麻雀

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月カン! 雀賢荘

「近代麻雀」誌に数多くの連載を持つ、業界屈指のライターハカセ氏のコラムが読めるのはココだけ!大会レポートや、自戦記、麻雀の歴史など内容は盛りだくさん。

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月カン! 雀賢荘

2004/12/25

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┃雀┃□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
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┃賢┃┃月┃カ┃ン┃!┃雀┃賢┃荘┃Vol.50┃
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┃荘┃ □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
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【月カン!雀賢荘★INDEX】―――――――――――――――

(1)若手でツモ!
(2)東風戦メンバー戦記
(3)雀賢荘でプロっちゃった!
(4)金言劇場

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■ごあいさつ

 今年ももう終わり。役満をまったくアガれなかった前半と打って変わって、
この2ヵ月は役満をバシバシとアガってます。と、そんな話は置いといて12月
後半のメルマガをお届けします。

━◇>凡 例<◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  麻雀牌の表記は以下の通りとしております

・マンズ---- 一〜九    ・ピンズ---- (1)〜(9)
・ソーズ---- 1〜9    ・字牌 ---- 東南西北白発中

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━━━(1)<若手でツモ!>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

プロ協会若手プロによる戦術論。麻雀は工夫して勝て!
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■序盤の切り順■

 どうも、月1回登場の『若手でツモ』です。こんにちは♪

 僕の登場は毎月25日です。ということは、今回このメルマガが届くのは世間
で言うクリスマスって日ですね。まあ僕の場合はデジタルを売りにしてますの
で、世間が特別だという日でもなんら普段と変わりありません。きっと麻雀を
していることと思います。。。

 ではでは、さっそく本題に移りたいと思います。今回は、序盤の打牌につい
て考えてみたいと思います。

 麻雀は繊細なモノですから、序盤と言えどもその切り順は非常に重要となっ
てきます。たとえば…、

二二三六七八(5)(6)22南西白中 ドラ5

 北家で上のような配牌をもらったとします。各家の捨て牌が、

東家 西
南家 一
西家 9

 だったとします、このようなときあなたなら何を切りますか???

 第一打なんてなんでもいいやと思ってはいけませんよー。そこそこまとまっ
た手牌ですから、まずは字牌の処理をしますよね。で、オタ風である南と西の
選択となるわけです。

 誰も南も西も切っていない状況であれば、裏ドラの期待値の差から西を切り
ます。しかし、ここでは親が西を切っていることに注目です。ここで考えるの
は、親が2巡目にリーチしてきたらどうしようということです。

 アレッ? ちょっとネガティブな発想ですか??? でも、本当に僕はこう
考えて打っているんですよ。よって、安牌である西を残す打南が僕の一打とな
るわけです。

 では、各家の捨て牌が次のようだったらどうでしょう?

東家 北
南家 中
西家 (1)

 これなら西切りでいいじゃないかと思う人もいらっしゃるかと思いますが、
僕はここでは打中とします。東家が中を重ねる可能性を1巡でも無くしたいの
が選択理由です。

 ここでも、上と同じように親を意識した打牌選択です。序盤は捨牌に強弱が
ありませんので、東家をマークするのがセオリーです。また、ここで西家の打
牌が白であれば、南家までケアする打白が選ばれることとなります。

 次は、字牌処理も終わった序盤での打牌選択です。3巡目に次の牌姿となっ
たとしましょう。

一二五七(1)(2)3456678 ドラ白

 ワンズかソウズのペンチャンを払う場面ですが、場に関連牌が何も切られて
いないとします。ワンズとピンズの比較すると、ピンズはペンチャンターツが
あるのみなのに対して、ワンズは五七とあります。よってワンズの方が受けが
強い形と言えますよね。というわけで、ここでは受けの強いワンズの方を払う
のが良いと言えるでしょう。

 では、ワンズもピンズもまったくの同条件の次の場合はどうでしょう。

 一二六七(1)(2)(6)(7)34678 ドラ白

 この場合、指運にかけてワンズかソウズのどちらかのペンチャンを払っても
良いかと思います。しかし、それでは運に任せすぎであって、自分の意志が入
ってませんよね。

 そこで、たとえば打一とした後に打二とするのではなく、打(1)とするのは
どうでしょう??? 同条件のペンチャンで自分でどちらを外すか選択できな
いのであれば、どちらも同じように端牌の方だけを切るのです。

 すごく中途半端に見えるかも知れませんが、これならどちらの3を引いても
リャンメンに受けることができるのです。どちらかのペンチャンを払いきって
しまえば3に対応できるのは片方なので50%です。テンパイまではフリテン受
けもフリテンとは言いませんからね。ちょっと変わった発想ですが、こんな考
えもあるんだ程度に覚えておいてください。

 今回は序盤の切り順についてでしたが、どうだったでしょう??? 僕の打
牌選択がすべて正しいというわけではありませんが、ちゃんと意志をもって序
盤から打牌するよう心がけているのです。みなさんも一打一打を大切にしてく
ださいね。

 では、また来月お会いしましょう〜♪♪♪

(渡辺順洋:プロ協会C3リーグ)

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「世間で言うクリスマスって日」という部分が泣かせます。麻雀プロとはクリ
スマスの夜に麻雀を打っている者である。そんな定義があったらプロの人数が
増えそうです。ぼくもこれから雀荘に行きます( ̄w ̄)プッ


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━━━(2)<東風戦メンバー戦記>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

なぜ人は麻雀を愛してしまうのか。フリー雀荘従業員による闘いの記録!
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■■“好き”を仕事にする道■■

 先日、同僚のメンバーが参加するバンドのライブがあったので仕事の前に立
ち寄った。

 彼らは自分たちの信じる音楽での成功を目指して上京を果たし、現状その活
動だけでは無論口に糊することが叶わぬ境遇にいる。メンバー業や他のバイト
に従事しながら、夢の途中を模索して生きている。

 私自身、こういう生き方の是非について声高に青い主張を叫ぶ気などは毛頭
ない。麻雀が好きで置いている今の境遇も、さして明るい展望もないまま胸を
張れるほど莫迦でもない。世間的に見れば、愚にも付かぬことに現を抜かし、
まっとうな生き方の轍を踏み外しているといえるのだろう。

 それでも…我々はこれでいい。たぶん。人生の優先順位が金銭や地位でない
のなら、自分が最も大切なものにだけは妥協しないで生きていこうか。そんな
ことを考えながら短い演奏は終わる。彼らに共感と激励の念を抱いて、ライブ
ハウスを出た。

 麻雀に対する考え方を再確認しての本走番。いつも以上に神経を擦り減らす。

 オーラス、自分は3着目の南家。トップの親と4000点差、2着の西家と3000
点差、そしてラスの北家とは数百点差であった。

 トップ者はドラの9索含みでチーを入れており、上目のチャンタ三色で聴牌
気配。2着目は役牌を叩いており、途中で場に2枚目となる八萬を手出しして
やはり聴牌気配。ラス目の動向はこの段階でははっきりしない。それぞれの仕
掛けに回ってるようにも見える。

 自分の手牌は中盤にこの14枚。

四五六七九(6)(7)(8)234555

 九萬は生牌。萬子の中程は場に結構走っていてほぼ安牌。2索も前巡河に走
って安牌だ。打てばラス落ちという状況である。

 役牌を叩いた2着目は、おそらくは九萬が雀頭の筒テンか索テンだろうが、
バッタなら九萬は危険なところ。三色目の親には七萬も九萬も打ちにくい。タ
ンヤオにしたいところだが、考えた挙句2索をひとまず切って闇。

 曲げたところで場に2枚走ったカン八萬受けの13本、どこから和了っても裏
ドラが無くては着順も上がらない。ここで、暫定ラス落ちとなるリー棒を献上
する気概は、到底起きなかった。

 ところが同巡、親が3枚目の八萬をツモ切る。リーチをかけていれば一発の
2600直撃。裏1枚で僥倖のトップもあったか。その後自分は四萬を引いてツモ
切り。次に七萬を引いて一応の四萬連打。

五六七七九(4)(5)(6)34555

 九萬が通っていればノベタンでいくらでもツモ和了っていたが、結局、終盤
聴牌を入れたラス目も含め、全員聴牌で3着キープの流局ラスト。

 全員の開けられた手を見ると、トップ目は九萬の片和了りで純チャン三色
ドラ、2着目はやはり九萬雀頭、受けは自分が暗刻使いの5−8索であった。

 あの段階で自分に1枚の九萬が2着目に雀頭で2枚と考えていたなら、トッ
プ目の受けは九萬の1点に絞り、最終形と見てカン八萬で曲げても良かったか
もしれない。2着目の受けも固めていた5索と期待できたはず。事実8索も、
表示牌を含め3枚見えていた。

 結局お互い残り1〜2枚の勝負なのは、考え抜けば分からなくもなかった。
トップのためには直撃と一発と裏、という本当に虫のいい奇跡が必要だが、も
う少し場が見えていれば、リーチ成就の勝算だけで言えば五分であった。

 局面は確かに難しい。カン八萬で曲げる人間などいないだろう。通常の選択
肢は、九萬を放して四−七萬ノベタンリーチか、萬子か索子を伸ばしてリーチ
のいずれかだ。それでも自分の読みに殉じれば、針の穴の和了りも不可能とい
うわけではなかった。

 音楽にせよ麻雀にせよ、人並みに就職できない落伍者達の逃げ道ではない。
好きなことがあって、それを誰にも譲れないからこそ我々はそこに轍を刻む。
もちろん妥協は簡単だ。しかし、どこかで自分の出来ることを放棄していては、
何も残せない。

(須田良規:プロ協会Bリーグ)

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読む人はここまで読んでいるという例ですよね。こういうのを見ると手牌読み
に意味はあります。捨牌だけを読むってもんじゃないですけど。


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━━━(3)<雀賢荘でプロっちゃった!>━━━━━━━━━━━━━━━━━

日本プロ麻雀協会プロによる雀賢荘の対戦レポート!
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■雀賢荘に年末も熱中症■

 街がクリスマス一色に飾られて賑わいを見せているこの季節、皆さんはいか
がお過ごしでしょうか?

 大切な人と幸せな夜を迎える人もいれば、今年も1人で虚しくケーキを食べ
ながら寂しい夜を過ごす人もいたりします。おそらくモテない人が最も苦痛に
感じる日は「2月14日」と「12月24日」でございましょう。

 言うまでもなく、その一員である私は、今年も上記2日は雀荘で過ごす予定
でいますので、どこかの雀荘で見かけた方は、やさしくしてくださいね♪

 さてさて、このメルマガも2004年最後となりました。対局されました方、愛
読して下さいました方、今年1年ありがとうございました。来年も頑張ってい
きますのでご支援の程よろしくお願いします。ということで、今回のテーマは
「私のネット麻雀反省会」です。

・チャットミスが多すぎ…雀賢荘のカラーはやはりチャットによる交流でしょ
う。私も数多くの言葉をあらかじめ登録しています。しかし登録しすぎで間違
ったものを使ってしまうことが多々ありました。放銃した後でオーラスでもな
いのに「お疲れ様でした」と出してしまったのはまずかったかな(「おめでと
うございます」というつもりだったのに)。

・回線落ちでの動揺…私も回線落ちには悩まされました。復旧するまでは「代
打ち」が打っているのですが、意図的にヤミテンにしているのに勝手にリーチ
されていることが何度もあり、ありえないリーチや放銃には悩まされました。
皆さんも再入室して変な場況になっても慌てないでくださいね。

・メルマガ原稿の見落とし…前回のメルマガで三色の手牌を紹介しましたが。
改めて見ると「五七八(6)(7)(8)(9)345789 ツモ六 ドラ九」の正着打
は、(6)じゃなくて五です。これは6引きによる678の三色の可能性もある
からです。ごめんなさい!! 見落としありの失着打です! 今後はこのような
誤打ならびに誤字の無きよう注意しますので、よろしくお願いします。

 あともう一点、前回号の3回戦「一見ロスに見える(2)は」とありますが、
正しくは2索でした。深くお詫び申し上げます。

 さてさて、今年最後の対局記を紹介します。

■1回戦
 ☆ウル☆さん、トリノス?さん、ほそやんさんとの対局です。

「先行逃げ切り型」の私は、東場でマンガン手と交わし手を成就させ、南場も
優位な展開に持っていくができました。そんな展開で迎えた南3局1本場。
3人が副露、1人がリーチというガチンコ状態になりました。ドラは(6)、
供託リーチ棒は2本です。

 大体の場況はこんな感じです。3万2400点持ちの私は鳴きタンヤオの仕掛け
で2−5待ちでテンパイしています。2万100点持ちの北家は白を2鳴きして、
河には色の偏りがありません。2万2400点持ちの西家は、發を1鳴きしソーズ
のホンイツ志向でようやく不要な字牌に手をかけたところ(まだ張ってなさそ
うでノーケアでした)。ちなみに中以外の字牌は場に枯れています。23100点
持ちの東家は「北南東七(8)←リーチ」という河。どこがロン牌であってもお
かしくないリーチです。

 北家の仕掛けについて考察してみましょう。ここで大事なのは、役牌の
「1鳴き」と「2鳴き」の違いです。

 AとBの手牌を比較しましょう。ドラは(6)。

A 二三五七(5)(6)(7)(9)(9)57白白

B 二三五七(6)(6)(6)(9)(9)57白白

 Aの手牌なら白をポンする人って少ないですね。567の三色を基本にして
打つかと思います。平和狙いによる白のトイツ落としも好手に挙げられます。
白をポンするのはあくまで2鳴きで、他の面子がまとまってからの交わし手に
限定されます。よって私が「2鳴き」の西家に放銃しても軽い失血で済むわけ
です(親リーチを蹴ることができますし)。

 逆に、北家が白を1鳴きしていたら警戒度を上げなければなりません。1鳴
きするならBの手牌が濃厚だからです。ドラが複数枚あれば役は1つで十分で
すから、役牌を2鳴きする意味はありません。

「1鳴きに複数ドラ・ホンイツ・トイトイあり、2鳴きは交わし手」と頭のど
こかに入れておかれるといいですね。ただし、ブラフの可能性があったらゴメ
ンナサイね。

 結果ですが、全ツッパした私が2をロン和了してピンチをしのぐことができ
ました。 

 ちなみに、北家の手牌はこんな感じでした。

七八九(5)(6)(7)(9)(9)57 ポン白白白

 567三色を妥協してのポンテンであることを河が物語っていました。

■2回戦
 彩女さん、ちかさん、ありんこさんとの対局です。

 東場はちかさんの独壇場で、私はラス目と今ひとつといった感じでしたが、
南1局に好配牌がはいりました。

南1局 西家 1巡目 20700点(3着目) ドラ六

二二二四五六七八(6)(8)9發發 ツモ三 打9

 Wリーチチャンスですね♪ しかし手牌をよーく見てみましょう。待ち部分
のピンズが悪い形ですよね〜。まだ1巡目なのにマンズいっぱいの手にふたを
してよいのでしょうか? ということで、ここはWリーチは自重しました。

 というのは、マンズのホンイツへの渡り打ちの方が、マンガン以上で好形待
ちのテンパイに組めるからです。その後の展開としては、鳴くなら發ポンから
です。マンズを自力で引けばテンパイ崩しの(6)→(8)落としです。仮に、偶然
にも(7)を引いたとしても巡目が浅ければ、面子落としするのも面白いかもし
れませんね。

 結果は發ポンしての打(6)。ツモ西で打(8)で西単騎の仮テンに受けました。
その後、全然マンズを引いてこなかったのですが、8巡目でロン和了できまし
た。

(もし筒子の形が(7)(8)ならば、無理にホンイツに志向にせずにWリーチツモ
ドラ1を目指す方が好ましいでしょう。ただしWリーチじゃなければ、マンズ
の渡り打ちがいいですね)。

 では、ここで私からの冬休みの宿題です。(A)(B)の中に正しい言葉を入れま
しょう。また、複数正解がある場合は、すべて入れましょう。

 上記の最終形は「二二二三四五六七八西 ポン發發發」でしたが、この手牌
から最も待ち枚数が多く化けるツモ牌は(A)でその待ちは(B)です。また、この
手牌からハネマンを和了するには、「(C)を引いてきて打西で受けを変えて再度
(C)で引きあがる」「現時点では海底ツモの座位にいないため、運よく(D)を引
いてきての(E)を狙う」という条件が必要となってきます。

 さて最後に余談ですが「Wリーチ」は喜んでかけるものじゃないですね〜。
確かに「Wリーチは神からの授かりモノ」ではありますが、麻雀は意志を持っ
て手作りして和了することに意義があります。みなさんも苦しい手牌のときほ
ど最善手を尽くせるようにがんばっていきましょう。

 ではでは2005年も皆さんにとって、よい年でありますように。

(高島努 プロ協会C3リーグ)

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最近、ダブリーして失敗ということが何度かありました。どうせ珍しいものな
んだから、いっそのこと5ハンくらいあったら、失敗とか成功とか考えずかけ
られるのに(´ヘ`;)ハァ


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━━━(4)<金言劇場>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

麻雀の金言を毎月ひとつずつ紹介します。
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■今月の金言■

西(1)中八西六三二(5)5南 南でリーチ

 たとえばこのリーチを見て、多くの打ち手は捨て牌の切り順などから当たり
牌を読もうとする。それが問題なのだ。なぜいけないのだろうか?

 第一に、相手の当たり牌を読むのが大切になることはそれほど多くない。リ
ーチに対しては、降りるか攻めるかの判断がまずあって、降りるなら基本的に
はベタオリ(1枚も危険牌を通さずに降りる)すべきだし、攻めるなら最大限
攻めるべきである。「攻めるべき手」においては、テンパイに近づくことが有
利であり、逆に「降りるべき手」においては、安全な牌を切ることが有利だか
らだ。たまたま「きわどい手」で、しかもある特定の危険度の牌を切ることが
ベストであるという状況は、あまり多くない。

 第二に、読みの精度の問題がある。相手の待ちが読めるのであれば、読みは
無益ではない。しかし現状では、「〜は〜だから、危ない」「〜はワンチャン
スだから、やや安全」という程度の「文学的」な読みがほとんどである。その
うえ困ったことに、「読み」がどの程度の精度で当たっているかの検証がされ
ることはまずないのだ。

――とつげき東北先生のお言葉――
『科学する麻雀』(2004年、講談社)より

■麻雀オタクの麻雀ゴタク■

 著者はネット麻雀界では有名な存在です。東風荘で打ちまくってそのデータ
を元に自分のHPで麻雀の戦術を発表。徹底的に主観を廃して工学的な麻雀を
めざすそのスタイルに、賛同する者多数、アンチとなる者も多数。

 エッセイなども書いており、その文章のスタイルも含めて、実際に自分の目
で見ていただくのが一番かと思います。これが著者サイトです。

http://www.interq.or.jp/snake/totugeki/

 本書はあとがきで本人が「本書を読まずして麻雀は語れない、そんな日がい
つか来るだろう」と書いている通り、すばらしい本だと思います。ぼく自身、
ひじょうに勉強になりました。

 麻雀が強くなるにはどうすればいいの? こんな疑問にどう答えるか。そこ
に決定的な影響を与える人が時代ごとに存在します。阿佐田哲也先生もそうで
すし、桜井章一先生もそうですね。いま、とつげき東北先生によって、麻雀は
大きな曲がり角を通り過ぎたんじゃないかと思います。

 麻雀も経験で語る段階から研究の段階に入ったということですね。他のゲー
ムに置き換えてみたら当たり前のことです。金を賭けたから強くなるなんてこ
とはないですし、感性を磨いたら強くなるなんていうのも無意味なスローガン
です。

 ひとつぼくが疑問に感じるのは、最強の打ち手はネットから登場するだろう
という予測です。とりあえず現時点では、ネットだけでは麻雀は強くなれない
んじゃないか、そんなふうに思っているのです。

 いくらメールラブ、チャットナンパが発達しても、それが本流になることは
ないというのと同じではないでしょうか。どうでしょう?( ̄w ̄)プッ


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●○●○●「雀賢荘」からのお知らせ●○●○●○●○

 第8回ミニ大会を大会特設サロンにて開催しています!
 今回はクリスマス特別企画!
「雀賢荘」オリジナルネックストラップがプレゼントに登場します。

 開催日程:12月24日(金)13:00 〜 12月27日(月)10:00

 皆様、ふるってご参加ください。


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発行   有限会社 アイ・エス・ジャパン
     毎月10日・25日発行
編集長  福地 誠
記事協力 日本プロ麻雀協会
編集   有限会社 アイ・エス・ジャパン
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雀賢荘HP  http://jankenso.is-jpn.com/
 
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