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彼の声

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彼の声 2018.7.28 「皮肉な結果」

2018/07/29

 確かに現状の中でうまくいっていない部分
を強調すれば、危機的な状況だと思われるわ
けだが、その一方で現状の中でうまくいって
いる活動があるから、実際に様々な制度や法
律やそれらを基にして組まれた社会的な仕組
みが機能しているわけで、そうした部分を強
調すれば、特に現状が危機的な状況だとは思
えなくなるかもしれないが、そこで微妙なの
が、現状でうまくいっていない部分に関する
判断であり、うまくいっていないにも関わら
ず、実際にそうした活動が継続されている実
態があるならば、活動が続いているというこ
とは、それに関してはうまくいっていること
になるわけで、実際に批判を浴びて、うまく
いっていないことを指摘されて、その指摘が
正しいと思われていても、実際に活動が継続
しているわけだから、そうした活動から何ら
かの利益が生じている可能性があって、そこ
から恩恵を受けている人や集団がいる限りに
おいて、それらの人や集団にとっては、うま
くいっていることになるだろうし、そうした
部分があるから実際に活動が続いている実態
があるわけで、それをうまくいっていないと
強調すること自体が、ある意味では間違って
いるのかもしれず、本当の意味でうまくいっ
ていなければ、活動が続かずに終わってしま
うのであり、まさにそういう意味で危機的な
状況を強調する人たちは、このままでは活動
が続かずに終わってしまうと予言したがるわ
けで、早晩そうなるから危機的な状況なのだ
となるわけだが、そうだとすると危機的な状
況であること自体が、そうした予言が当たる
ことが前提となるわけで、逆に言えば予言が
当たらなければ、危機的な状況ではなくなっ
てしまうわけで、そうした前提条件をクリア
しないとならないわけだから、現状が危機的
な状況だと煽っている人たちの主張や意見に
も、あてにならない部分が少なからずあり、
実際に何十年も批判され続けていることをや
ってきた経緯さえあるのだから、これからも
それをやり続けていくとしたら、危機的な状
況が延々と続くことになり、そうなると批判
され続けている活動がなかなか終わらないこ
とにもなるだろうし、果たしてそれが危機的
な状況なのか怪しくなってくるだろうし、実
際にうまくいっていないことが何十年も続け
られるようなら、それではうまくいっていな
いことがうまくいっていることになるのかも
しれず、そこから現状で危機感を煽っている
人たちの矛盾があらわになってくるのではな
いか。要するに危機感を煽ることが何十年も
慢性的に繰り返されていることになってしま
い、それ自体はうまくいっていないことにな
るにも関わらず、現状に対してうまくいって
いないことを指摘して、危機感を煽る行為自
体が繰り返されているわけだから、しかもそ
の危機感を煽る行為自体が終わらないわけだ
から、そのうまくいっていない危機感を煽る
行為そのものから利益を得ている人たちがい
るわけで、そうだとすると、危機感を煽るこ
とがうまくいっていないにも関わらず、その
うまくいっていないことからそうした行為の
継続性が保たれていて、うまくいっていない
ことをやり続けることには成功しているわけ
で、結果的にそれ自体はうまくいっているこ
とになり、うまくいかないことに成功し続け
ていることにもなってしまい、要するに危機
感を煽りながらも、その煽りがいつまでも空
振りに終わり続けているから、そんな行為が
延々と続けられる事態を招いているわけで、
それは失敗することに成功し続けることで、
そうした行為を続けられているわけだから、
それ自体はうまくいっていることにもなって
しまうわけだ。

 状況が停滞しているとしたら、停滞の中で
何らかの行為を続けている人や集団は、その
行為を続けていること自体には成功していて、
たとえそれがうまくいっていないと判断され
ても、そのうまくいっていない行為をやり続
けることには成功しているわけで、やり続け
ていること自体がそこから何らかの糧を得て
いることを意味しているし、実際に糧を得て
いるとしたらそのことには成功していて、そ
れ自体はうまくいっていることにもなるだろ
うし、うまくいっていない行為を指摘する行
為には成功していて、成功しているというこ
とはうまくいっていることにもなり、しかも
うまくいっていないから危機感を煽るという
ことを繰り返しているわけで、危機感を煽っ
ている当の状況が延々と続くようなら、危機
的な状況が延々と続いているにも関わらず、
それが一向に破綻していない状況を示してい
るわけだから、危機自体が杞憂でしかないの
かもしれず、それでも危機感を煽る行為には
成功しているわけで、それでは嘘をつくこと
に成功しているような状況なのかもしれない
が、しかもそれを延々と繰り返しているわけ
だから、ある意味では嘘をつくことを認めら
れているわけで、確かに現状が危機的な状況
であることは間違いないかもしれないが、も
うそれを何十年も続けてきたわけだから、た
とえ危機的な状況なのだとしても、別に危機
を乗り越えられたわけではなくても、乗り越
えられないままであっても構わない状況が何
十年も続いているわけで、果たしてそれを危
機的な状況だと判断することが妥当なのか、
という疑問を抱いてしまってはまずいわけで
あり、やはり何十年も絶えず危機感を煽り続
けることが、一向にやってこない破綻を先送
りにすることに成功する秘訣なのかもしれな
いが、別に危機を煽ることによって破綻を先
送りにしているわけでもないのかもしれない
し、その辺の理屈はよくわかっていないだろ
うし、ともかく現状がうまくいっていないと
主張し続けることによって、そこから糧を得
る行為には成功しているのだから、そんなこ
とをやっている人たちはこれからも延々とそ
んなことをやり続けるだろうし、その人がや
めても別の人がやり続けるかもしれないし、
要するに現状に関して危機感を煽るという伝
統が継続されている実態があり、それを何十
年も前から延々とやり続けているのだから、
これからも延々とやり続けることになるだろ
うし、そんな行為を職業に結びつけている人
たちが実際に存在しているわけだから、現状
がうまくいっていない中でも、少なくともそ
れらの人たちの行為はうまくいっているので
はないか。もちろんそういう水準で物事を捉
えるのはずるいやり方かもしれないし、それ
らの人たちが指摘しているうまくいっていな
いことの中身を吟味してみないことには、そ
れらの人たちの主張が信用できるか否かを判
断するわけにはいかないのだが、もうかれこ
れ何十年も様々な人たちが手を替え品を替え
て、様々なうまくいっていないことを指摘し
てきたわけで、それらの中で個々の事例がう
まくいっていないから指摘されたのだろうし、
実際にうまくいっていないことは確かなのか
もしれないが、だからと言って、このままで
は危ないと危機感を煽られたとしても、実際
に何らかの破綻を経験してきたことも確かか
もしれないが、世の中でやっていることの全
てが破綻の危機を迎えているわけでもないし、
危機感を煽る人たちがそういうことを恐れて
いるとしても、いつの時代でもそんなふうに
して危機感を煽ってきたのだから、何かそこ
にそういう行為から生じる欺瞞が指摘されな
いことが欺瞞であるかもしれず、逆にそうや
って危機感を煽っている人たちがいる限りで
安心してしまうわけで、ある程度はそんな人
たちを小馬鹿にしつつも、またある程度はそ
んな人たちの主張にも耳を傾けている実態も
あって、これからもそんなことが延々と繰り
返されていくことを予想しながらも、一向に
全体的な破綻がやってこないことを祈りなが
らも、それもある種の演技でしかないことを
自覚せざるを得ないのではないか。 

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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