国際情勢

ニュースで学ぶ与信管理と債権回収

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創刊日:2001-04-15  
最終発行日:2018-01-17  
発行周期:毎週水曜日  
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担当者が知っておくべき与信の実務がここに〜ニュースで学ぶ与信管理と債権回収◆

2018/01/17

━━<与信管理メルマガの草分け>━━━━━━━━━━━━━
■ニュースで学ぶ与信管理と債権回収■  総発行部数2,671部
━━━━━━━━━━VOL.119(2018年1月17 日号)━━━━

こんにちは!
ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。

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是非皆様ご参加ください!
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<このメルマガの目的>
最新のニュースを題材にして、与信管理、債権回収に関する最新の手法や情報
を毎週提供する。審査、与信管理、債権回収を専門としている人向けメルマガ。
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◆今週のテーマ◆

「米国でよく使われる決済条件」

今日は、米国でよく使われる決済条件について、まとめてみたい。

(1)Net 30

もっとも良く使われるのが、この決済条件であり、数字は日数を表している。
60や90も良く使われるし、もっと、短い7、10、15、20など様々なバリエー
ションがある。

30の倍数の場合、1ヶ月、2ヶ月、3ヵ月後と誤解されることが多いが、正し
くは日数後になる。

たとえば、下記の例では、6月10日ではなく、9日が期日になる。

起算日:5月10日
決済条件:Net 30
支払期日:6月9日

さらに問題となるのが、起算日で、請求書の日付と解釈する向きが多いが、正
しくは、売主の売上計上基準による。

出荷基準の会社であれば、出荷日からになるので、多くの場合、請求書の日付
と同じことが多い。

納品基準や検収基準であれば、出荷から数日のタイムラグがある。つまり、同
じNet 30という決済条件でも、売上計上基準によって、支払期日が異なること
になる。

実は、欧米では、これが支払遅延の要因になっていることが多い。こうした誤
解を防ぐために、売主に支払期日や起算日を確認したり、買主に具体的な期日
を伝えたりすることが大切だ。

(2)2/10 Net 30

これは、Discount(早期割引)の決済条件で、上記の場合、10日以内に支払を
すると、10%の割引が受けられるという条件だ。最終的な支払期日は起算日か
ら30日後になる。

この条件も誤解や問題が多く、経理担当者から敬遠されることが多い。10日を
過ぎても、10%割引後の金額を払ってくる顧客が多く、10%分が遅延や未回収
になることが多いからだ。

(3)Advance Payment

いわゆる前払いである。売主にとってほとんどリスクがない決済条件である一
方、買主にとっては、お金を支払っても、品物を入手できないリスクがあるた
め、敬遠されやすい。

全額ではなく、50%を注文時やプロジェクトの着手時に請求し、残額は納品後や完了後に請求することも多い。

(4)Cash on Delivery(COD)

小売業ではお馴染みの代金と引き換えに商品を受領する決済条件である。信用取引が中心の企業間決済では、ほとんど使われることはない。

一方、会社設立間もない企業や個人事業主に対しては、CODでのみ取引する企
業も多い。

なお、日本では欠かすことのできない約束手形による決済は、米国を始め、世
界的にはほとんど使われていない。

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<2月のセミナー>
◆中国・アジアの与信管理と債権回収
2018年2月20日(火) 13:30-16:30
http://www.kmjpn.com/asia2017.htm

<3月のセミナー>
◆決算書の見方〜簿記の知識不要の決算書の読み方
2018年3月8日(木) 13:30-16:30
http://www.kmjpn.com/financialstatements.htm
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★編集後記★

年が明けて、あっという間に半月が経過してしまいました。

2018年もあっという間に終わりそうです(笑)。

☆次回は1月24日発行予定です。

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◆発行者の著作
『海外取引でよく使われる与信管理の英語』(IBCパブリッシング)
http://tinyurl.com/m5c8634

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