アロマテラピー

オーストラリア発テーツリーファームズ便り

オーストラリア産エッセンシャルオイルの情報を配信。ティーツリーオイルを中心にオーストラリアでのオイル利用法の紹介や日本では珍しいオイルの紹介、個人輸入での割安商品の御紹介など。

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オーストラリア発 Tea Tree Farms便り

2012/12/14

                          2012年12月14日
   ●オーストラリア発●
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     Tea Tree Farms便り (第141号)  
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       こんにちは、ティーツリーファームズです! 

           http://www.TeaTree.jp/

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◆今号のもくじ
 (1)ティーツリーオイルの香りを考える
 (2)冬場のホホバオイルの濁り
 (3)クリスマスセット販売中 
 (4)オイルのこんな使い方はいかが?
 (5)編集後記

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 (1) ◇ティーツリーオイルの香りを考える
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 Tea Tree Farmsが創業した13年前、日本ではまだティーツリーをご存
 じの方は大変少なかったと記憶しています。その事もあり、ティーツリ
 ーの特徴的な香りを「薬臭い」と表現されたこともありました。
 しかし時が流れ、現在では多くの方に愛用いただくようになり、ティー
 ツリーの香りも広く認知されてきたように思います。

 その強力な抗菌力から芳香だけでなく、一般生活用途でも多用されるテ
 ィーツリー。そのため、グレードや成分構成によりその香りにも違いが
 あります。
 ティーツリーにおいて、一般的には抗菌成分となるテルピネン4オール
 の含有量が多いほど良い、刺激成分となる1,8シネオールの含有量が少
 ないほど良いとされています。一方で1,8シネオールには喉や鼻のグズ
 グズを緩和してくれる効果がありますので、刺激性はあるものの、無益
 な成分ではありません。この成分が多いオイルの場合、ユーカリのよう
 なツンとする香りが強いオイルになります。
 他方、これが少ないオイルの場合、刺激の少ない穏やかでややウッディ
 ーな香りが楽しめるオイルになります。加えて抗菌成分の含有量が高い
 ため、スキンケア用途などで広く利用できるオイルと言えます。
 つまりオイルの選択にあたっては品質の優劣だけではなく、目的に応じ
 て適した品質のオイルを使い分けるべきとも言えるでしょう。

 ティーツリーオイルは開封後、長期間空気にさらされる事により酸化が
 進みます。酸化が進むとたとえようのない、独特の酸化臭を放つように
 なります。ただし、腐ってしまうわけではありません。抗菌成分となる
 テルピネン4オールなどに至っては成分が安定している事からほとん
 ど酸化しませんので、抗菌効果はそのまま健在で、香りだけが劣化して
 いる状態になります。
 これを防止するのにもっとも効果的な方法は開封後、1年間を目安に早
 く使い切ってしまうことです。使い切れない場合には小瓶に小分けし、
 できるだけ空気を残さずに密封することにより劣化を遅らせることがで
 きます。

 一般的にエッセンシャルオイルは遮光瓶に入っています。これは光によ
 る品質の劣化を防止するためとされていますが、少なくともティーツリ
 ーオイルには不要のようです。
 かつて私の友人であるオーストラリアのオイル研究者が透明のガラス容
 器に入れたティーツリーオイルを1ヶ月間、直射日光に晒して保管し、
 その後オイルの変化を調べるという実験を行ったのですが、香りだけで
 なく、オイルの成分構成・品質にも全く変化が見られなかったそうです。
 これは意外な結果でした。

 ティーツリーは精油の中で最も研究の進んだオイルの一つです。そのこ
 ともありISOで品質の国際基準が定められ、一定の品質が保たれてい
 る珍しいオイルでもあります。それでも生産地や生産年によって香りや
 成分構成のバランスには大きな違いが現れます。これこそが工業製品で
 はない、天然のエッセンシャルオイルの魅力であり、この香りこそ一期
 一会で楽しまなければいけないものなのかもしれませんね。
 

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 (2) ◇冬場のホホバオイルの濁り
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 寒くなると精油がボトルから出しにくくなる・・・特にサンダルウッド
 など粘性が高いオイルの場合、粘性が更に高まって使いにくくなります
 ね。

 寒さの影響は精油よりもキャリアオイルで顕著に現れます。特にホホバ
 オイルは10度前後で凝固してしまい、ワックス状になってしまいます。
 凝固する前、ホホバオイルは白濁を始め白く濁り始めます。特定の成分
 から徐々に白濁を始めるため、まるで腐敗した液体のようにさえ見える
 ことから時折、お問い合せをいただくのですが、品質には全くご心配あ
 りません。

 凝固や白濁が起きた場合の対処法ですが、最も簡単なのが暖かいお部屋
 に持っていっていただくこと。お急ぎの場合にはボトルの中に水が入ら
 ないようボトルを立てた状態でぬるま湯の入ったお鍋や洗面器などを利
 用して溶かす方法も。
 ホホバオイルの場合、その成分が安定しているため凝固を繰り返した場
 合においても成分が劣化する事はありません。もちろん、白濁や沈殿物
 が発生した場合においても同様ですので、安心してご利用下さい。

 実は温度の低下によって白濁するのはホホバだけではありません。マカ
 デミアナッツオイルにも白濁が生じます。以前、冬の間(気温10度ほ
 ど)に当社に入荷したしたマカデミアナッツオイルがクリームのように
 白濁していて随分と驚いたことがありました。
 この時も暖かいオフィスに1日保管することにより、元通りの澄んだオ
 イルに戻りました。

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 (3) ◇クリスマスセット販売中
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 恒例のクリスマスセット2種類を販売中です。

 今年のセットはラベンダーの香りを詰め合わせた「ラベンダーセット」
 とメディフレグランスのエッセンシャルオイルに抗菌用ディフューザー
 2台を組み合わせた「ディフューザー2台セット」。

 特にディフューザーのセットは実質30ドル(約2700円)で抗菌デ
 ィフューザーが2台も付いてくるとってもオトクな価格設定となってい
 ますので是非この機会をお見逃しなく!

 どちらのセットも12月20日まで、オーストラリアドル建てでクレジ
 ットカードでのお支払いにでのみ、ご注文いただけます。ただしディフ
 ューザーのセットは限定数に達した場合には販売を終了させていただき
 ますのでご了承下さい。

 ▽Tea Tree Farmsオンラインショップ
 https://www.teatree.jp/shop_card/xmas_set.htm

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 (4) ◇オイルのこんな使い方はいかが?
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ●ティーツリーオイルの希釈

 アロマの専門書などに「ティーツリーオイルは希釈せずにそのまま肌に
 使用できるオイル」などという説明がされているのを見かけます。その
 ためティーツリーオイルは希釈をしないでそのまま使用するのが良いと
 理解されているケースもあるようですが、実はオーストラリアにおいて
 日常生活でティーツリーオイルを使用する場合、15%〜20%程度に
 希釈したものを用いるのが一般的です。ピュアオイルをそのまま体に使
 用する事はあまり行われていません。
 抗菌効果を目的としている場合、希釈する事によりこれが弱まったり失
 われたりするのではないかという懸念があるようですが、一般的な抗菌
 目的においてなら3%の濃度があれば十分な抗菌効果が期待できること
 が知られています。

 ティーツリーオイルを希釈する方法ですが、もっとも容易なのはキャリ
 アオイルを使って希釈する方法。ホホバやマカデミアナッツ、オリーブ
 オイルなどでも希釈できます。アロマバスなどの場合も精油を直接利用
 するのではなく、キャリアオイルで予め希釈したものを用いるようにし
 ます。そうすることにより湯面に浮遊する成分の強いピュアオイルが直
 接肌に触れる事を防止できます。

 ベトつきが気になる場合にはアルコールで希釈する方法も。エタノール
 で10倍ほどに希釈して使用できるほか、これにさらに水を加えて希釈
 する方法も。白濁しますが大丈夫。もし数時間置いた後に分離している
 ようであればティーツリーが少し多すぎたのかもしれません。この場合
 は容器内でよく振って攪拌してから使用するようにしましょう。

 水だけで希釈したい場合にはグリセリンなどの乳化剤を添加する必要が
 あります。乳化剤の配合バランスなど少し作業が煩雑になるので、この
 場合にはヒーリングスタイルの「水でうすめてつかえるティーツリーオ
 イル」をご利用下さい。
 

 ※このコーナーはオーストラリアで一般的に利用されているオイルの使
 い方を紹介しているものです。体質に合わない場合、思わぬ副作用が出
 る場合もございます。ご利用にあたってはくれぐれも御注意いただき自
 己責任でご利用ください。Tea Tree Farmsではこれによる事故・副作用
 などについて一切責任を負いません。

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 (5) ◇編集後記
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 このメルマガも今回で141号を迎えました。創刊号を配信したのが
 2000年12月2日でしたから、もう12年も続いていることになり
 ます。創刊以来、たくさんの方に出会い、たくさんのオイルに出会い、
 そしてたくさんのことを学びました。
 これからも私自身が学んだことをこのメルマガを通じて皆様にお知らせ
 したいと思います。精油には不思議な魅力と力がいっぱい。まだまだ学
 ぶべき事は尽きません。
 本年もご愛読いただきありがとうございました。


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創刊日:2001-06-24  
最終発行日:  
発行周期:月刊  
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