文学

彼の声

この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。

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彼の声 2018.8.20 「批判への対応」

2018/08/21

 特に社会の中でそうなる成り行きが生じる
こともあまりないのかもしれないが、民衆が
金銭的な利益を追求するような経済活動に対
抗するには、そうした商売の妥当性を問わな
ければならなくなるのだろうが、どのような
基準に照らして妥当か否かを判断すべきかと
なると、それ以前に判断する基準が妥当か否
かを判断しなければならないだろうし、例え
ばそれが社会の中で暮らしている人々から支
持を得られるか否かが判断の基準となってし
まうと、それはすでにそうした人向けの商売
として成り立つか否かが、妥当であるか否か
の判断基準となってくるだろうし、その時点
でそれが一般の消費者向けの商売である必要
が出てくるわけだが、そうなると少なくとも
それが商売として成功していれば、そうなっ
ていること自体が人々の支持を得られている
証拠になるだろうし、逆に商売がうまくいか
なければ、世間的にそうした商売が不評だっ
たことにもなるわけで、特に改めてそんなこ
とを判断するまでもなく、商売がうまくいっ
ている限りで、民衆からの支持を得られてい
ることになるわけで、それ以上にどうという
わけでもないことになってしまうだろうし、
それだけでは特にそれに関して何か政治的に
口を挟む必要は生じないだろうが、その商売
が世の中に何か悪影響を及ぼしているように
思われると、そういう方面ではそれなりに批
判されることにもなるだろうし、それに関し
ては商売が繁盛してくると、周りの環境や人
や他の企業に負荷を加えてしまうことによっ
て、それなりに無理が生じてくるわけで、そ
うした無理が世の中に悪影響を及ぼしている
ように思われるわけだが、具体的には例えば
従業員の過酷な労働で商売が成り立っていた
り、そうした犠牲の上に利益を上げていて、
それによって競合する業者が煽りを食って潰
れたり、また競争相手が潰れていなくなれば、
独占的な立場を利用して、材料の納入や流通
などの面で提携する業者に無理な値引きを強
要したりして、それによって商売がさらに繁
盛することによって莫大な利益を得れば、今
度はその利益が目減りしないように、なるべ
く税金を払わないような対策なども立ててく
るだろうし、そうした節税対策によってさら
に利益が雪だるま式に増えて、それによって
業界内の独占にも拍車がかかって、そのこと
で行政から睨まれるようにでもなれば、行政
に対しても何かと便宜を図ってもらう目的で、
政治家などを通じて自社が有利になるような
工作を行うことにでもなって、その過程で行
政や政治家などが絡んで不正が行われること
にでもなれば、そうした不正行為がジャーナ
リズムなどの追求によって明るみに出てくる
と、それが政治問題化するわけだが、そこま
で事態が進んでしまうと、その企業の社会的
な影響力も、その企業の商品の宣伝媒体であ
るメディア上でも、無視できないほど大きく
なっているだろうし、それに関連して批判さ
れないようにメディアに圧力をかけるような
ことが行われるかもしれないし、さらに政権
政党などを通じて行政にも圧力をかけて、警
察沙汰にならないような工作が行われるかも
しれないし、そんなふうにして世の中の法律
や制度が、企業の経済活動によって捻じ曲げ
られるようなことにでもなれば、それは由々
しき事態だと思われるわけだが、それも程度
の問題であり、ほとんどの場合はそんなとこ
ろまで事態が進展せずに、途中の段階にとど
まっているようだと、特に政治的に問題視さ
れるようなことにはならないのかもしれない
が、それが多かれ少なかれ、経済活動には競
争原理が働いているのが常で、そこで行われ
ていることは大同小異であり、そこに何らか
の歯止めがかからない限りは、そんなふうに
しか事態は進展しないのかもしれず、何らか
の形でそうしたやり過ぎが明らかになる度に、
それが社会的に問題視されるのではないか。

 だから民衆がその手の経済活動に対抗する
とかいう成り行きにはならず、ただ受動的に
巻き込まれるようなことにしかならないのか
もしれないが、立場が違えばそんなことを積
極的に行う側にもなったり、またその逆のメ
ディア上で行われる批判に同調できるような
立場になることもあるし、一方では批判され
るようなことを積極的に行なっているのに、
もう一方ではそれを批判していることに気づ
かない場合さえあるのかもしれず、どちらに
なるにしても大した違いにはならないのかも
しれないが、なるべくなら行き過ぎた経済活
動を批判する側になった方が、それによって
生じる社会の不均衡を是正する上で効果があ
るようにも思われるのだろうし、その効果と
いうのもそれだけでは微々たるものでしかな
いにしても、そうした行為を全く怠ってしま
うと、後の社会に大きな禍根を残すことにも
なるだろうし、それらは自然界に働いている
作用反作用の原理でしかないかもしれないし、
利益という不均衡をもたらす要因を過剰に獲
得しようとすれば、そうした行為に対して必
ず何らかの反動が生じるのかもしれず、その
中の一つがそれに対する批判となるのかもし
れないが、批判によって事態が解決するわけ
でもなく、むしろそんな事態の進展を表して
いるのが批判と呼ばれる行為を招いているわ
けだが、そうなっている前提が、時にはそん
な批判を招くような経済活動によって、現状
の世の中が支えられていて、実際に多くの人
がそんな活動に携わっているわけだから、そ
れだけそんな批判を招くような事態にもなり
やすく、その度に誰かがそれに対して批判し
ていかないと、そうした行為にも歯止めがか
からないわけだから、それを維持修繕などの
メンテナンスと捉えれば、そうした状況を保
つのにも絶え間ないメンテナンスを必要とし
ているわけで、そうした面で批判勢力の存在
も欠かせなくなってくるわけで、また批判内
容が本当に世の中のメンテナンスの役割を果
たしているかどうかについても、絶え間ない
検証作業が必要になってくるだろうし、それ
に伴って批判に対する批判という行為も出て
くるわけで、そんなふうにして批判が循環し
てくると、そうやって批判し合っている人た
ちが、批判のための批判を繰り返すことが目
的化して自家中毒に陥ってしまい、意識が現
状から遊離していってしまう事態も起こって
くるだろうし、そういうことも批判の有効性
を検証する上で考慮する範疇に入ってくるの
かもしれないが、結局そこで生じてしまう行
為の目的化が、一方では行き過ぎた利益の追
求をもたらして、またもう一方ではそれに対
する批判の自家中毒ももたらすのだろうし、
それが経済行為であれば、その結果として生
じる利益の追求以前に、取り扱う商品の内容
や質を高めることが、客となる買い手への信
用や信頼につながっていくのであり、またそ
れを批判する側に求められているのは、商品
の内容や質が、買い手の要求する水準を満た
しているか否かが、それを批判するかどうか
を判断する基準となってくるわけで、それに
関して何か商品にごまかしが見受けられるよ
うなら批判せざるを得ないだろうし、それを
わかっていながら、業者に懐柔されていたり
して、それに触れることをためらってしまう
と、それこそ買い手となる民衆の期待を裏切
っていることにもなるわけだが、それもばれ
なければ批判者としての権威を保てるのかも
しれないし、結局批判する側も利益の追求が
目的化してくると、売り手の業者にも買い手
の民衆にもいい顔をしていたいわけで、そう
した利益を求めて関係してくる対象に媚を売
る姿勢が世の中に蔓延してくると、それこそ
嘘とごまかしで心が塗り固められたような腐
敗した人たちの天下となってくるわけだが、
だからと言ってそうした風潮にも必ず反動が
くるだろうし、それもやり過ぎるといずれは
無理が祟ってくるわけで、何にしてもこれで
いいという状況にはなりがたく、やっている
ことに目的が伴うのは当然なのだが、その目
的にこだわり過ぎると無理が生じてくるのだ
ろうし、こだわり過ぎるなと言われても、こ
だわらないと何もできなくなってしまい、か
といってこだわり過ぎるとその目的を通り過
ぎて、こじれた事態を招いてしまうわけで、
だからと言ってちょうど良い程々のところに
とどまっていられるかというと、状況次第で
そんなわけにもいかなくなってくるだろうし、
それに対する妥当な方策として普通に考えれ
ば、他からの批判には真摯に対応していくし
かないのかもしれない。 

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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