文学

彼の声

この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。

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彼の声 2018.11.29 「問題の解決」

2018/11/30

 やっていることにどこまで手間暇をかけら
れるかが、そのやっていることの出来にも影
響してくるのだろうが、ただ闇雲に手間暇を
かけてもうまくいかないだろうし、効果的な
ことをやらないと、かけた手間暇が無駄にな
ってしまいかねないから、どうやればうまく
いくかに関して、ある程度は知識や経験がな
いと、手間暇をかける意義もないわけだが、
それがなければ新たに学ぶ必要が出てくるわ
けで、また学ぶにしても効果的に学ばないと
うまくいかないわけで、どう学んだらいいか
に関しても、ある程度の知識や経験が必要に
なってくるわけだが、しかしどう学べばいい
かを学ばなければならないとなると、そうや
って何をやるにも、それをやるに関しての循
環的な傾向が伴ってくるわけで、そういうこ
とを考慮していくときりがないわけだが、そ
んなふうに何かをやっていくに従って、それ
に関連してやらなければならないことが新た
に出てきて、そんなことをやっていくと、結
果的に自然と手間暇がかかってくるわけで、
実際にそんなことをやってみた経験から、手
間暇がかかることを実感するわけだが、それ
に関しても、他から学んだ通りにやると、う
まくいくことがわかったりして、そこから学
ぶことの大切さを理解するわけで、それも実
際にそういうことをやってみた経験から実感
するわけだが、そうやって物事が循環的にぐ
るぐる回って、そこで様々なことが関連し合
い、また何事も一筋縄ではいかず、場合によ
ってはどうやればいいかについて、はっきり
したことは何も言えない事態にも直面してし
まうわけだが、それでも実際に何かをやれば、
それに伴ってそれなりにわかってくることも
あると同時に、そこから新たに疑問や疑念が
生じてくれば、それについて調べたり学ばな
ければならない成り行きも生じてくるわけだ。
やはりそういう意味でもどこまでやってもき
りがないわけだが、少なくともその場ででき
る限りのことはやろうとするだろうし、やり
きれない部分については、そこからうまくい
かない原因が生じてくるかもしれないし、ま
た現状でうまくいっている部分についても、
状況が変わればうまくいかなくなってくる場
合もあるし、やはりそういうところが一筋縄
ではいかないわけだが、やっていくうちに当
初の方針を変えざるを得なくなったり、いく
らでもやっていることが変わっていく可能性
もあるわけで、そうやって新たな事態に直面
すると、これまでの経験やそこから得た知識
では対応できない面も出てくるから、さらな
る試行錯誤をやらなければならなくなってき
て、結果的にわけがわからなくなってくるか
もしれないが、そういうところであまりに事
態を単純化して捉えて、一つの結果から一つ
の原因を決めつけて、そこが悪いから全てが
悪いかのような短絡した思考になるのは避け
なければならないだろうし、そこで様々な物
事が循環的に関わってくるから、やりきれな
い面があるにしても、そうした物事がぐるぐ
る回っているサイクルを維持できている限り
で、何とか活動が成り立っていくわけで、ま
たそうした活動に伴って、やりきれない面が
あるから、そこから様々な不具合や矛盾が露
呈してくるにしても、そんなことに対処して
いるうちにも、それなりに情勢が変わってき
て、事態が好転することも暗転することもあ
るわけだが、そうした対処も活動の一部とし
てそれなりに機能しているわけだから、そん
な中でも活動の継続が図られる限りで、それ
なりに対処が功を奏していることにもなって、
そういう部分で不都合な事情を抱えながらも、
さらに関わっている物事を循環させながら、
活動を継続させようとするわけで、そうした
活動が何を意味するとも思えないかもしれな
いが、それはそこで行われている様々な活動
からもたらされる効果が相殺し合っているか
ら、それを全体としてみれば何がどうなって
いるわけでもないとしても、部分的には何ら
かの効果を上げていて、そうした効果がもた
らされているから、それをもたらす活動の意
義も感じられて、それが活動を継続する上で
必要なモチベーションともなってくるのだろ
うが、そうやって様々な物事の絡み合いの中
で行われている活動は、それを部分的に単体
として取り出してみれば、何かつじつまの合
っていることをやっているように見えるのだ
ろうが、そこに絡んでくる他の活動との兼ね
合いから見ると、そんな活動などあってもな
くても構わないようにも思われてしまう場合
もあるだろうし、もっと合理的かつ効率的に
活動を再編すれば、無駄で無意味な活動が削
ぎ落とされて、何事も迅速にやってのけるよ
うなシステムを構築できるかもしれないのだ
が、一度それをやってしまうと、やはりきり
がなくなってしまうわけで、いくらでも限界
いっぱいまで活動の合理性や効率性を追求し
たら、無駄で無意味な活動に携わっている人
たちが要らなくなってしまうわけで、今度は
その人たちの処遇をどうするべきかが、新た
な問題として生じてくるわけで、結局そうい
う部分で新たに不都合な事情が生じてくるわ
けだ。

 またそういう部分では現状でやっているこ
とが基準となっていて、そこで生じている不
具合に対処する上で、そのやっていることを
から生じている前提を、どう変えていくかが
問題となってくるわけだろうが、果たして前
提そのものを変えられるかとなると、まずは
現状の中で活動しているのだから、そうした
現状を支えている前提をなかなか意識できな
いわけで、その現状の活動を支えている前提
というのが、もはや変更不可能なほど必要不
可欠な前提条件となっていて、それだけ現状
に深く根ざしているほど、そこから生じる不
具合などの問題も、容易には取り除けないわ
けだが、またそうなっているほど、それが不
具合とは認識されていない場合もあるわけで、
逆にそれが不具合であるどころか、利点であ
ると認識される場合もあり、実際にそこから
利益が生じていれば、むしろ取り除くわけに
はいかなくなってしまうわけだが、そういっ
たものの典型的な例として挙げられるのが国
境であり、国境があるからそこで人や物や情
報など流通が制限されることによって、特定
の国が豊かになったり、逆に特定の国が貧し
くなったりするわけで、そうなると豊かな国
の住民にとっては、国境があるから利益をも
たらしていて、貧しい国の住民にとっては、
国境があるから不利益をもたらしていて、豊
かな暮らしができないと思われるだろうし、
だから貧しい国の住民が移民となって、豊か
な国へと越境を試みようとするわけだが、な
ぜそうなってしまうかとなると、単に貧しい
国の政府の統治が失敗しているからだ、とそ
の国の政府に責任転嫁することもできるが、
そうした国ができた歴史的な経緯がある限り
で、その国が成立した前提条件として、もと
から貧しくなることを宿命づけられているよ
うな場合もあって、他にもそれに関してそう
なってしまった原因をあげていくときりがな
いわけだが、またそうなると逆に国ごとに発
生している経済格差から利益を得ようとする
試みも行われるわけで、国境が人や物や情報
の流通を阻む不具合の象徴であるとしても、
そうした不具合を逆手にとって、そこから利
益を得ている現状もあって、そうした現状を
部分的に範囲を都合よく区切って、国内問題
として考えてみれば、比較的豊かな国では、
自国の利益を確保するためにも、自国にとっ
て都合の良い国境の管理が求められてくるだ
ろうし、具体的には自国にとって都合の良い
人や物や情報を国境を挟んで出し入れしたい
わけで、都合の良い人や物や情報は積極的に
受け入れたり、積極的に外国に提供したりす
る一方で、都合の悪い人や物や情報は国境で
シャットアウトするわけで、それによって自
国を富ませる一方で、また外国から都合の良
い人や物や情報が入ってきて、都合の悪い人
や物や情報が入ってこないようにするために、
対外的にも様々な策を弄するわけだろうし、
そういうことを世界各国がやってきた結果が、
現状の世界情勢や、そこから少なからず影響
を受けている各国の国内情勢なども生じてい
るわけだが、その国の政府にとってはそうで
あっても、またその国の政府を支援している
勢力や、支持している人々にとってはそうで
あっても、中にはそうではない人々や勢力も
国内には存在していて、そうした人々や勢力
が、政府の方針に反対しているわけだが、そ
の反対の中身というのが、大枠では、都合の
良い人や物や情報が入ってきて、都合の悪い
人や物や情報が入ってこないようにすること
に関しては、同意しているものの、ただし政
府のやり方では、都合の悪い人や物や情報が
入ってきてしまうし、逆に都合の良い人や物
や情報が入ってこなくなってしまう、という
主張が大半であり、それに対して例えば、国
境の制限を取り払って、人や物や情報を自由
に行き来できるようにしたいと主張している
人は、ほとんどいないのかもしれないし、そ
んなことをやったら国そのものが崩壊してし
まうと思っている人が、多数派を占めている
可能性もあるわけだが、そういう意味で、人
が関わる物事から派生する問題の根本的な解
決という手段があるとしたら、そうした物事
が成り立っている前提条件そのものを取り払
えれば、確かに根本的に問題が解決するかも
しれないが、それと同時にそうした物事自体
が成り立たなくなることを意味していて、実
際にそうなってしまったら、そうした物事に
関わっている人や集団や、それらによって構
成されている組織的な機構そのものが要らな
くなってしまい、そうなってしまってはまず
いから、できる限り根本的な解決は避けて通
らなければならなくなるわけで、そうでなく
ても前提条件がそう簡単に突き崩せるわけで
はなく、そもそも根本的な解決など不可能な
のだろうが、中にはそうした試みを行なった
例もあるわけで、そんな解決を目指した事例
として挙げられるのが、ヒトラーやスターリ
ンの主導で行われた全体主義的な試みであり、
弊害を生じさせている原因と思われる民族や
国家を全て取り除いて、世界を統一する運動
だったわけだが、実際にはそんな試みもうま
くいかなかったのであり、そういった試みに
も、それ特有の前提条件やそこから派生する
問題が内包されているわけだ。 

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創刊日:2001-03-26  
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