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「超自然現象」や疑似科学を調べる

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この世の中には、「超自然現象(超能力)」などと呼ばれるものがあります。でも、それらはきちんと説明のつくことばかり。合理的精神に基づいてそれらを解明しながら、オカルトの社会的な影響にも言及します。 



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◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇2010.12.19
◇◆「超自然現象」や疑似科学を調べる 第101号
◆◇http://skeptics.geo.jp/    
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


こんにちは。
今回も開封していただき、ありがとうございます。
3ヶ月あいたと思ったら、今度は中1日。
マイペースです(笑)

------------------------------------------------------------------------
★抗がん情報商材「メディカルイーティング」の真実
------------------------------------------------------------------------

「メディカルイーティング」という、情報商材があります。

がん患者やその家族の方には、関心を持たれた方もおられるかもしれません。

情報商材というのは、ネットで売買される
ビジネスや生活上の「情報」です。
大きく分けると、ツール系とノウハウ系があります。
ツール系は、セールスレターに書かれている機能で
ある程度は判断できるのですが
ノウハウ系は、派手な宣伝文句の一方で具体的な
中身は一切明らかにされず
いまだに問題あるものが少なくありません。
(いちがいに詐欺とは言えないので、まじめな商材のためにも
安易にそのような言い方はしません)

で、今回とりあげるのは、がんが治る食事を教えるという
ノウハウ系の情報商材です。

NATROMという人が、「はてな」ブログで批判的に触れています。
いつも真面目な書き方で、当該記事も力作ではあると思いますが、
惜しむらくは、類型的な「否定派」のパターン、
否定のための否定に終わっているのは残念です。

たとえば、「メディカルイーティング」の
セールスレター(宣伝ページ)には、
「完治100%、再発0%への挑戦!」という文言があります。

これだけ見ると、「100%」という数字が目立ち
まるでこの商材通りにすれば、必ずがんが治ってしまうような気がします。

この点についてNATROMブログは、
「100%は挑戦しているだけ」(で100%の実績とは言っていない)
「効果がなかった場合でも、『残念なことに100%治すことは
できません』と言い訳できる」と突っ込んでいます。

それはその通りで、インフォプレナーにとっても
痛い所をつかれたと思っていることでしょう。

ただ、そこで突っ込むだけで完結しても
問題解決になりません。

それでは信じる人を得心できないからです。

なぜなら、「挑戦している」ことは、「100%は不可能だ」と
いうこととイコールではないからです、理屈は。

つまり、信じる人からすれば、「挑戦している」ならそれで
いいじゃないか。私は善意に前向きに解釈するよ、
「言い訳できる」はあんたが仮定したことだろう、
といわれたらそこで対話は終わりでしょう。

それは○○だ、と言ったところで、「だからどうした。
あなたにはあなたの解釈がある。私には私の解釈がある」と
言われたらそれで話は終わりなのです。

たんに疑似科学を否定して知識自慢したいだけなら、それでもいいでしょう。
騙される人が出ないようにしたい、というこころざしがあるのなら、
そうしたツッコミに加えて
「私には私の考え」なるものに噛み合った検証が必要になってきます。

NATROMブログは「ニセ科学は『断言します!』」という菊池誠さんの断言を
引用しています。たしかに往々にしてそうではありますが
必ずそうだというわけではありません。
それこそ、断言してしまったら、そっくりそのままブーメランになっています。

なぜなら、「ニセ科学」ではなくても断言していることはあるからです。

筆者は20数年前、肺結核を患いましたが、最初に診察したある医師は
初期症状を訴えても検査もせず重病ではないと言い張りました。
そう、誤診ですね。
肺結核を放置すると、半分の人は命を落とすとか……。
今考えてもガクブルというやつです。
その医師が、たまたまヤブだったのかもしれませんが
結局検査をするのか、しないのか、という2つの
選択肢から決めるわけで、どっちにしろ言い方の問題で
その場合「検査はしない(つまり検査に値する「疑い」はない!)」と
「断言」しているわけです。

逆に、疑似科学や、疑似科学とは言えないけれど、
科学的根拠に乏しいものでも、慎重というか、
曖昧で巧妙な場合はあります。

たとえば、ビダミンCの大量点滴は、エセ医療や疑似科学とは
言いきれませんが、通常の治療に肩を並べるものにはなっていません。
ただ、施術者をヒヤリングすると、
少なくとも医学的な慎重さはみることができます。
それは、点滴療法研究会という元締めが、
そうした指導をきっちり行っているからです。

その一方で最近流行の医療番組では、
通常の治療の側にたつ医師でも、
平気で断言しています。

事情はいろいろあるでしょう。限られた時間で、
手短に訴えなければならない。企画書には、こうしてくれ、
という要求も書かれています。またテレビに出て自分を売って
ギャラを稼ぎたい人は、テレビ番組のお約束を破ることは出来ません。

以上のこと
言葉の揚げ足取りをしたいのではありません。
信じたい人は、そのような否定派の「言葉足らず」を口実にして、
自分の信仰を正当化させるのです。
だから、否定する側というのは、言葉尻にも最大限の
注意を払う必要があるのです。

「ビタミンのようなサプリメントを使うバカ者は……」などと
居丈高に叱りとばす大槻義彦さんなどは論外です。
そういう暴言・放言の類が、
この問題をど・れ・だ・け、こじらせてきたことか。

この商材は、「ガンが改善されなければ全額返金」ということになっています。
それに対しても、NATROMさんは「突っ込みどころは多数ある」としていますが、
その内容はあくまでも個人的に推理した懸念に過ぎず、信じる人が
「いや、それは考えすぎだよ」と切り換えしたら
そこで終わってしまう程度のものです。
つまり、その可能性もある、というだけで、
「可能性もある」は、注意する十分な根拠であっても
信じる人からすれば、「可能性もある」は「そうでない可能性もある」のだと
裏側から解釈をされたらそれで話は終わってしまうのです。

前置きが長くなりましたが、
何を言いたいのか。

その商材の「怪しさ」「落とし穴」の指摘として
当該ブログはよく書けています。
と学会的な既説や文化人に対するツッコミのテイストとしては
それでいいと思います。

ただし……

それだけでは信じる人との対話は「平行線」に
終わってしまうかもしれない、
ということです。

■買いも取材もせず文句を言っても始まらない

天羽優子さんの水商売ウォッチングにも言えることですが
この方々の批判には取材がないのです。

つまり、否定する側の論理だけで完結しているので
肯定したい側にとっては実は脅威でも何でもない
「どこかヨソの世界の話」なのです。

取材……
たとえば自分もその健康食品のセミナーに取材に行き
そこにすがる人に会って、話を聞くことで
ネット情報だけではみえなかったものが見えてくることもあります。
すがる人の価値観に噛み合う話が出来るようになります。

筆者は、まずは、この商材を買おうかと思っていますが
(買いもしないで勝手に想像で文句を言うのは、
事実からありのままに考える科学的、批判的立場から外れています!)

その前に、インフォプレナーに直接質問をすることにしました。

質問は3点です。
1.ここに書かれていない病気は対象外でしょうか。
……ここには臓器がんだけが書かれていたので、白血病などは
どうかと質問しました。

2.3ヶ月で改善しなければ返金とありますが、
改善と見なす具体的な規準は何でしょうか。

3.完治100パーセントに挑戦といいますが、追跡調査はされているのでしょうか

1については、白血病も含まれているそうです。
2については、「腫瘍マーカーもその一つで全く意味のないものでは
有りませんし傾向の一つとして考えて良いでしょう。
体調、癌の大きさなど個人差がありますが、いろいろな形で違いが
現れてきます。測りではかれるものが無いので、それを求める方は
西洋医学にだけを信じてやるべきです。」とのことです。

要するに、「改善」の判定に客観的な基準はない、ということです。
つまり、インフォプレナーが「腫瘍の大きさが5センチから4.9センチに
いっときでも『改善』されたから商材は有効だ」と見なしたら、
返金はないということです。
採血による数値は、その多くが直接的な変化を表すだけではなく
いろいろ波を打ちますが、インフォプレナーが小さな波を捉えて
「改善」と見なしたら、改善になってしまう、ということです。
客観的な基準で「改善」を求めたいなら西洋医学、つまり通常の
治療にしなさい、といっているわけです。
かなり正直な方です(笑)

わかりますか。
この商材が目指す「改善」の認定や方向性は、
通常の病院の治療とは違う、ということです。

3については、「実行されたか確認も出来ない方に100%完治
するなどのバカなことを言った覚えは有りません」とのこと。

つまり、100%でもなければ、追跡調査もしていない、ということです。
たとえば商材を買ったが、続けられずに亡くなった人は含まれて
いないとインフォプレナー自身がはっきり認めているわけです。

なお、フェアに伝えたいので、このこともご紹介しますが
回答自体はすぐにいただけました。
その点で、ビジネスとしての姿勢は出来ているようです。

以上
この商材を検討されている方の参考にしていただければ幸甚です。


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前回、小沢一郎議員や、ヒ素カレーの女性のことを書きましたが
ヒ素カレーの女性は死刑が確定しましたし、
政局もこの先どうなるかはわかりません。

懐疑精神が、妄想やピンボケ扱いされるかもしれません。
というより、懐疑するというのは、
そんなことの方が多いかもしれません。

疑うというのは、決して格好良いことではなく
基本的に、KYで、ひねくれた試みなのです。

そして、泥臭くて時間のかかるストレスの溜まる行為なのです。

松尾貴史さんの「日刊ゲンダイ」の連載がスベッているのは
松尾さんは基本的な立場として
知的な装いで、それを行おうとしている矛盾があるのです。
だから、薄っぺらい話しかできないのです。

6年前の参議院選の時、政権交代、の前段階の刷り込みである
二大政党制というイデオロギーの旗振りがマスコミによって
意図的に行われました。

その期待に応えるべく
松尾貴史さんや、二宮清純さんらは、そうした発言を行っています。

ところが、紀藤正樹さんは、そんなとき、
社民党の保坂という代議士とのリンクを発表していました。
石井こうきさんのことを国会で取り上げてくれたから
という理由でしたが、タレント文化人的には

「おいおい、民主党じゃなくて社民党かよ」

というKYな話です。

しかし、筆者は、懐疑者としてのリアリティを
そこに感じました。

ところで今、筆者は、紀藤さんが追っているある事件を
書き屋として追っています。

いずれ、詳しく書くことが出来ると思います。

ではまた。

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