金融・保険

あなたの年金大丈夫?老後資金を考える

超高齢化社会と低金利の影響で、年金・退職金は大きく変容しています。今後、老後の資金準備にも自己責任が求められます。今こそ年金・老後を考える事が大切です。企業年金コンサルタントが解り易く解説します。

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【あなたの年金大丈夫?】2012/3/14

2012/03/14

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  ★★★★★ あなたの年金大丈夫?〜老後資金を考える ★★★★★
             第315号(2012/3/14発行)
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「年金って、難しくてよくわからない」
「年金はちゃんともらえるの?期待していいの?」
「うちの会社の年金はうまく行っているの?」

こうした疑問に答えるメールマガジンです。
環境変化と自己責任の時代に適応するには、知恵と最新情報が必要ですね。
年金コンサルタントがわかりやすく解説します。 
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● 発行者からのメッセージ
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 久しぶりの復刊です。

  しばらく、私自身の多忙や、話題不足もあって、長期にわたって休刊してお
り、読者の皆さんには大変失礼をいたしました。

  今回、AIJ投資顧問の事件が発覚し、にわかに世間が騒がしくなっていま
すが、マスコミ等の報道は不正確であったり世間をあおるような印象を禁じえ
ません。
 一般の皆さんが過度に不安を持ったりしないようにしたい、こういうときこ
そ我々の出番だ、と感じ、臨時という形ではありますが復刊いたしました。

 当面、不定期の発行になるかと思いますが、どうぞお読み下さいませ。


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◆◆今週のContents      ◆◆
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1.ニュース・・・・・今週の主なニュースを紹介
2.コラム・・・・・・お休みです
3.ワンポイント・・・お休みです

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◆◆1.ニュース・ヘッドライン◆◆
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 今回は省略します。



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◆◆2.コラム  ◆◆
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 ■□AIJ投資顧問事件(その1)□■

 2月24日に報道が始まった、AIJ投資顧問の年金資産がなくなっていた
という事件。

 2000億円という金額の大きさもさることながら、年金基金の運営のもろ
さ、当局の監督不行届、天下り問題と、さまざまな方面に波紋が広がっていま
す。


▼事件の概要

 まず、ざっとポイントを箇条書きにしてみましょう。

・AIJ投資顧問が企業年金等から運用を委託されていた年金資産の大部分が
 消失していたことがわかった。

・AIJ投資顧問は、相場低迷期でも収益をあげる「絶対収益型運用」として
 高い利回り実績を出しており、120社程度の顧客資産を預かっていた。

・顧客の一部には大手企業の年金基金も含まれていたが、大半は多数の中小企
 業が寄り合いで運営する「総合型年金基金」であった。

・多くの総合型年金基金の事務局には厚労省や社保庁OBが天下りしており、
 これら基金がAIJに運用委託する際に、社保庁OBが一枚かんでいたとの
 情報も出た。

・金融庁は同社に業務停止処分を出す一方、約260社の投資顧問業者への調
 査にも着手した。

・民主党や当局も、年金運用に関する規制強化の検討に乗り出した。



▼総合型基金の組織はどうなっている?

 今回、被害にあった年金の大半は総合型基金でした。

 総合型基金とは、資本関係がないものの同種同業や同一地域にある企業が集
まって作られており、業界団体(ナントカ組合とか、ナントカ業協会)が設立
母体となって作られた年金基金です。

 総合型基金の運営はどんなものなのでしょうか?

 基金の理事長や役員はほとんどが会社経営者などであり、基金の専従者では
ありません。

 多くの場合、基金事務局に専従しているのは1〜3名程度です。

 このうち、役員の中で唯一の常勤理事で、現場の責任者である「常務理事」
が実質的にかなりの業務を行っています。また、彼らの多くは、厚労省や社保
庁のOBで、厚生年金や企業年金には詳しいのですが、資産運用の経験は十分
でない場合も少なくありません。

 基金の正式な意思決定は、理事会での検討を経て代議員会という場で決裁さ
れますので、形式的な統制はあります。ですが、理事も代議員も、基金の加入
企業の役員などから選出されており、本来の業務の片手間で、しかも手弁当で
参加していますので、けん制も利かないことが多いと思われます。

 ですから、どうしても、常務理事という個人に依存する度合いが高いといえ
ます。


▼基金組織の限界

 こういう問題を解決するには、専門家を雇うなりコンサルタントを依頼する
などすべきだ、という意見も聞きます。

 ただ、基金の事務費は加入企業からの掛金でまかなわれますが、基金の規模
が大きくない場合はその予算も限られますので、寄り合い所帯の組織内で新た
にお金のかかる話を実行するのは至難の技です。


 筆者は、こうした運営構造を改善するには、基金が合併してスケールメリッ
トを得られるような規模にすることが必要と思います。

 年金資産の管理運用は、よほど極端に資産規模が大きい場合を除けば、大も
小も基本的な対応は同じです。
 
 たとえば、運用に詳しい人を一人雇おうとすれば、スケールを大きくしたほ
うが雇いやすいわけですし、もちろん運用機関に払う運用手数料も割安になる
というスケールメリットも期待できます。


 あとは、厚生年金基金という仕組み自体を大きく見直す必要があります。

 厚生年金の一部を「代行」しているわけですが、これはある意味で国からお
金を借りて運用しているという構造です。

 仕組み上、借り入れの利率は国の資産運用利回りと連動していますので、国
並みの利回りを挙げられれば過不足はでないわけですが、その達成はそう簡単
ではありません。

 実際、大手企業の大半は代行部分を国に返上してしまっていますよね。


 とはいえ、現実には、この代行部分を国に返上するための資金が不足してい
る基金が多くあります。

 返上するには、追加の掛金の徴収、あるいは、運用利回りが劇的に改善して
資産が増える、といったことが必要になりますが、そうした状況にならなけれ
ば、返上したくてもできないわけです。

 この辺は特例的に国策として何か考えることも必要かもしれません。

(続く)

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◆◆3.ワンポイント◆◆
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 お休みです。


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