょう?」
識別困難では効果はないでしょ。

このような異国で、侘び寂び精神(?)はコースのデザイン面にも表れ、お客の
好みと外れ(私は割と好きだが)、BMWオープンは富士山と万里の長城クラブ
へ、VOLVOオープンは果てなき砂漠コースが開催地…実は邦人ゴルファー
も多少不満。ーーー貴方だってわざわざ異国で…撫子と小姐…一夜を共にする
のは(純)でなく日本(風)の筈。

日系ゴルフクラブの敗因は、

日本意識《強》が、異国での運営ということを忘れさせたのかもしれない。
ところが、
弱点を素直に認めたくない気持は理解もできるが、「○○の所為」と責任転嫁
の付け焼刃、例えば「当コースもカート導入」と自信満々..だが逆効果。今や
カートなんて当たり前…他の外資系では、無料冷飲料等のサービス付だよ。

しかも、本来コース計画が杜撰で、目論見んだプレーのスピード化も、実際は
非効率とデザイン性も損うチープ感、喜ぶのは重労働が楽に成ったキャディー
で益々横着=サービス精神格差も不評。ーーー経営悪化打開策の筈が逆効果。

で、末期的症状に陥るゴルフクラブは一番重要な事を見落す。

利用客は如何なる目的でわざわざ「ここ」にやって来るのだ?=当然ゴルフ。
実に当り前の事が疎か=《できていない》それを日本語では「怠慢」と呼ぶ。

例えば「グリーン」

異国の夏は毎年恒例、芝の病気に苔?→侘び寂びの演出?確かに風土病なのか
もしれないが、毎年同じ言い訳では「予防は運営責任」と言いたい気分。何故
なら、全ゴルフクラブが被害に遭っているわけではなく、まるで指名制の如く
では、管理不足の称号がお似合い。

夏季営業成績「○○と××は駄目」が、そのまま反映している。しかも、

今年はこれにキーパー手抜き(or人件費節約?)が加算され…傾斜も芝目も無関
係…ボウボウは小姐の下半身だけで充分…のグリーンに不満続出。

300Yドライバーも10cmパットも一打は一打のゴルフ、「手入不備」は人
気急降下が当然と思うが、、それでも無頓着なのは謎だ??

これが「ラフ」の手入までも雑草だらけと同じ有様では、何時の間にか「ここ
…潰れるの?」(噂)。

更にコース評価、

「バンカー」…砂があって当然…砂場ゆえバンカーのはずなのに、土肌覗く状
況で、支配人の「長雨で…」も言い訳無用!の声が挙る。

このように、クラブを名乗るには最低限のサービスすら蔑ろにしている《元》
名門コースに明日は訪れるのだろうか。なにも大金を投入してまでの全面改装
など望んではいないが…己の特徴を自ら棄てているような姿勢に疑問符。

上海一高速グリーン&(超)癒し系&池絡みトリッキーは、ーーー最早全て過去
の話となった。中途半端がお似合いなのかもしれないが、異国はピンキリの世
界…客離れは当然の結果…かも知れない。


ーーー今回、異国ゴルフ場を例に皆様にお伝えしたかった事は…

日本では出る杭は打たれるのかも知れないが、異国では逆に「何か1つ」抜き
ん出た点がなければ雑踏の中に埋もれてしまう。ーーー覚えておいて欲しい。


                        = この稿おわり =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

 「異国経営の秘訣をゴルフ場に観察」

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締切:2009年01月03日18時00分
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「表上海!裏上海?」 ▼ 過去記事はこちら!
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┃▼▽ インド事報 ▽▼


☆ インド、2013年火星探査機打ち上げ計画 ――――― はぐれ雲さん


12月24日、インド宇宙研究機関(ISRO)は、今後の宇宙探査計画を発表
した。

インドは10月に「チャンドラヤーン1号(サンスクリット語で月の船の意)」
月面無人探査機の打ち上げに成功、この成果を踏まえての計画である。

まず、2012年に「チャンドラヤーン2号」を打ち上げ月面着陸、ロシアと
共同開発する月面探査車(ローバー)を使い月面を探査する。

2013年には火星探査機を打ち上げ、火星の周回軌道に乗せる。探査機は現
在設計段階で2009年に設計完了予定。

2015年には、インドで独自開発・国内製造した宇宙船を打ち上げる。イン
ド人宇宙飛行士2名を搭乗させ、7日間宇宙に滞在させ地球に帰還させる。現
在、バンガロールの宇宙飛行士訓練所を建設中である。

尚、有人飛行に先立ち、2012年にはロシアの宇宙ステーションにインド人
宇宙飛行士を送り込み訓練を積む予定。

インド政府は2007年に‘大学院大学’型の「宇宙開発・技術大学」の設立
を決定している。優秀な人材を集め、更に磨きをかける方針である。

発表は12月24日、Xマスイブ、インド国民へのプレゼント的発表かも知れ
ないが。計画は計画で遅れるだろうが、遅々として進んでいるインドである。

インドの宇宙開発や原子力開発に関しては冷ややかな目で見ている人が多い。
「軍事目的が腹の中にあるのだろう」とか「貧困国インド、他に金の使い道が
あるだろうに」など、様々な意見がある。‘もっともな感情’でもある。

インドは1947年独立後直ぐ、「原子力」や「宇宙」など、科学に関するイ
ンド独自の基本方針を明確に設定しており、その基本方針に沿って着々と開発
を進めてきている。

国家基本方針は1958年の「科学政策決議」で採択され、宇宙開発に関して
は、1962年に「国家宇宙開発委員会」を設立、1969年にISROに改
組、1972年には「インド宇宙省」が設立されISROは「宇宙省」に組み
入れられた。

「宇宙省」以外には「科学技術省」「科学工業研究省」「原子力省」「海洋開
発省」「バイオテクノロジー省」「電子工業省」「環境森林省」などがある。

科学に対する取り組みには「インド独自の考え方」があり、基礎研究、応用、
そして教育など、全般に亘る振興策を実施している。「インド人の頭脳」の国
家的育成策であり、基本は全て「科学の平和利用」にある。

基本を=建前に翻訳する人もいるが、「法」を最重要視するインド、「基本は
基本として重要」なポイントである。

国際政治で、「科学」は武器になる。

今後、どのように利用されるか、21世紀以降の課題だろう。インドは科学の
パワーバランスも重要視している事は確かである。

インドの衛星打ち上げ成功率は極めて高い。欧州勢と提携し、印欧共同で衛星
打ち上げビジネスを拡大している。今年は、日本の民間衛星も打ち上げた。N
ASAとも協力関係にある。ロシアとも協力関係にある。

NASAの従業員の4割弱はインド人・インド系アメリカ人、最近はNASA
職員の中で、ISROへの転職希望者が出てきているらしい。守秘義務の問題
も出てくるかも知れない。世界は益々グローバル化が進行している。インド独
自の開発としながらも「世界の頭脳による開発」に近い。

中国、日本もそうだろうが、愛国心的、国威掲揚的な要素が濃い。インドも国
威に関する意識はあるだろうが、純粋「科学」開発的な色彩も濃い。

日本は「貿易立国」から「技術立国」に転じつつある。しかしながら「科学=
技術」に関する国の支援・教育体制は極めて脆弱といえる。技術開発は殆ど民
間企業に委ねているのが実態だろう。

大手民間企業経営者も同様のようだ。

技術開発している民間企業…、圧倒的に下請けの中小企業が多い。例えば自動
車などの技術開発は、殆どが中小自動車部品メーカーの技術開発努力の賜物だ
ろう。

部品の種類は2万種類もあるといわれる。自動車メーカーが巨額な利益を享受
できたのは、中小部品メーカーに技術開発費を十分払っていない為、だろう。

常に部品メーカーは過当競争状態に置かれている。命令に従うしかない。日本
の自動車メーカーに競争力があるのは当然といえば当然である。中小部品メー
カーから技術開発費を搾取する構造だろう。

この数ヶ月、不況を乗り越える緊急対策に焦り戦線縮小、その「しわ寄せ」は
中小部品メーカーに行く。倒産の危機に直面している企業は多いだろう。結果
として日本の技術基盤を弱める事になれば、将来的に大きなマイナスになる。

国も大企業も、日本「技術」を再認識し、「頭脳」「技術」を支援・育成する
基本方針に転換する必要があるのではないだろうか。日本の「技術」は、日本
の財産だろう。


ーーー今の「しわ寄せ」は将来「我が身」に振りかかってくるに違いない。

ーーー宇宙技術などは、完全に中国やインドに追い抜かれている。


                        = この稿おわり =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

 「インド、2013年火星探査機打ち上げ計画」

◆−う〜ん、日本もガンバレ!
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◆−まあ、あせらず無理せずに
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◆−国民も政府もアホだから仕方がない
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締切:2009年01月03日18時00分
協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/

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「インド事報・インド徒然」 ▼ 収載ページはこちら!
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┃▼▽ 寄稿記事 ▽▼


☆ 田母神氏論文問題へのご意見に ――――――――― 歯軋りゴマメさん


トーモンさん、紋起さん、コメント有難うござりました。返信が遅れ、相済み
ませんです。 http://chinachips.fc2web.com/argue/081217.html

実は昨日、メルマガ「軍事情報」で、防衛省の制服組と背広組との間の反目が
かなりのものになっとるということを知りましたのじゃ。こんな状況では、仮
に「建白書?」等を出しても、トーモンさんの言うように、事前に握り潰され
てしまうのがオチじゃろの。

田母神氏自身は、日本が対米隷属状態にあることに非常な不満を抱いていたと
のことじゃが、こうした背景を考えれば、氏が先ず自虐史観からの脱却を意図
した選択は間違いではなかった、との紋起さんの意見は成程と思え、また氏が
何故一民間企業の企画に乗ったのかゞ分かったように思えた次第じゃ。

然しながら、紋起さん、

制服組と背広組が反目し合い、省内が一枚岩でないことのほうが「自虐史観」
などより遥かに隊員の士気に悪影響を与えるものじゃなかろか。確かに「政府
見解」なる看板が残ったまゝなのは問題であり、それ故に田母神氏はその看板
外しの切欠になりゃせんかと「我が身を省みず」特攻機に乗り込んだのか、と
今にしては思える次第。

紋起さんによれば、この「看板外し」には個人でもできる部分があるとのこと
じゃが、矢張りこれは個人でできる範囲を超えとるのじゃなかろか。

そしてこの制服組と背広組の反目は、看板の問題以上のものじゃなかろか。未
だにこんな事をしとるのかと驚きに耐えないが、これじゃかの統制派と皇道派
の争いの状況とまるで変わらんではないか。

結局のところ、こうしたゴタゴタは、「敗戦責任の総括」を怠ってきたことに
由来しとるように思えてならんのじゃ。

ところで、紋起さんのコメントの中で気になる点があったのでお訊きしたいの
じゃが、

小生の投稿は「日米離反」を促すもので、中共工作員に毒されたものなのじゃ
ろか?ーーーわしにゃそういう心算は毛頭ないんじゃが、、。

それから、アメリカから独立すると、法的には即安保条約破棄となるものなの
じゃろか?ーーーわしゃそれは全く別のことゝ思っておったのじゃが、それは
間違いなのじゃろか?

アメリカに対して独立している、或いは自立しているということが即「離反」
にはならんと思うんじゃが、紋起さんにそのように受け止められて大いに困惑
しとる次第。

ロシア政治経済ジャーナルの北野氏は、日本は常に依存先を求めていて、目下
はアメリカだが、そのアメリカがコケそうな今、次の依存先をこともあろうに
中国にしようとしていると非常に懸念しており、もういゝ加減に自立せよ、と
説いている。

小生もその通りと思い、その心算で書いてはおるのじゃが、それが「中共工作
員云々」ときては将に大ショック。また、憲法9条改正や安保条約を不要とは
書いてはおらん心算じゃが、そのように受け止められておる面が感じられ意外
じゃった。

然し乍ら、小生の文面に誤解を招く処があったかと反省はしとりますーーー。

安保条約については、

東シナ海についてのアメリカの関心が薄れつゝあるように感じられる今日、対
中国防波堤として現状のまゝでよいのか、必要とあらば見直しの折衝をせにゃ
ならんと思うが「自立」の心が求められるのはそんな時ではなかろか。

中国の場合、安保条約があったとて安心はできない。

「有事」の判定はアメリカに委ねられていると聞いたことがある故、アメリカ
の黙認の気配を少しでもキャッチしたら必ず出てくるんじゃなかろか。そして
アメリカが「黙認」しないという保証はないようにも思える。

北京は、民主党のかなりの要人を買収しておるとの話もあり、オバマ政権の発
足は、日本にとって相当にヤバイ面もあるんじゃなかろか。

以上はまぁ妄想に近いかも知れんが、最悪の場面も想定においておくのは国防
の基本と思うが、現状はどうなっとるんじゃろうか。制服組と背広組が反目し
合ったり「論文事件」でゴタゴタを起こしている場合じゃなかろうと思う。

トーモンさん、紋起さん、何やらごちゃごちゃと書いてしまいましたが、今後
とも宜しゅう願いまする。返信が遅れてしまったこと重ねてお許し下され度。


                           = おわり =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

 皆様の感想やご意見をお待ちしています。 ojindesu@hotmail.com
 http://form1.fc2.com/form/?id=273573

┌─┬───────────────────────────────┘
│●│「マッカーサー議会証言の認識錯誤」
└─┘
◇ 刮目させられる素晴らしい内容! ---------------------- 37人 (79%)
◇ 一部肯んぜられないところもある ----------------------  7人 (15%)
◇ この説は妄想言である! ------------------------------  3人 ( 6%)

┌─┬───────────────────────────────┘
│●│ お寄せいただきましたご意見や感想。
└─┘
┌──────────「tengoriさん」

紋起さんの論述にはいくつかの問題点があると思います。 

ただ「日本は悪くなかったという僅かな記述にすがり付く傾向があるように思
う」といふのはそのとおりで、日本は内在的な論理から侵略でない所以を説明
していく必要があるでせう。ーーーその過程で、傍証としてマッカサーの発言
を引用するのは問題ありません。

お教えいただきたいのは、紋起さんは「dictated by security」について、小
堀氏の訳から渡部氏が結論を出したと書き、訳自体についていろいろな解釈が
あると述べている。

1.いろいろな解釈とはどのような解釈であり、どの解釈を紋起さんは妥当と
みなしているのかということ。

2.仮にも渡部氏は英語の専門家であり、原文を参照していただろう可能性は
高く、小堀訳についても妥当と評価していたのではないか。(小生が普通に読
んでも小堀訳に問題点は見出せない)

また、渡部氏が「マッカーサーは東京裁判の誤りを認めた」と書いているのは
間違いだとの主張ですが、渡部氏は「マッカーサーは日本が侵略戦争をやった
ことを公式に否定した」と述べているだけです。

また、マッカサーの本心ということで「回顧録」から引用されていますが、

回顧録は、自分に都合の悪いことを隠蔽するために、真実を歪曲している箇所
が多々あるようですので、回顧録だから本心といふのはナイーブ過ぎるかと思
ひます。例えば、

「東京裁判はマッカーサーの責任外で、裁判の最終的判決を伝えてそれを実行
することだけが義務であった」などは、如何にも自分の権限がなにもなかった
やうな記述ですが、実際は違って、絶対的な権限をもっていたことは東京裁判
の記録を読んだ者であればすぐ分かることです。

他にも、自分が押し付けた日本国憲法について、幣原首相の提起であったやう
に真実を糊塗している点が良い例です。ーーーこの嘘については、江藤淳氏が
厳密に考証して論破しています。

以前に他のブログに投稿した内容で少し長いですがご参考までに下記します。
┌--------
ところで、憲法9条の発案者のことが話題になっていますので投稿させていた
だきます。

発案者は明確にGHQです。ーーーこのあたりの精緻な検証は江藤淳の「19
46年憲法ーその拘束」に論述されています。同論文は、現行憲法、特に9条
の成立過程を論じる場合の必須の文献かと思います。

略述すると、

占領時の検閲を担当していたCCD=民間検閲支隊の報告書:削除・発行禁止
処分対象に「SCAP=連合軍総司令部が憲法を起草したことに対する批判」
とあり、同じく次項に「検閲制度への言及」とある。即ち、日本国民には検閲
しているということを知らせずに検閲するという隠微なやり方である。

また、昭和21年2月3日に、マッカーサーは総司令部民政局に日本政府を指
導(=guide )するために、特に次の三点を含む独自の憲法草案の起草を命じて
いる。そうして、いわゆる“戦争放棄条項”はこのマッカーサーノートの中に
初めてあらわれるのである。

その三点中の一点が次のとおりである。(他の二点は省略)

「国家主権の発動としての戦争は廃止される。日本は紛争解決の手段としての
戦争のみならず、自国の安全を維持する手段としての戦争をも放棄する。日本
はその防衛と保全とを、今や世界を動かしつつある崇高な理想に委ねる。

日本は、陸海空軍を維持する権能は将来ともに許可されることがなく、日本軍
に交戦権が与えられることもない」ーーーこの指示に基き、民政局は2月10
日に憲法草案を完成させている。

いわゆる“戦争放棄条項”は、第8条として次のように規定された。

「国家主権の発動としての戦争は廃止される。他国との紛争解決の手段として
の武力による威嚇、または武力行使は永久に放棄する。陸海空軍その他の戦力
を維持することは許されず、国家の交戦権が認められることもない」

そうして2月13日に、民政局長ホイットニーが日本側の外務大臣以下(白州
次郎を含む)に草案の受託を脅迫・強要したのである。

また、外務省の記録に明白に書かれているが、その席でホイットニーは次のよ
うに発言している。

「改正案は、あくまで日本側の発意に出づるものとして発表せらるること望ま
しく、万一米国提案が世間に漏れるときは甚だしき双方の不為なれば、秘密保
持に甚大の注意を払われ度く、尚、改正案は総選挙前に発表するを適当とす」

これほど明白なのにも拘わらず、日本側発議の説が流されるのはマッカーサー
回顧録に幣原首相から“非戦条項”の提議(1/24)があったと記述されているた
めである。

しかしこの内容は、アメリカの学者からも信憑性に乏しいとして斥けられてい
る。ーーー多くの論拠があるが、

1−再三の閣議を経て2/8にGHQに提出された日本政府の憲法草案には、
戦争放棄条項はないどころか、「天皇は軍を統帥す」の規定があり、幣原首相
の提議とは全く相違する。

2−もし首相の提議があったとしたら、吉田外相・松本国務相=日本国憲法草
案担当)がその内容を聞かされていない筈がなく、2/13の会談でGHQの
草案を見せられて愕然とするはずがない。

3−厚生大臣芦田均氏の日記(3/5)の記述

「午後2時過ぎ再開の閣議に、白洲次郎氏が英文の総司令部案十部を手にして
出席。総司令部は、この草案を本日中に日本政府が受託するかどうか回答すべ
きであると要求していると発言した。(中略)
同八時、首相は陛下への奏上の結果を報告した。陛下はいまとなってはいたし
方あるまいとおっしゃったという。

総司令部案に意味不明の点もあるので、文章上の手直しを安部(能成)文相に一
任して、同九時十五分閣議を終了。閣議終了の直前、幣原首相は特に発言を求
め、次のようにいわれた。「かような憲法草案を受託することは極めて重大な
責任である。(中略)
だが、今日の場合、大局の上からそのほか往く道がないと思う」」

4−民生局員ハッシーの証言

昭和25年4月に幣原氏に会った時、「幣原は1949年末の新聞記者会見に
おいて、マッカーサー元帥が第九条の作者は幣原であると述べたことによって
自分は迷惑していると語った」

5−1946年1月30日に来日した極東委員会代表に対してのマッカーサー
の談話:
┌--------
どんなによい憲法でも、日本人の胸元に銃剣をつきつけて受託させた憲法は、
銃剣がその場にとどまっている間だけしか保たないというのが自分の確信だ。

占領軍が撤退し、日本人の思い通りになる状況が生まれた途端に、彼らは押し
付けられた諸観念から独立し、自己を主張したいという目的だけのためにも、
無理強いされた憲法を捨て去ろうとするだろう、これほど確かなことはない。
└--------

6−1953年12月に、講和後初の国賓として来日したニクソン副大統領の
日米協会での演説:
┌--------
もし1946年において非武装化が正しかったとすれば、何故にそれが195
3年の現在誤りであるのか!
(中略)
私は、これから公務についている人間が果たさなければならぬ務めを一つ果た
そうと思います。今日只今、この場所において、私は合衆国が1946年に誤
りをおかしたことを認めます。
└--------

このようにマッカーサーは、ポツダム宣言および国際法に違反して自分の押し
付けた憲法、なかんずく第9条を、その違法性が見えないように幣原からの提
議という話にでっちあげた。ーーー幣原および事情を知る関係者も、検閲によ
り反論すらできなかった。

また、幣原の回想録=死後1951年に出版)での記述;

「よくアメリカの人が日本へやってきて、こんどの新憲法というものは日本人
の意思に反して総司令部のほうから迫られたんじゃありませんかと聞かれるの
だが、それは私の関する限りそうじゃない。決して誰からも強いられたんじゃ
ない」も、

当時はまだ占領継続中で、検閲により本当のことは言えなかった。しかし前述
の、彼に共犯関係を強要した当の民政局員には本音を打ち明けて抗議すること
ができたのである。

マッカーサーは日本を過大評価していたのか。

GHQの「 War Guilt Information」によって洗脳された日本人は、戦後60
年を過ぎても、半人前の国家とすべく押し付けられた憲法を、

ーーーなにも考えずに保持している体たらくであるーーー

└──────────

┌──────────「hideおじさん」

私の知る限り、マッカーサーのどの証言を見ても「東京裁判は誤りだった」と
いった記録はありません。また、彼が「日本は侵略戦争をしていない」と言っ
たものもありません。

ただ、占領を通して彼は日本への理解を深めていった、というところからいろ
いろ憶測が生まれたのかもしれません。

一説によると、マッカーサーは、1950年ウェーキ島でトルーマン大統領と
会った際に「東京裁判は誤りだったと証言した」という話もありますが、文章
で残っているのかどうか判りません。

そもそも「侵略」の定義すら確固たるものがないにも関わらず、「侵略した」
とか「侵略ではない」という議論に実があるようには思えません。

私は「侵略」も「自衛」も紙一重、だからこそいまだにいろいろな意見がある
のだと思います。ーーー誤解を恐れずに言えば「侵略国家といわれようが何と
いわれようが、それがどうした」というのが私の正直な気持ちです。

岩波の広辞苑に載っている「他国の領土に侵入してその領土や財物を奪い取る
こと」だったり、日本共産党の解釈「侵略したかどうかは、その戦争の目的が
自国の領土の拡大、他国の支配を目指していたかどうかが指標になる」という
ことが「侵略」の定義であれば、日本の行動が全てにおいて無謬であるとは思
いません。

しかし、そうであれば、欧米も中国もみな多かれ少なかれ「侵略国家」です。

大戦のさなかでも、また終戦後においても、欧米の軍関係者、政府要人、マス
コミ、さらにGHQ関係者からも「東京裁判」に対する批判や、日本が侵略国
家であることに疑義を申し立てる人が多くいたにも関わらず、

勝者の論理である「東京裁判史観」を、何の疑問も持たずただ受け入れ、それ
以上考えようとしない私たち。また、異論は一切受け付けない意固地な態度こ
そ、将来に禍根を残すことになるのではないかと危惧しています。

└──────────
 ▼
┌──────────「紋起さんから」

tengori氏へ、hideおじさん氏へ、老玩童 OJIN 氏へ、

拙稿にご指摘を頂き、ありがとうございます。

1.「By security」の幾つかの訳は、Whikipedia のマッカーサー元帥のノー
トに記載されていますが、「安全保障」「担保」「治安」などが出ています。
他の議論のサイトなどを見ますと「安全」もありました。

私は、「安全保障」とすると他国からの攻撃に対する防衛的なニュアンスが強
くなるので、「安全」や「治安」は、適訳ではないでしょうが誤解されない訳
ではないかと思います。

2.私の書き方が悪くて、渡部氏が小堀氏の訳を見て自衛戦争だと言っておら
れるような表現になっていますが、当然渡部氏は原文を見て主張しておられま
す。

著書だったと思いますが「by security」の securityは安全保障と訳しても良
い語だからと述べておられた記憶があります。英語の大家ですから、言語的に
は間違いのない文脈の押え方なのでしょうが、この文章だけからの文意切り取
りでは恣意的な訳になりかねません。

私の知り得る限りでは、他の文献を参照されて「自衛戦争である」と主張され
ているのは存じません。

3.渡部氏が「マッカーサーが東京裁判は誤りだと言った」と書いた主旨は、
渡部氏は、
「東京裁判は侵略戦争の共同謀議で裁いた。しかしマッカーサーが日本の戦争
は自衛戦争であると公式に認めたのだから東京裁判は誤りで、東条英機は無罪
である」
という論旨でいろんなところで述べておられるのでその意を記したまでです。

参考までですが、マッカーサーが回顧録で記しているのは、真珠湾の不法な攻
撃と捕虜の不法な取り扱いでのみ裁かれるべきである、と彼は考えていたこと
です。ーーーひょっとして、トルーマンに語ったのはこの種のことかなと思っ
たりしました。(勝手な推測です)

4.憲法9条についてのマッカーサーの記述は、偽りであることは tengori氏
のご指摘の通りで、文庫版の回顧録の解説にも書かれています。ただ、議会証
言の日本の部分に関しては、なんらの利害もないところであります。

また、真にマッカーサーが、ルーズベルト大統領が間違った意思決定をして、
日本を自衛戦争に追いやり、米兵がそのために犠牲を払ったと考えていたとし
たら、いろんなところにそのような記述が必ず出てくるはずです。

しかし、それに類する記述は回顧録にも欠片もありませんので、回顧録でもそ
の点に関する彼の本意は読み取れるものと思っております。

5.hideおじさん氏のご指摘のように、私も下の#180で述べている通り、
侵略戦争に、右の論者が何故怯えるのか理解に苦しむところです。サヨク共が
侵略を悪と決め付けている時代に、ソ連も中国も北朝鮮もベトナムも、共産圏
で侵略しない国のほうが珍しい程に侵略しまくりでした。

#180の国防方針で明らかのように、国家総力戦に於いては、資源の有無が
長期戦の結果を決めるのですから、資源のない日本は、それを外部に求めない
と列強の侵略に対抗できず、屈従を強いられることになります。

日支自給自足体制の確立が要諦だったのですが、平和裏にできず、更に大きな
戦争になってしまったことは極めて遺憾ですが、日支自給自足体制なくしては
日本の自存はないという論理は間違いではなかったと思っています。

資源囲い込み競争時代のことを、現在の自由貿易時代の論理で論評すること自
体が大きな誤りであり、無責任な先人批判であります。

ただ、負け戦をやらざるを得なくなった失敗は極めて重く、徹底解明が必要な
のですが、そのためには、自虐史観も賛美史観・自慰史観も邪魔になる先入観
しか与えないことを認識しておく必要があると思っております。

└──────────

┌──────────「紋起さん#180」

1.マッカーサーの議会証言は、彼の指揮した朝鮮戦争に関連しての委員会で
おこなったことであり、日本の戦争の動機とか目的等を究明するために開かれ
た委員会ではなかった。

だから、日本の戦争について言及しているのは、3日間の中の1〜2行の僅か
な部分であり、しかも「by security 」と述べたことだけを自衛戦争の基点に
している。

2.当時の「自衛」の概念は、国際連盟での「自衛」が世界の通念と見なせる
と思うのですが、その定義は、
(ア)急迫不正の侵害があること
(イ)他に国を防衛する手段がないこと
(ウ)必要な限度に留めおくこと

の3条件が挙げられています。経済制裁を受けたから戦争を始めたというのが
自衛になるとは思えません。

例えば現在でも、北朝鮮が経済制裁を受けたため政権維持ができないので韓国
に侵攻した場合、北朝鮮の自衛戦争となさるのでしょうか。まして「国内革命
が起きかねない」(=回顧録)という理由は単なる政権維持目的であり、絶対に
自衛戦争とは言えないでしょう。

3.国が生存を図り発展していくために「国是」→「国策」→「国防」と展開
されるのですが、その「国防方針」のベースになる国防思想を辿ると、

第一次世界大戦の「国家全ての力を動員する総力戦」への転換を機に、資源の
少ない日本は、中国の資源を計算に入れた日支自給自足体制にしなければ列強
に対峙できないことが大正6年頃には陸海軍の共通認識となっておりました。

当時の世界は、列強が植民地を囲い込んで国力を養い、弱者を併合する時代で
ありましたので、資源の少ない日本の生存の途は、日支自足体制確立しかあり
えなかった訳です。

支那と平和裏に貿易がなされれば問題がなかったのですが、残念ながら加藤高
明の対支21ヶ条要求以来、反日機運が高まり、種々の齟齬が出るのですが、
上記の理由から、支那の資源は日本の生存にとって欠くことのできないものと
認識されており、中国の利権に拘泥せざるを得なかったわけです。

当時の軍部としては、日支共栄と考えていたのでしょうが、今となっては=負
けた戦だったのですから)侵略という連中も多々いるでしょう。

私の理解する範囲では「自衛」と「侵略」は対立する概念ではなく、当時の日
本軍は、自衛のために侵略せざるを得なかった面があるわけでして、あの時代
では弱い国ということが悪かったのだと思っております。

だから、侵略したと言われて視線を落とす必要などないと思います。「まず、
欧米に言え!」と言ってやりますね、私は。

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 (=∵=) お便りはありませんでした。



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┃▼▽ あとがき ▽▼


〜〜〜過年[ロ拉]〜♪過年[ロ拉]〜♪(=年越だ〜)

って、まあ、中国では旧暦でやるもんで、ぜんぜん年越という感じじゃないん
ですけれど、

ーーーとりあえず(?)日本人ですから、新暦でいきたいと思います〜〜♪

さてしかし、

周りじゅうが全然まったくそんなムードじゃない中で、

年越ソバを啜ってもなんだかね〜〜〜(^^;

ともかく、

本年も変わらぬご愛読を頂戴いたしまして、真にありがとうございました!

明くる2009年も、相変わりませずご愛読を頂けますよう、

よろしく!よろしく!


御願い上げ、申し上げまする〜〜〜♪♪



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└───── http://www.mag2.com/m/0000184916.html


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ではまた、ホントに楽しい金曜日号でお会いいたしましょう。(^o^)丿

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