国際

jp-Swiss-journal

スイスと日本を基点にグローバルな視点で、スイスの国民投票に重点を置きながら、エッセー・評論を適宜日英独仏語の多言語でお届けします。

全て表示する >

jp-Swiss-journal Vol. 92 - December 18, 2007

2007/12/18

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
┃  Multi Lingual Internet Mail Magazine

★   jp-Swiss-journal Vol. 92 - December 18, 2007 (Swiss Time)

☆   http://www.swissjapanwatcher.ch/
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■


                 【 目次 / INDEX / INHALTSVERZEICHNIS 】

【J】 激震に揺さぶられたスイス政府        明子 ヒューリマン   

【E】 Swiss Government attacked by
      a seismic tremor from Parliament         Akiko Huerlimann


【日本語 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□


       激震に揺さぶられたスイス政府

            明子 ヒューリマン


2007年は日本同様スイスでも国政選挙の年だった。200議席ある国民議会の改
選は今秋決着がつき、46議席ある全州議会は一部の州の改選がまだ進行中と
いったところ。国民議会の選挙は州毎に選挙戦が闘われるのだが、主に政党
対決になる。一方の全州議会の代議員は各州で住民の過半数の得票を得て選
出される、あくまで地域代表なのだが、これとても立候補者は政党と無縁な
のではなく、どの党の候補者が州の代議員に選ばれるかは大いなる関心事と
なる。先ごろ行われた注目のツューリッヒ州の全州議会議員選挙は躍進著し
い右派「スイス国民党(SVP)」の候補者ウエリ・マウレル党首ではなく、中
道派「リベラル緑の党(Grunliberale)」のフェレーナ・ディーナー女史が
選出されるという驚きの結果となった。先の衆議院選挙で「自民党を勝たせ
過ぎた」という日本の選挙民のリアクションに似てはいまいか。こうしたバ
ランス感覚が機能するのが民主主義国家の安全弁だろう。最近「余りに右派
の台頭を許すと国際社会でのスイスのイメージが損なわれる」、と懸念する
論調が目に付くようになっていた。

10月下旬に連邦議会の大方の議席数が確定した後、4年毎に行われる内閣にあ
たる7名の連邦評議員の信任投票が12月12日に両院議会で行われた。当初今回
の選挙結果では、政党別の閣僚割り当て数に変化は起きないと予想されており、
現職閣僚*1)全員続投の意欲満々だった。日本の内閣官房長官に相当する連邦
評議会事務総長(=Bundeskanzlerin)アンネマリー・フーバー-ホッツ女史
(FDP)については8年在任の後辞任が決まっていた。しかしブロッハー評議員
(SVP)の代わりに、支持を増やした緑の党に閣僚ポストを与えるべきだとか、
更にキリスト教民主党(CVP)からもう1人候補者を出そう等異論が出ていたが、
前日になってキリスト教民主党は追加候補者を出すのを断念した。連邦議会第
一党の閣僚ポストを奪う事は、今後の政局運営に混乱をもたらす恐れがあると
の判断があったからのようだ。連邦議会の5つのグループの勢力図は右派から
順に「スイス国民党(SVP)連合」が71議席、「自由民主党(FDP)連合」が47
議席、中道の「キリスト教民主党(CVP)連合」が52議席、左派の「社会民主党
(SP)」が52議席、「緑の党(Green)連合」が24議席。

結果は、衝撃的だった。現職閣僚6名は順番に1人ずつ過半数の賛成票を得て承
認されたのだが、ブロッハー評議員だけは1回目の投票で過半数に達せず、2度
目の投票でも同様の結果となり、代わりにグラウビュンデン州政府(財務担当)
のエヴェリン・ヴィドゥマー-シュルムプフ女史(SVP)が過半数の賛成票を得
て新閣僚に選出された。この時連邦議会の内外では歓声と怒りと脅しの声が沸
き起こったとメディアは報じた。落選したブロッハー評議員は直ちに所属のス
イス国民党会派のリーダーにこの決定のボイコットを呼びかけた。党首脳はこ
れに応じて、「ヴィドゥマー-シュルムプフ女史の選出は認められない、承認さ
れたシュミードゥ評議員も辞退させてスイス国民党は野党になる。」と挑戦状
を突きつけた。そのシュミードゥ評議員自身は信任された他の5名の連邦評議員
と共に既に議会で一番手を高く掲げて宣誓を済ませていた!保守党の候補では
なかった人物が、議会の左派連合に閣僚として選ばれたという異例の事態とな
ったわけだ。

地元に居たヴィドゥマー-シュルムプフ女史は12日急遽ベルンの国会に呼び出さ
れ、決断を迫られた。自身の所属政党の反対圧力で、指名を受けるかどうか態
度を保留した為、最終決着は翌日に持ち越されることになった。父親が連邦評
議員であった女史は、かねてからいずれ連邦評議員になる意欲を表明していた
そうだ。博士号を取得した後、長年弁護士として経験を積み、グラウビュンデ
ン州政府の税制改革等に手腕を発揮した実績があり、彼女の連邦評議員として
の資質に異議を差し挟む声は皆無だ。ベルンの連邦広場には4千名を超える支援
者がトーチを手に手に集まって「エヴェリン、ヤー!と言いなさい。」と書か
れたプラカードを掲げて応援した。彼女が辞退すれば再び選挙が行われる事に
なるが、ブロッハー評議員が選出されるまで粘る積りのスイス国民党の姿勢に、
メディアはこぞって厳しい論評を下したものだ。「スイス国民党はお灸をすえら
れたのだ」、と。翌日13日朝8時高まる緊張の中、小柄なヴィドゥマー-シュルム
プフ女史は両院議会で連邦評議員の指名を受諾、協力を要請する演説をした。そ
の後、議会のスイス国民党会派のカスパー・バーデ会長が演説、「2人の連邦評
議員は今後スイス国民党の会派には属さない。」と冷たく言い放った。が、女史
の地元のスイス国民党を始め女性グループやリベラル派はこの勇気ある決断を歓
迎。*2) この両日国中が息を呑むような緊張に包まれた。この出来事はスイス憲
政史上に 特筆される事だろう。

選挙で退潮傾向が目立っていたかつての第一党社会民主党(SP)は、今回閣内で
スイス国民党(SVP)を牽制する為の起死回生の議会工作を行ったわけだ。緑の
党と共にブロッハー評議員の再選に反対キャンペーンを張り、ついに中道のキリ
スト教民主党の協力も獲得して、最終的にヴィドゥマー-シュルムプフ女史の当
選に道筋をつけた。これで議会第一党に二つの閣僚ポストは保障出来たわけで、
形の上では選挙民の意思を尊重する結果に導いたというわけだ。加えて、政敵ス
イス国民党を分裂させるほどの揺さ振りになった。何とまぁ意表をつく老獪な策
を練ったものか!この戦略が成功した原因は、やはりブロッハー評議員の言動に、
「スイスのイメージが損なわれる」との懸念が強くなっていた事が挙げられよう。
ブロッハー評議員が加わる以前のような、調和を尊重する内閣が再び構成される
ことを歓迎する論調は多い。だがスイス国民党は今のところ上げた拳を下げられ
ずにいて、国営放送の討論番組をボイコット、更に国民投票で是非を問おうとし
ていると報じられていることから、スイスの政局は今後しばらくは余震が続くこ
とになろう。

さて、いつも気懸かりな日本について触れると、野党第一党の民主党が今年の参
議院選挙後与党連立政権を圧倒する勢力になった。その後、政権運営に苦慮する
福田首相が小沢民主党党首に連立構想を持ちかけると言う衝撃的なニュースが報
道された。民主党の党内論議の結果この案はお流れになったのは読者もご承知の
通りと思うが、もしも実現していたならスイス流に近いマジック・フォーミュラ
内閣が誕生することになったろう。「民主党は政権の軒下を借りた後、徐々に母
屋を乗っ取る選択肢があった筈」という識者の見解には説得力を感じたものだ。
実際小沢党首はそういう心積もりで乗り気だったという情報も流れた。民主主義
国家でありながら、まるで一党独裁国家のようにこれほど長い間政権交代が無い
のは、世界の不思議の一つに数えられよう。実際問題、自民党と民主党が融合し
てしまおうが離反しようがそれは致命的な問題ではなく、いっそ各党派間で閣僚
ポストの争奪戦を演じさせて、互いを監視し合う体制になった方が政治は上手く
機能するかもしれないとも思える。選挙民は政党を育てる責任を負うとしても、
生涯一党を支持しなければならない義理はなく、成果を見て支持政党を決めれば
よいのだ。国の規模の大小はあるとしても、それは果たして決定的な要素と言え
るだろうか?案ずるより生むが安しという諺もある。

そして何より、外交交渉では二言目には「連邦制の為政権の一存では決めかねる」
と言訳できるスイスの体制は誠に都合が良い。一方でスピーディーに決断できな
い政治体制とも言われてきたが、担当閣僚の実行力で凌いで来たように見える。
因みに今回辞任した後任の連邦評議会事務総長には同副事務総長だったキリスト
教民主党(CVP)のコリーナ・カサノヴァ女史がスイス国民党(SVP)他の候補者
を抑えて選出された。これで閣内は男女同数、スイス憲政史上初の構成になった。
又2008年の大統領にはパスカル・クシュパン連邦評議員の2度目の再選が順当に選
任された。今後のスイス政界の注目点は、スイス国民党が如何なる議会戦略で挑
んで来るかだ。今回は一先ず革新の奸計に嵌められたと敗北を認めて矛を収める
べきだろう。スイス国民党には穏健な党員も多く、余り極端に議会制民主主義を
否定する行動をとると国民の支持まで失いかねない。保守の代表としてこの際太
っ腹の方針に転換する方が得策ではないかと思う。

さて、両議会にそれぞれ12ある委員会に各政党がどれだけ委員を送り込めるかが
今後の懸案となっており、既に厳しい駆け引きが繰り広げられていると言う。国
会議員はパートタイムの仕事故各議員は本業を持っている。企業や団体の顧問や
役員をしている議員は多く、ロビー活動の先頭をきっているという指摘がある。
又スイス国民党が財界から他党を圧倒する多額の政治資金を得て宣伝活動をして
きた結果の躍進との批判もある。こうした政治と金に対する取り組みは未だ始ま
っていない。選挙民は最後の審判を下す主権者の立場を充分意識しながら、内閣、
議会、政党の行方を見守ることになる。

【参考】

- SVP:スイス国民党、FDP:自由民主党、CVP:キリスト教民主党、
  SP:社会民主党、Green:緑の党
*1) 連邦評議員:http://www.admin.ch/org/br/index.html?lang=de
*2) スイス国営放送のオンライン・ヴィデオ:http://tagesschau.sf.tv/;
    [Wahlen 07/Wahlen aktuell/13. Dezember 2007, 8:09
    VIDEO: <Heutige Wahl-Sendung>

【編集後記】

衝撃の選挙結果のお陰で、本稿は殆ど丸ごと書き換えを余儀なくされた。議員の
誰かが、「スイスの政治は退屈だと言われてきたが、そうでもないじゃないか」
と言っていた。選挙民は政治にやたら面白さを求めているわけではないが、余り
に硬直した政治には苛立ちを感じるし、力任せのやり方は支持できないと思うも
のだ、という事を為政者は知っておくべきだろう。個人的にはヴィドゥマー-シ
ュルムプフ女史の勇気には感動した。
読者の皆様、2008年も良い年をお迎え下さい。


□━━━━━━━━━━━━━━━【 English 】━━━━━━━━━━━━━━□


          Swiss Government attacked by
          a seismic tremor from Parliament

          Akiko Huerlimann


The 2007 were a national election year in Switzerland, the same as in Japan.
200 seats of the National Council (Nationalrat) had to be elected (to be
assigned) this Autumn, and a part of the forty-six seats of the Council of
States (Staenderat); the latter is still on the process of election. The
National Council election was voted in each prefecture (Canton) and was
mainly fought on party bases. On the other hand, the Council of States
members were elected by a majority of the constituency in each prefecture;
they are consistently representatives of each prefecture, however, the
candidates are not detached from political parties. Which party member would
be elected for the prefecture is of big concern. Recently, the noteworthy
election of the Zurich Council of State took place; the elected person was
Mrs. Verena Diener of the Green-Liberal Party instead of Mr. Ueli Maurer the
SVP party president; that was a surprising result. That reaction can be
similar to the Japanese constituencies at the last Lower House election as
they felt that they had allowed the LDP too much wins. The functioning of
such a sense of balance is a safety device of a democratic country. Recently
an opinion has become visible, if Swiss people let the right wing increase
too much, the image of Switzerland in the international society might be
spoilt.

After finishing almost all parliament members' elections in late October,
the vote of confidence or the re-election (every four year) of the 7 Federal
Councilors (Bundesrat) was due to take place on December 12. No changes were
expected according to the results of the election, and all present Federal
Councilors *1) expressed their will to continue their duty. In case of Mrs.
Annemarie Huber-Hotz (FDP), the Federal Councilors' chief of staff
(Bundeskanzlerin), corresponding to the Japanese chief cabinet secretary,
she had already announced her resignation after 8 years in service. However,
different opinions had appeared that instead of Federal Councilor Christoph
Blocher, the position should be given to the Green Party, which increased
votes, or one more post for the CVP. But the day before election, CVP gave
up to recommend their own additional candidate. There seemed to be fears of
causing a political confusion in the future by taking away a cabinet post
from the biggest party at the Swiss Parliament. Five major fractions at the
Swiss Parliament are shown as follows: by order of the right wings, SVP
coalition possesses 71 seats, FDP coalition possesses 47 seats, the middle
by the CVP coalition possesses 52 seats, left wings by SP possesses 52
seats, and Green coalition possesses 24 seats.

The result was shocking. The present cabinet members were re-elected one by
one with a vote of majority of the parliament members, however, the Federal
Councilor Brocher didn't get a vote of majority neither at the first polling
nor at the second polling. Mrs. Eveline Widmer-Schlumpf (SVP), a Government
member (finance departement) of the prefecture of Graubunden, was elected
with a majority of vote instead of Mr. Blocher at the second polling. At
that moment, voices of cheers, anger, and threat occurred inside and outside
of the Parliament as it was reported. The not-elected Federal Councilor
Blocher immediately called his party to boycott the decision. The SVP
fraction leader responded to boycott and announced that they did not admit
the approval of Mrs. Widmer-Schlumpf. They requested the re-elected Federal
Councilor Schmid to resign, and the SVP would go into opposition; that was
the challenge. The Federal Councilor Schmid had already sworn in at the
Parliament together with the other five colleagues by lifting his arm the
highest among them! The exceptional circumstances had happened that a person
who wasn't candidate of the conservative parties was choosen to be Federal
Councilor by the parliamentary left wing coalition.

On December 12th, Mrs. Widmer-Schlumpf was in her hometown, but was ordered
to come to the Parliament. She was asked whether she would accept the
parliament's decision or not. Because of pressure by her own party (SVP),
she suspended her decision; the conclusion was hanged over till next
morning. Her father was a former Federal Councilor (Bundesrat), and she
expressed her will to become Federal Councilor one day in the past already.
After gaining a Ph.D., she accumulated considerable experience as a
solicitor; she played her administrative hand well such as tax reforms at
the state government of Graubunden. No one doubted her capability as Federal
Councilor. Over 4,000 people got together around the Federal Plaza
(Bundesplatz in Bern) and yelled her by showing placards written "Eveline,
say yes!" If she refuses, the election will take place again. However, media
went for the tone to criticize SVP attitude of insisting until the present
Federal Councilor Blocher would be re-elected. It was reported that the SVP
(Swiss Volks Party) was given a slap in the face. The next day December 13th
at eight o'clock in the morning, in an increasing tension at the Federal
Assembly (Bundesversammlung), a lady of small stature Mrs. Widmer-Schlumpf
gave a speech to accept the appointment, and asked for cooperation. Then,
the president of the SVP parliamentary group gave out in cold tone, "Two of
the Federal Councilors do not belong to SVP any longer."  However, SVP
members of her homeground as well as women group, and liberal party members
had welcomed her brave decision. *2) These two days, Swiss people were
involved with an atmosphere of breathless intense. This incident had to be
specially recorded on the process of Swiss constitutional politics.

Former top parliamentary faction SP was caught in a downdraft, and attempted
tactics, which could work miracles against SVP in the cabinet this time.
They created a campaign with the Green against re-election of the Federal
Councilor Blocher. At last they acquired CVP co-operation, and finally put
Mrs. Widmer-Schlumpf on a road to be elected. With that result, SVP as the
biggest parliamentary group was assured two Federal Councilor's post that
means just by form they could respect the will of the constituency. In
addition, they shaked SVP of their political enemy and let them almost
fractured. What accidental and sly old foxy strategy was that! The reason
for the success of the strategy could be accounted because of the Federal
Councilor Blocher's acts that aroused people's concern of spoiling image of
Switzerland. There is lots of tone which welcome the cabinet atmosphere
would go back for respecting harmony like in the past before Federal
Councilor Blocher joined. At the moment, SVP could not down their raised
fist. It was reported that they boycotted participation of a debate program
of SF (Swiss National Broadcast), and they even intended to call for
national polling. The aftershock of Swiss politics will continue for the
time being.

Let's look at my always-concerned Japanese politics. The biggest opposition
party Minshuto (Democratic Party/DP) became the biggest parliament group in
the House of Councillors (Sangiin) this year. Afterwards shocking news was
reported; Prime Minister Fukuda had fallen into troubles of managing Diet
affairs and asked the head of Minshuto Ozawa to unite both parties. As you
must have known, the idea was disregarded in the DP party debate. If the
idea were realized, a magic formula similar to the Swiss system would have
been born. I was convinced that an opinion of an analyst "DP must have had a
choice to borrow LDP's space under their eaves, and gradually take over the
main house." It was reported that Mr. Ozawa actually had such intension. As
a democratic country, no political power exchange had been done for decades
like in a dictatorship country; it could be a world strange phenomenon.
Actually it's not a fatal problem when LDP and DP will melt together or
break away each other. Politics might be even worked better, if the parties
fight about cabinets post, and let them control each other. The constituency
ought to bring up political party, but we aren't obliged to support only one
party in all life. We can decide a party to support according to their
performance. Could it be a matter of country size, however, is that really a
decisive fact? There is a proverb "It's easier than you might think."

More important, the Swiss system has an advantage at diplomatic negotiations
that's due to the federalism; the cabinet is not authorized to do their own
decision-making. On the other hand, it's said that this political system
disturbs quick decision-making, however, it could get out of a pinch by the
personality of the cabinet member. By the way, this time, the post of the
resigned Federal Chancellor's chief of staff was taken over by the Federal
Chancellor's vice chief of staff Mrs. Corina Casanova (CVP); she was elected
instead of SVP nominee and others. As a result, the first time in Swiss
Politics the cabinet proportions between men and women became half and half.
On the same day, Federal Councillor Pascal Couchepin was chosen the second
time as Federal President for 2008 as expected. The focus of the future
Swiss politics will be the strategy of SVP in the parliament. I hope this
time SVP would admit their defeat by the device of an evil plot of
progressive parties. As the SVP has many moderate party members too, so if
the party is going to act against parliamentary democracy, they might loose
support of constituency. The representatives of conservatives, SVP should
better change into a generous strategy.

Well, a further important hunt is the acquiring of seats of 12-committee
(Kommissionen) members in both parliaments, and reportedly hard negotiations
have started already. To be a parliament member is a part time duty, each
Diet member has its own job. Many of them are advisors or board members of
private companies and organizations, so critics about their lobbying
activities have been occurred. There are critics that the SVP has received
an absolutely big amount of donations from business communities compared to
other parties' income, and that fund contributed to their election campaign
and their success. Measures against politics and money haven't started yet.
Swiss constituency is going to watch the course of their cabinet,
parliaments and political parties with conscious mind of ruler as final
judge.

[Reference]

*1) Federal Councilor:http://www.admin.ch/org/br/index.html?lang=de
*2) SF online video:http://tagesschau.sf.tv/:
     [Wahlen 07/Wahlen aktuell/13. Dezember 2007, 8:09
     VIDEO: <Heutige Wahl-Sendung>

【Editor's comment】

Due to the unexpected shocking result, I was forced to rewrite almost all
the text. A parliament member expressed "It's been said, Swiss politics is
boring, but not so." Politicians should know that constituency isn't only
seeking fun at politics, however, we irritate against frozen politics, and
we cannot give support to brute force action. Personally, I was very
impressed by Mrs. Widmer-Schlumpf with her brave.
Dear readers, I wish you a very Happy New Year in 2008.


□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
We are intending to offer you current topics, based on Switzerland and
Japan with global view as a multi lingual magazine. Irregular release:
Weekly Swiss News Headlines will inform Issuing schedule.
Please subscribe both mail magazines. Some amendment can be made later.

スイスと日本を基点にグローバルな視点で、ニュース性に重点を置きながら、
適宜日英独仏語の多言語でお届けします。不定期発行: 発行案内はWeekly
Swiss News Headlines からも随時お知らせしますので、両誌共にご愛読お願
い致します。 後日修正が加えられる場合があります。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃【 jp-Swiss-journal 】  Number of readers: 623
★ Merumaga Tengoku:   http://melten.com/m/17845.html (J)
★ E-Magazine:         http://www.emaga.com/info/jpchjrnl.html (J)
★ Melonpan:
┃ http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=002537
★ Melma:              http://www.melma.com/ ID m00041022
★ Kapuraito:          http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/7541.html
★ Mag2:               http://www.mag2.com/m/0000044048.htm etc.
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
☆ If you wish to refer our text, please send your mail to the issuer
   for permission.

無断転載・転送は固くご遠慮下さい。掲載のお問い合わせは発行元までメール
でお願いします。 jp-swiss-journal@bluewin.ch

☆ Issuer / 発行元: the editors' Group of jp-Swiss-journal
Editor & web-master: Akiko Huerlimann
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ Sister Mail Magazine:
┃ 【Weekly Swiss News Headlines】    Number of readers: 2,362
┃ Subscribe & Unsubscribe / 登録・解除・アドレス変更
★ Merumaga Tengoku: http://melten.com/m/17844.html (J)
★ E-Magazine:  http://www.emaga.com/info/chnews.html (J)
★ Melonpan:
┃ http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=002526 (J)
★ Melma:       http://www.melma.com/ (J) ID 00040438
★ Mag2:        http://www.mag2.com/m/0000025024.htm (J)
★ Kapuraito:   http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/7539.html (J) etc.
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━End━━■ 

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2001-06-22  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
Score!: 100 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。