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最終発行日:
2016-11-08
発行部数:
664
総発行部数:
148545
創刊日:
2001-07-06
発行周期:
不定期
Score!:
86点

第6号  「お医者嫌い/膝をヤラれて整形外科に行った話」

発行日: 11/08

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   [大人の成長塾]クロニクル

   第6号  「お医者嫌い/膝をヤラれて整形外科に行った話」



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●こんにちは。村松恒平です。
今回は、僕がお医者に行った顛末です。
読みやすくて面白いのではないかなあ。
本文は珍しく「ですます」ではなく、「である」「だ」調で書いています。

なんかそういう気分だったので。
ハードボイルドというか。

●[大人の成長塾]、そろそろ始めたらいかがでしょうか?
http://seicho.hiden.jp/s_test.html

●[シンクローム]が誰でもできるようなるワークショップ。

[シンクローム]を普通に使える人を100人くらい育てようと、かなり本気で
毎月やっていきます。普及のために参加費もたいへんリーズナブルだと思いま
す。
http://synchrome.asia/2016/11/04/1252/

初めての方もすぐに打ち解ける楽しい雰囲気です。ぜひご参加ください。


********************************************


お医者嫌い/膝をヤラれて整形外科に行った話




病気や怪我は勉強になる。
今回は【教訓】を含めて、その話を書こう。

『薬を飲まずに2カ月でγ-GTPが1500から50に下がる』
http://synchrome.asia/2015/09/07/1054/

は、読んでくれたかな?
γ-GTPは、高いほど悪い。
500だと肝硬変が疑われるような事態なのね。
だから1500とはなかなかぶっ飛んだ数値なのだ。
眼に黄だんも出てたし。

僕はときどきそういう状態になっては生還している。
このときも薬飲まないで自然に治した。

健康をふだんから節制したり養生したりして守ろうという気はない。
好きなように生きて、悪くなったら徹底的に節制養生して戻ってくる。
そういうほうが性に合う。

このときは一週間もやしだけ食って暮らした。
1か月、酒は一滴も飲まなかった。
10キロ痩せた。

こんな乱暴がいつまで続くのかはわからないけど、今のところ快適に生きてい
る。

今回は膝をやっちゃった話。

僕は19のときに母のつきそいで野口整体に行って以来40年、ほとんど薬を飲ん
でいない。
ゼロではないけれども、常習者の世間の人からみればゼロに等しい。
身体についても、40年、アンチ薬品の立場、自然の身体を探求する眼で観察・
研究してきた。
そして、2011年以来この5年間、[シンクローム]でいろいろな人の身体をみ
てきた。

だから、身体についてはある種の専門家と言ってもいいのだ。
でも、身体には何層かあって、自分の関節とか、筋肉のレベルは全然ダメなの
だ。
筋力はとても弱いし、関節は硬い。

ここ数か月、その弱点を克服しようと武道系のトレーニングをしていたのだ。
これでもなかなか研究熱心なのだ。
しかし、先日、筋のいい教えてもらったトレーニングでなく、ちょっと聞きか
じったトレーニングっぽいことをしたら、膝がぴきっといった。

そのときは違和感だけだったのだが、一週間ほどして痛くなってきた。
2、3日経つと、寝床から起き上がるのに、何かに捕まってしかも5分も苦闘する
ようになった。
痛みがあるので、体重をかけたくないのだ。
階段も交互に脚を出しては上り下りできない。
一段ずつ脚を揃えてノロノロと歩かなくはいけない。

僕は「あと何年生きるつもりか?」という話題になると、「300年」と答えるこ
とにしている。
何歳くらいでどれくらい老け込んで、何歳くらいで死ぬ、というのは固定概念
のような気がするのだ。
そして、その意識は実際に身体に反映される。
そういうものを外したらどこまで元気で行くか、という人体実験を自分で行っ
ているのだ。

しかし、こうして脚一本不自由になってみると、急にそこから老いが現実にな
る。
痛い脚を庇うと、別のところに余計な力がかかり、不自由だし、疲れやすい。
いろいろな仕事をする気力もでない。
これではすぐに老け込んでしまう。

身体の不調が勉強になるとは、こういうことである。
人の身体はふだん絶妙のバランスを保っているのだ。
それが一つ欠けると、ふだんの生活のありがたみがわかる。

もっとも「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で、元気になったらほとんど忘れてし
まうのだが。


●象徴とは何か?

あまりに情けないので、観世流能楽師の中所さんに[シンクローム]をお願い
した。
[シンクローム]のサイトを見てくれていれば、彼がトップページに体験を寄
稿してくれているのを知っているだろう。

[シンクローム]サイト
http://synchrome.asia/

中所さんから僕は能を習っているが、僕は[シンクローム]を教えた。
それで、ときどき[シンクローム]の交換をする。
お互いに調子が悪いときに、何日分、と貸し借りするのだ。
これはたいへん便利だ。
自分で自分をするのは、可能だが、限界がある。その理由は専門的になるので
ここには書かない。
中所さんの[シンクローム]は効く。
とても感覚がよく集中力がある。
能と[シンクローム]には共通性がある。
それは[象徴性]である。

[象徴性]とは、簡単にいうと、意識の形を明瞭化し、形象化することだ。
くっきりした形象化は力を生み出す。

京都の寺の石庭。あれは、象徴そのものだ。
仏教的な宇宙観を形象化したもの。
宇宙を言葉で説明されるより明瞭になる。
あの広さで、全銀河系を含んだ物理的に知られているすべての宇宙を包含して
いる。
あるいは、それ以上の次元の宇宙をも包含している。

このように[象徴]には集約的機能もある。
宇宙のすべてをコンパクトに集約して見せてくれる。

ここで想像力の豊かな人は、次のように考える。
「[象徴]が宇宙を集約するなら、[象徴]を操作することによって宇宙を動
かせるのではないか?」

これは魔術の始まりである。

おおげさな話ではなく、たとえば、天照大神が天の岩戸に籠ったとき、天地は
闇に閉ざされた。
八百万の神は、じつにさまざまな対策を取るのだが、アメノウズメが踊ったエ
ロチックなダンスが決め手になって、天照大神は天の岩戸から出てくる。
こういうのも一つの象徴、ダンス、芸能によって、気象を動かそうとしたこと
の表れである。

雨乞いにも儀式がある。儀式とは象徴を作り出すシステムだ。
だから、能にも象徴を形象化し、宇宙を動かす力が脈々と流れている。

宇宙を動かすといっても、たとえば、地球の自転、公転を遅くしたり止めたり
したら、人類滅亡の大パニックになってしまうし、そんなことはできはしない。

しかし、身体という閉じられた特殊な宇宙は、秘められた感受性を持っていて、
そこに働きかけるのは難しくない。
強い力は全く必要ない。治癒そのものは身体がする。
身体の自然の中に治癒力は秘められている。
ほんのわずかな不調和がその治癒力を押しとどめているので、そこに働きかけ
る。
それが[シンクローム]だ。


●病院における検査は必要悪●

[シンクローム]を依頼して2日目くらいに、整形外科に行った。
何が起きているか、医学の診断も確認しておきたかった。
何か簡単に治るオマジナイでもあればしてもらいたかった。

近所の整形外科はたいへん繁盛していた。レントゲンを撮って診断を受けるの
に1時間半もかかった。
大きな病院ではないが、なんとレントゲン室と並んでMRIがある。
相当高価な機械である。
5,000万円の安い物があるようだが、だいたいは億。
こんなものを買ったら、どんどん患者を放り込まないといけない。

普通の人は、「こんな機械があって立派な病院」と思うだろうが、僕は嫌いだ
からね。
造影剤なんか冗談ではない。
造影剤使わなくても、強い磁場の中に人が入るので、生体磁場が大きくかき乱
されるはずだ。

そういうダメージで何か障害が起きた場合、全く因果関係は証明されないし、
たいていは意識すらされないだろう。
医師や患者の頭や心の中では、検査による干渉はゼロに等しいと計算されてい
る。

こんなことを心の中で毒づきながら、僕もレントゲンを撮ったわけだが、費用
対効果を考えている。少量の被曝を避けるよりも、情報がほしい。

僕の大学時代の友人は、股関節が悪くて一時期よくレントゲンを撮っていた。
たぶんそのせいで無精子症になったと言っていた。
どれほどレントゲンを撮ると無精子症になるのか。
何十回か、何百回か。今だったら聞くと思うが、当時は聞かなかった。

まあ、大小に関わらず影響はあるということだ。
そして、多くの人はそれは計算外にするけれども、僕はもっと繊細に考える。
必要悪と思って最小限にする。


●医者とのやりとり

まあ、そういう必要悪と思われるレントゲンを見て、「原因は簡単ですね」
とお医者は言った。

「骨と骨の軟骨がなくなっています。軟骨は映りませんが、骨と骨の間に隙間
がないでしょう。そこが軟骨なのです」。
たしかに隙間がない。あとで画像検索しても、どうも世間より圧倒的に少ない。

あれだー。
テレ東なんかでよく宣伝している「ヒアルロン酸」とか「グルコサミン」とか
バカにしてたけど、ターゲットになってしまった! 飲む気ないけど。
(あとで調べると、どうも経口摂取では効果がない、というほうが正しそう)。

「これ、炎症は何ヶ月も治りませんよ」
と医者は無情なことを冷淡に宣告する。
たくさんの人に同じことを言っているのだろう。

何ヶ月も治らない、ということは、一生治らないということに限りなく近いの
だろう。
「あなたはこれからずっと僕(お医者)のお客さん」と言っている気がした。

こちらは半分しか信用していない。その通りになる可能性もあるけれども、
[シンクローム]もあるから。翌週には[シンクローム]セミナーもある。
びっこひいてたら格好悪いな、と頭をよぎる。

「お薬が嫌いなんですねー。でも、2週間だけ出しましょうね。最初が大事で
すからね」
聞き分けの悪い老人に噛んで含めるような調子で言われた。
どうも電子カルテに前回薬を拒否したことが申し送りで書いてあるようだ。

前回は痛風で行った。「尿酸値を下げるお薬出しましょうね」というから「要
らない」といった。
尿酸値、生活で下げないで薬で下げたら、一生飲まなければいけない。
一生一つの薬を飲むなどは、僕にはありえない。
命がけでも絶対にほかの手段を探す。

「薬要らない」と言ったときの医者の鳩が豆鉄砲食らったときのような顔は忘
れられない。
誰も言わないのだろうな。

γ-GTP1500のときも、薬を出すといわれて「要らない」と言ったのは、同じ理
由だ。
さらに薬品を分解するのに負担がかかるのはどこかといえば、肝臓だ。
肝臓の薬を飲んで肝臓を消耗させたら世話はない。

今回は2週間限りと言われたこともあり、また鎮痛はともかく消炎剤はいいか
な、と思ったこともあり、「何の薬ですか?」と聞いて買うことにした。

ロキソニンより弱い薬だという。
もう薬も説明書も捨ててしまったので、薬品名がわからないが、帰って検索す
ると胃を荒らさないと書いてある。

薬は自分がこんな調子でもらうときも、[シンクローム]のクライアントのも
のも、すべて検索する。そうすると、びっちりと副作用が書いてある。

それなのに胃腸薬まできちんと2週間分売りつけられていた。
胃腸薬捨てました。
薬自体も3日ほど飲んで捨てた。
湿布薬も3日ほど。これは何かのときに取ってある。

医者はまたどうせ近く「痛ぇ痛ぇ」と泣きついてくるだろうと思っているよう
だった。
治療手段はといえば、ヒアルロン酸の注射、手術、投薬だ。
野蛮かつ無能だ。
僕にとって、役に立つオマジナイはなかった。

こうして書いているのも、よくなったからである。
その話を書こう。


●一週間で回復する

中所さんに[シンクローム]を依頼した話は書いた。

2日目くらいに、「調子はどうですか?」とメッセージをいただいた。
何か自信ありげだ。
あとで聞くと「手応えがあった」という。

僕のほうは、痛みはちょっと和らいだかなあ、というくらいでまだはっきりし
なかった。
ところが寝るときに、微妙に違った。
なんか脚の痛い角度が限定されたような感じがした。
脚にあてものをしてよい角度で寝た。
すると翌日、少し軽くなっている。

この傾向はだんだんはっきりして回復に向かっているという安心感が出てきた。
その前、数日は、寝るたびに新たにひねって負担をかけているような気がして
いたが、明らかに寝るたびに回復する。
これは大きな差だ。

もう一つ面白いかもしれない現象は、膝が炎症というより、水を含んでむくん
だような感じになっていたことだ。何か保護的な作用があったかもしれない。

ちょうどその時期に陶芸の薪窯が3日間あった。
最初は脚をかばって疲れる感じだったが、みるみる回復して、最終日は4時半
起きで昼前まで薪をくべる係ができるくらいに回復した。
階段も一段ずつでなく、交互に降りられるようになった。

ざまあみろである。何が「何ヶ月も炎症が続きますよ」、だ。
もう行かないよ。

……とまあ、たいへん強気な気持ちであるが、今も痛みや歩行に影響はないが、
微妙なひっかかりはある。あまり負担はかけたくない感じ。
[シンクローム]をしたからといって、こんな短期間に軟骨が復活するとは思
えない。

これはどういうことか。
つまり、軟骨が少なくなっても、いつも痛いわけではない。
痛くなったり小康状態になったりする。
あるいは誰でも痛みを感じるわけではない。
そこには確実に別の要素がある。

しかし、医者はその微細な要素には踏み込めない。
だから、注射と薬と手術という手段しかない。

[シンクローム]では、なぜこれが可能かというと、人為でよくしようという
のではないから。
ただ自然に還す。身体の自然の働きの中に、さまざまな手段が秘められている。
それを発露させる。
肝心の部分は人為でないから、微細な要素を調整してくれる。

結局8日間、[シンクローム]をお願いした。
日常生活に差し障りがないところで、あまり借りが増えすぎてもいけないので
ストップした。
もし、[シンクローム]がなかったら医者のいうように何ヶ月も辛い炎症に苦
しんだ可能性が高い。

**

TPPが発効すると、外圧によって医療保険が崩壊すると言われている。
一説によれば、盲腸の手術で数百万円の医療費になるとも。

アメリカでオバマケアによって国民皆保険がようやく実現したのと逆行して、
日本では貧しい人が医療を受けられなくなる可能性が高い。

[シンクローム]が医療すべての代替になるとは言えないが、身体と精神の基
本的なSelf-defenseになる。
これを知っておくと知らないとでは、大きな違いが出る。
全国民に普及すれば、薬の消費はたぶん今の20分1くらいになるだろう。

**

[シンクローム]は、身体自然還元術だといえる。
[大人の成長塾]は、精神、考え方、生き方を自然に還元する原理と方法論を
説いている。
この両輪が必要とされる時代がすでに来ている。



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[大人の成長塾]クロニクル 第5号 2016/11/07 発行
 編集責任者:村松恒平
 発行:[大人の成長塾] http://seicho.hiden.jp/
 Copyright (c)  村松恒平 All Rights Reserved. 禁複製。
 転載・紹介ご希望の方はメールにてお問い合わせください。
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