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ミーハー通信

ミーハーな視点で選んだ「見てハッピーに気分になれる映画」を新旧おりまぜ毎回1,2本紹介していきます。

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ミーハー通信 vol.92

2004/05/31

***********「ミーハー通信」*******************************************
   VOL.92 2004.5.31

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 こんにちは。ミーハーな映画ファン、MissYです。
このメールマガジンでは「見てハッピーな気分になれる映画」を紹介していき
たいと思います。
 第92回は、待望のティム・バートン監督の最新作をご紹介!

■『ビッグ・フィッシュ』2003年・アメリカ
  (原題『Big Fish』)  (監督/ティム・バートン)

 BIG FISHというのは、この映画では文字通り「大きい魚」の話になっている
んだけど、俗語で「大物」とか「大ボラ吹き」ってな意味もあるらしいです。
(おすぎさんの映画番組に出ていた戸田奈津子さんが言っていたことの受け売
りです。えへへ。)
 話好きで社交的で誰にでも好かれる父親と、その息子の話が軸になってい
るのですが、この父親の若い頃を演じているユアン・マクレガーが、すっごく
いいです。そして年老いた父親を演じたアルバート・フィニーの渋さも素敵。
彼の若い頃はユアン・マクレガーとそっくりなんだそうです!
 映画は、現在の年老いた父親と息子の話と、その父親が息子の嫁に語る昔
話の回想シーンとが織り交ぜてあって。息子は子供の頃は、この父親の話
(そりゃもうかなりホラ話っぽい荒唐無稽な”おとぎ話”)を喜んで聞いてい
たのに、だんだん「オヤジまたホラばかり言ってるよ....」と、げんなり
していて。その嫌悪感は、とあることで最高潮に達してしまい、以来、疎遠に
なるのだけど、父が危篤という知らせをうけて夫婦で久々に帰省するのです。
 父親の思い出話のシーンは今までのティム・バートン風味が炸裂という感じ
の夢にあふれた素晴らしいシーンばかり! 一面のお花畑や、サーカスのシー
ンなど、これは是非スクリーンで堪能して欲しい! 一方、現実ともちゃんと
話は繋がっていて(お医者さんの話とか、ええ話やな〜と思いました。「常に
真実だけを話せばいいかといえば、そうではないと私は思う」ってなことを語
るあたり)そのさじ加減が絶妙で、「ああ〜、ティム・バートン監督、大人に
なったのね〜」と思った私なのでした。そう、四角四面の「正しい話」ばかり
では人生は面白くないものね。ファンタジーって、別になくても生活に支障は
ないけど、あった方が人生に彩りを添えるっていうか....人はいつだって
面白味を求めているもんだよね〜とか、そういうことをつくづく思いました。
なので、この映画が終盤で現実だかファンタジーだか分かんなくなるのは、そ
れはそれでOKだと思った私でした。
 ラストでは、もう号泣。「私も亡くなった父ともっと話をしたかった、こん
な風に」って思って、もう涙が止まらなくなりました。帰り道も、しくしく泣
きながら帰ってしまったほど。(これってかなりアブナイ女だよ!)
 多分、この映画を見て、親と離れて住んでいる人は親に電話したくなる映画
だと思います。
 映画を見た後、知ったのですが。この映画、ティム・バートンのオリジナル
脚本かとばかり思っていたら(だって、あまりにもティム・バートンの世界そ
のままって感じだし)原作の小説があったのでした! もちろん映画化するに
あたって脚本は原作に多少の書き加えがなされているようですが。で、この話
の映画化を受ける直前に監督は父親を亡くしたそうです。それで、ちょっとい
ろいろと思うところあり、この作品の映画化を受ける気になったそうです。そ
して映画を作っているときに子供が出来た(女優のヘレナ・ボナム=カーター
との間に)そうです。ふ〜む。そんなこんなで彼も大人になったのかも。でも
従来のティム・バートンらしいファンタジー(でも、ちょっとおどろおどろし
い感じもあり〜の)も味わえる、なんつーか、深い映画。でも難しい映画では
なくって、すごく幸せな気分になれる(なんたって悪人が一人も出てこない!)
とにかく、今のところで私にとって今年一番の映画!
 もう1回見たいなぁ〜。でもそのときは、また大泣きするに決まってるので、
もうマスカラなしで行きます(苦笑)。

 公式HPは、こちらです。 
http://www.big-fish.jp/contents.html

【編集後記】
 はぁ〜、3月に再開して以来、なんとか「月1回発行」をギリギリペースで
死守している感じです。このメルマガでは、本来は、もっと日の当たらない地
味めなミニシアター系映画を「こんなんありまっせ!」と広報するのが私の役
目か?と思っているのです。が、この一ヶ月で見た中では、やはり『ビッグ・
フィッシュ』がダントツで心に残る映画だったので「私なんかが改めて”いい
映画ですよ!”って言わなくてもな〜、たぶんヒットしてるし...」と思い
つつも、敢えてこの映画を取り上げました。今はビデオ化も早いから(まぁ、
半年待てばビデオが出るって感じですものね)映画館で見損ねてしまっても
「ま、いっかービデオで....」って思う人が多いでしょう。が、しかし。
この映画は是非、映画館のスクリーンで堪能して欲しいです。お父さんの回想
シーンが、ほんとうに素敵なんですよ!
で、女性の方々は、見るときはウォータープルーフのマスカラで行って下さい。
もしくは、ノーマスカラで(笑)。

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発行人 MissY
感想、お仕事、雑文書きのご依頼などありましたら、こちらへ。
E-mail miss_y@104.net

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創刊日:2001-04-10  
最終発行日:  
発行周期:不定期(月に2〜3回発行)  
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