
唄
ふと思い出してもらえる様な散文を作れる様日々考えております。不定期発行の散文集。
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創刊日:2001-07-20
最終発行日:2004-03-20
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2004/03/20 枷
「枷」 忘れたい。 忘れたい。 ただ忘れたい。 「忘却は罪」 そう聞いた事がある。 忘れたい。 ただ忘れたい。
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2004/03/08 朱
「朱」 責めている。 君自身を。 それしか出来ない。 分け合う必要なんてきっとない。 分かってあげられないなら同じ事だから。 繋いで欲しい。 君のその手で。 それぐらいしてくれないと分からない。 我儘と笑っていいよ。 リアリティに欠ける。 紡いでいるのは君。 嘘。
2004/03/08 もっとみる -
2004/03/03月の道
「月の道」 泣かないと決めた。 繰り返すのはもうごめんだから。 確かめた体温は、今も掌にある。 手を振った。 大きく、大きく。 高い月が照らすアスファルト。 夜霧によく映える。 送り出す寂しさは知っている。 だから余計に泣かないと決めた。 月が照らす帰り道。 白い息が消えてゆく。
2004/03/03 もっとみる -
2004/02/19 手にすれば嘘
「手にすれば嘘」 君は苛立ちを隠した。それが優しさだと解ったのは随分後になってからだけど。 君を許そうと思った。それは多分諦めじゃなく、それは多分そう思える様になったから。 時間が経てばうまくいくと思った事も全てじゃなくて、それでも少しは変われた様な気がした。 …
2004/02/19 もっとみる -
2004/01/16比喩の空
「比喩の空」 君達の気持ちが分からない。 大切な事の比重が違うからだと思う。 君達のいう繋がりが僕にとっては疎ましい。君達にとっての確認が僕にすると面倒臭い。それだけなのに、どうしてこんなに分からないのかな。 それでもいいと思うのはどうしてだろう。 言い訳はない。 …
2004/01/16 もっとみる
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