文学

彼の声

この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。

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彼の声 2020.1.14 「現状への抵抗」

2020/01/15

 多くの人が現状で醸し出されている何かに
逆らっているとしたら、それを逆らっている
対象としてはっきりとは自覚できていないの
かも知れないし、ただ何となく漠然と抵抗感
のようなものを覚えるのかも知れないが、そ
れが例えば人々の思考や行動を何らかの枠や
型にはめ込めるような作用を伴っていれば、
それに類する何らかの人為的な強制に逆らっ
ていることになるわけだが、それが具体的に
何かとなるとわからなくなってしまうのかも
知れず、その何だかわからないが人為的な作
用に逆らいながら生きているから、いやな感
じがするわけで、そのいやな感じが世の中の
雰囲気に表れているとすれば、当然のことな
がら経済情勢などにも反映されている可能性
があるのかも知れないが、それがよくわから
ない傾向であるだけに、はっきりとその対象
となる物事を特定できないのかも知れず、ま
たそれがいやな感じと共にそれを利用して物
事を良い方向へも導いている可能性があれば、
結果的にはそれでかまわないようなこととな
ってしまうのかも知れないが、意図してそう
いう方向へと持って行こうとしているのでは
なく、その対象を自覚することなく逆らって
いる感覚がそういった方向性を醸し出してい
て、自然とそうなっているとすればそういう
感覚が世の中に広まっていて、それを感じる
集団意識によって世の中の現状が生成されて
いるようなことになっていれば、それは人為
的にはどうしようもないことなのかも知れず、
それを人為的にどうにかしようとする意図や
思惑が政府や企業などの団体の集団意志とし
てあるから、それらの団体の都合に基づいた
型枠に人々の意識をはめ込もうとして、そう
いう何かを強いるような作用を人々の意識が
感じ取っているから、それがいやな感じに表
れていて、何となく世の中に人々の抵抗感が
漂っているように思われるのかも知れず、そ
れを強制的に変えようとしても、変えようと
するからそれに対する抵抗感が醸し出される
わけで、変えようとする集団意志とそれに対
する抵抗感のどちらが先でどちらが後という
わけでもなく、それが同時に生じていると捉
えた方がいいのかも知れないが、政府や企業
の集団意志というのはそれらが存在している
こと自体から生じているのだから消し去るこ
とは不可能なのだが、そういった団体から生
じる集団意志に逆らう意識も同時に生じるわ
けで、そうなっている時点でそれ以上はどう
にもならないことかも知れないが、それでも
どうにかしたいから人為的な画策が講じられ
るのだろうし、そういう画策を促すのが資本
主義的な経済情勢から生じる要請であり、そ
の中で政府や企業などの団体が活動している
から、それらの活動がうまくいくようにかか
わっている人々も貢献しなければならない、
という強制が生じてしまっているわけで、そ
んな成り行きへと人為的に持って行こうとす
るからそれに対して抵抗感を覚えると解釈す
るなら納得がいくかも知れないが、そんな推
測でかまわないのかというとそれだけではな
いような気もするだろうし、何かもっと根本
的なところで人の神経を逆なでするようなこ
とが平然と行われているのかも知れず、要す
るにすでに答えが出ているのにそれを認めよ
うとしないばかりか、そこから人々の意識を
逸らそうとしているわけで、答えは別のとこ
ろにあるかのように偽装するわけで、そうや
って何とかして現状の延長上で事を済ませよ
うとするのだろうが、それが無理であること
も認めようとしないばかりか、そこからも人
人の意識を逸らそうとしているのかも知れず、
そうやってすでに出ている答えにたどり着い
てしまうのを何とかして阻止しようとすると
同時に、できるだけそこへたどり着くのを遅
らせようともしているわけだろうが、いずれ
はそんなごまかしの甲斐もなく誰もが答えへ
とたどり着いてしまうのかも知れず、それも
わかっているからこそ誰もが答えへたどり着
く前に、できるだけ時間稼ぎをしながら現状
を維持しようとしているのかも知れないが、
そういう見え透いたごまかしについても多く
の人が薄々は勘づいているから、そんなこと
が行われている中でも抵抗感が漂っていて、
それが悪あがきだとわかってはいても、そこ
に政府や企業などの団体が存在していてそれ
らが活動している実態があるのだから、悪あ
がきだろうと何だろうとやらざるを得ないよ
うな成り行きになっていて、そこでそれらの
団体が主体となって経済活動が行われている
わけで、またほとんどの人たちもそんな経済
活動に付き合わされているわけだから、いや
いやそんなことをやらされているとは思って
いないしそんな自覚はないのだろうが、そこ
でもいやな感じがつきまとってくるだろうし、
そのいやな感じにも怠惰や疲労や消耗などの
否定的な実感が絡みついてくるし、それらが
相乗効果をもたらしてさらにいやな感じにも
なっているのかも知れないが、一方でそんな
いや感じを忘れさせてくれるような幻想も求
めているのかも知れないし、それが現状を継
続させる方法といえるのかも知れないが、そ
れも現状をそのまま継続させるのではなく良
い傾向や方向へと導くような方法とされてい
るわけで、何かそういうことをやる方法や理
論のようなものを主張に織り交ぜながら政治
的な宣伝や煽動をやっているのだろうが、そ
れを現状で政治的な主導権を握っている勢力
への批判となって向かっていくようにけしか
けているのに世論がなびいてこないから焦っ
ているのかも知れず、そこにもすでに出てい
る答えから民衆の意識を逸らすような作用が
働いているわけで、そうなるとすでに政治的
な主導権を握っている勢力の側でやっている
こととそれを批判する勢力がやっていること
がともに同じような傾向や方向を伴っている
から、そのどちらに対しても抵抗するような
感覚をもたらしているのであり、それらの現
状を現状のままに受け止められずに現状から
意識を逃避させようと画策するような行為に
対して抵抗する感覚というのが、特にヒステ
リーのような目立った反応とは違う静かで無
関心な傾向や方向を伴っているから、政治的
な宣伝や煽動を画策する側を焦らせているわ
けで、焦っているから余計に騒ぎ立てて危機
感を煽って、やれデフレを克服することこそ
が経世済民だの、積極財政に舵を切ることこ
そが認識のコペルニクス的転換だのと大げさ
な表現を用いてまくし立てているのだろうが、
それ以前に現状が抵抗の効果として現れてい
る現状であり、そう現状を捉えることが認識
のコペルニクス的転換などとは無関係の素直
な現状認識であるのかも知れず、実際に多く
の人々がそう自覚せずに資本主義経済に対し
て抵抗を試みていて、それが十九世紀に欧米
の精神病院に収容された患者たちがヒステリ
ーを起こすことによって、当時の間違った治
療に対して抵抗を試みていたのとは違った形
態であっても、現状のデフレ状態から抜け出
して経済を正しい方向へ導くための方策をも
っともらしく主張するような見え透いた偽装
工作を民衆の集団意識が見抜いている可能性
があるわけで、ほとんどの人にはそんな自覚
はないにしても、何か漠然とそうした主張の
嘘っぽさを感じ取っているから、そういう宣
伝や煽動には乗り気でないような雰囲気が漂
っていて、それ以前に民衆の集団意識が政府
や企業の活動に抵抗している実態があって、
だからこそ消費が伸び悩んでいるわけだろう
が、それは単に政府の政策が間違っているか
らそうなっているのではなく、政府や企業の
活動からもたらされる経済状況であると同時
にそんな経済状況の中で政府や企業が強いら
れている態度や姿勢そのものに対する民衆の
抵抗感が生じていると捉えた方が妥当なのか
も知れないが、たぶんそれへの正しい対応や
対処法などはなく、現状の中で人々が対応し
たり対処していることが、正しいとか間違っ
ているとか判断したり評価すること自体が意
味のないことであり、現にそうやっているこ
とが現状をもたらしていて、そんなふうにし
て民衆の静かな抵抗によって経済的な状況が
変わりつつあるのかも知れないが、そこには
誰のどんな団体や勢力の都合が反映している
ともいえないような状況がもたらされている
のではないか。 

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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