海野隆−ひと・まち・くらし・しぜん通信

2013/08/28

■住みよさランキング2013
 

●新たなトップテンに土浦市・那珂市・神栖市

東洋経済社では、全国の市を対象に「住みよさランキング」を毎年公表してい
ます。「住みよさランキング」は、公的統計を基に、それぞれの市が持つ“都市
力”を、「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」「住居水準充実度」の5
つの観点に分類し、採用14指標について、それぞれ平均値を50とする偏差値を
算出、その単純平均を総合評価としてランキングしたものです。

今回の対象は、2013年6月17日現在の790都市(全国789市と東京区部全体)で、
今回が20回目となります(2011年は、東日本大震災により非公表)。町村はラ
ンキング対象外ですので、阿見町がどの程度なのかは分かりません。

「関東」では、1位の印西市(千葉)、2位の守谷市(茨城)、3位の成田市(千
葉)、4位のつくば市(茨城)の上位4市の順位は、前回から変動はありません
でした。一方で、土浦市(茨城)が昨年11位から5位に上がったほか、那珂市
(茨城、14位→7位)、太田市(群馬、13位→8位)、神栖市(茨城、15位→9位)
と、茨城を中心に北関東エリアの都市が順位を上げました。といっても、「介
護施設定員数」が増え「安心度」の順位が大きく上昇した土浦市を除けば、偏
差値の水準も含め昨年と大きく変化したわけではないと、東洋経済社では分析
しています。

なおトップ10中、茨城県の都市が5市と半数を占めており、このエリアでの同県
のレベルの高さがうかがえるとしています。このような指標も、今回の知事選挙
の評価として考慮されても良いと思います。
http://toyokeizai.net/articles/-/14454?page=2

ランキングは「市」のみを対象にしていますので阿見町はランク外です。しか
し、町村も対象になるとすれば、都市機能の充実、文化施設の整備、交通の利
便性などの多くの指標を考えると、阿見町がランクインするのは間違いないも
のと思います。多くの指標の中では、特に高い評価を受けるのは[安心度]部
門でしょう。


●5つの観点と算出指標

■[安心度]
○病院・一般診療所病床数(人口当たり)/2011年10月:厚生労働省「医療施
設調査」○介護老人福祉施設・介護老人保健施設定員数(65歳以上人口当たり
)/2011年10月:厚生労働省「介護サービス施設・事業所調査」○出生数(15
〜49歳女性人口当たり)/2011年度:総務省「住民基本台帳人口要覧」

■[利便度]
○小売業年間商品販売額(人口当たり)/2007年:経済産業省「商業統計」○
大型小売店店舗面積(人口当たり)/2012年4月:東洋経済「全国大型小売店
総覧」

■[快適度]
○汚水処理人口普及率(未公表の場合は公共下水道普及率で代用)/2011年3月
:各都道府県資料○都市公園面積(人口当たり)/2011年3月:国土交通省調
べ○転入・転出人口比率/09〜11年度:総務省「住民基本台帳人口要覧」○新
設住宅着工戸数(世帯当たり)/2008〜10年度:国土交通省「建築着工統計」

■[富裕度]
○財政力指数/2011年度:総務省「市町村別決算状況調」○地方税収入額(人
口当たり)/2011年度:総務省「市町村別決算状況調」○課税対象所得額(納
税者1人当たり)/2012年度:総務省「市町村税課税状況等の調」

■[住居水準充実度]
○住宅延べ床面積(世帯当たり)/2008年10月:総務省「住宅・土地統計調査」
○持ち家世帯比率/2010年10月:総務省「国勢調査」

▼評価方法

14指標それぞれについて平均値を50とする偏差値を算出し、その平均を総合評価
としています。同様に、「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」「住居水準
充実度」は、当該指標の偏差値を平均したもので、市町村合併のあった市につい
ては、転入・転出人口比率など整備不能なデータを除いて算出しています。

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創刊日:2001-04-09  
最終発行日:  
発行周期:不定期・ほぼ月刊  
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