金融・保険

あなたの年金大丈夫?老後資金を考える

超高齢化社会と低金利の影響で、年金・退職金は大きく変容しています。今後、老後の資金準備にも自己責任が求められます。今こそ年金・老後を考える事が大切です。企業年金コンサルタントが解り易く解説します。

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【あなたの年金大丈夫?】2012/3/26

2012/03/26

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  ★★★★★ あなたの年金大丈夫?〜老後資金を考える ★★★★★
             第316号(2012/3/26発行)
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「年金って、難しくてよくわからない」
「年金はちゃんともらえるの?期待していいの?」
「うちの会社の年金はうまく行っているの?」

こうした疑問に答えるメールマガジンです。
環境変化と自己責任の時代に適応するには、知恵と最新情報が必要ですね。
年金コンサルタントがわかりやすく解説します。 
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● 発行者からのメッセージ
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 久しぶりの復刊です。

  しばらく、私自身の多忙や、話題不足もあって、長期にわたって休刊してお
り、読者の皆さんには大変失礼をいたしました。

  今回、AIJ投資顧問の事件が発覚し、にわかに世間が騒がしくなっていま
すが、マスコミ等の報道は不正確であったり世間をあおるような印象を禁じえ
ません。
 一般の皆さんが過度に不安を持ったりしないようにしたい、こういうときこ
そ我々の出番だ、と感じ、復刊いたしました。
 
 どうぞよろしくお願いいたします。


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● うちのメルマガをよろしくです!
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◆◆今週のContents      ◆◆
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1.ニュース・・・・・今週の主なニュースを紹介
2.コラム・・・・・・AIJ投資顧問事件(その2)
3.ワンポイント・・・お休みです

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◆◆1.ニュース・ヘッドライン◆◆
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■年金積立金「10年未満で底つく」16基金 厚労省調査
(3/23 日本経済新聞)

▼AIJ投資顧問による年金消失問題で厚生労働省は、578の厚生年金基金
 の財務状況を正式に公表した。

▼将来の年金支給に回す積立金が10年未満になくなる基金が16基金あるこ
 とが分かった。早急に掛け金(保険料)の引き上げなど対策を打たないと、
 遠からず年金支給が難しくなる基金が出かねない。

▼2010年度の年間の年金の支給額が掛け金を上回っている基金は、半数強
 の314基金あった。これらの基金は、労使の掛け金だけでは給付を賄えず、
 積立金を取り崩している。
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<解説>

・この分析の詳細は不明ですが、単年度の給付と掛け金の水準が今後も続くと
 の前提による、かなり粗っぽい試算のようです。

・また、記事では「厚労省は掛け金の引き上げや給付減額で自助努力を求める、
 と原則論を繰り返すばかり」と結んでいますが、他にどんな原則があるのか、
 については述べていません。

・その意味では、世間を危機意識であおるだけの無責任な論調になっているの
 が非常に気になります。

・もちろん、掛け金を引き上たり、何らかの財源措置を講じばければ、年金財
 政が立ち行かなくなることは明らかですが、もう少し具体策を述べてほしい
 と感じます。

・筆者としては、かつて金融機関に公的資金が投入されたのと同様に、当局が
 乗り出して、理事などの運営責任はしっかり追求したうえで、財政支援を行
 う、ということが必要ではと思います。

・基金の自助努力だけでは問題が解決しないように感じます。



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◆◆2.コラム  ◆◆
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 ■□AIJ投資顧問事件(その2)□■

 2月24日に報道が始まった、AIJ投資顧問の年金資産がなくなっていた
という事件。

 2000億円という金額の大きさもさることながら、年金基金の運営のもろ
さ、当局の監督不行届、天下り問題と、さまざまな方面に波紋が広がっていま
す。

■オルタナティブ投資

 さて、AIJ投資顧問の資産運用は、オプション取引等を駆使して株式相場
などが低迷していても一定のリターンをあげようとする「絶対収益型運用」だ
と言われています。

 このような運用は、いわゆるオルタナティブ投資に分類されます。


▼オルタナティブ投資とは
 オルタナティブというのは、英語で「代替的」という意味です。
 ですから、オルタナティブ投資とは、「今までの資産運用に代わる運用」と
いうことです。
 これをもう少し具体的に言うと、「今までの資産運用は、株式や債券といっ
た有価証券を買って保有している(バイ&ホールド)ものであるため、株式や
債券の価格が値下がりしたときは利回りがマイナスになる」のに対し、オルタ
ナティブでは「今までとは違う方法で投資したり、今までになかった資産に投
資したりすることで、有価証券の値動きとは違う収益を狙う」というものです



 要するに、「今までになかったタイプの投資」をひっくるめた概念というわ
けです。


▼オルタナティブ投資の種類

 大きく分けると、

  ・有価証券以外の新たな投資先に投資するもの

と、

  ・これまでのような”買って保有する”というスタイルではない、新たな
   投資手法をとるもの

とに大別されます。

 前者の例としては、
 
  ・不動産への投資
  ・天然資源(石油や貴金属等)への投資
  ・未公開企業への投資

などが、
後者の例としては、

  ・ヘッジファンド(先物やデリバティブなどを駆使する)

が代表的です。


▼オルタナティブ投資が好まれる理由(メリット)

 何といっても、

 ・市場環境が悪い時でも収益が期待できること

が最大の特徴です。

 先進国(特に日本)では、国家の成熟化や企業の成長の鈍化などで、株式
市場の低迷がかなり長く続いています。

 こうした状況でも、企業年金は一定以上の運用収益を稼ぐ必要があります。

 そこで、市場が低迷していても収益が取れる、オルタナティブ投資が好ま
れるわけです。

 また、オルタナティブ投資は、伝統的資産との相関が低いため、いわゆる
リスク分散効果があります。

 例えば、今はアメリカの株が下がると、日本を含めた世界の株がほぼ同じ
ように下がる傾向があります。

 つまり、各国の株式の相関が高くなっているわけです。

 これだと、投資先を分散している意味が小さくなります。
しかし、オルタナティブの場合は株式相場の相関が小さいため、持っている
資産が一斉に値下がってしまう可能性は小さくなるわけです。


▼オルタナティブ投資のデメリットと留意点

 反面、オルタナティブ投資には、
 
 ・商品が多様で、かつ仕組みの複雑なものが多い
 ・過去の実績が十分にない

ということから、その商品特性がわかりにくいという難点があります。

 また、

 ・途中解約がしにくい(制限がある)

ということもデメリットです。

 魅力はある反面、「わからないものには手を出さない」という古くからの
投資格言もありますので、採用には慎重な態度が必要です。


(続く)

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◆◆3.ワンポイント◆◆
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 お休みです。


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