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彼の声

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彼の声 2018.6.1 「人為的な操作の限界」

2018/06/01

 それをフィクションと考えるなら、現状で
人々が何を体験しているかというと、現実に
進行している物事の成り行きが人を戸惑わせ
ることがあるものの、その成り行きを人が作
っているように思われる時には、何か黒幕が
糸を引いているように思われたり、策略や陰
謀によって物事が動いているようにも思われ
てしまうのだが、それがどうも人の力を買い
かぶりすぎているのかもしれず、黒幕に思わ
れたり策略や陰謀を巡らしているように思わ
れている人物や集団なども、そこで起こって
いる出来事に翻弄されている可能性が高く、
決して思い通りや思惑通りに事が進んでいる
わけではないとすれば、ただそれについて語
りたい側が、事件の黒幕やら策略や陰謀やら
を想定して、話の辻褄を合わせようとしてい
て、そこに生じている偶然の巡り合わせや不
条理な事の成り行きから目を逸らしているの
かもしれず、そんな兆候が感じられるような
ら、そういう面であまりにも単純でわかりや
すい物事の説明には疑念を抱いておいた方が
いいのかもしれず、そう簡単に人が黒幕とし
て権力を振るうことなどできないだろうし、
そう簡単に策略や陰謀が成就するわけでもな
いと思っておいた方がいいだろうし、物事の
成り行きはそう簡単に人の思惑や意図によっ
て操れるものでもないことは踏まえておくべ
きなのではないか。だがたぶんそうであって
も、策略や陰謀を巡らさないわけではないだ
ろうし、思惑や意図を抱きながら物事を自ら
に有利になるように操作しようとするだろう
し、ある程度はそれに成功することもあるわ
けだが、そのある程度というところが、それ
がある面では思い通りに事が運んでいると思
う時もあるだろうし、うまくいっていると思
うからそう思っているのだろうが、他の人た
ちもそう思っていることもあるわけで、味方
となっている人たちと連携して同じ思惑を共
有しながら事を進めていれば、そんなふうに
自分たちのやっていることを自画自賛してい
るうちはそれで事が済んでしまうのだろうが、
周りから見てそうではなくなってきた時に、
手遅れにならないうちにそのことに気づけば
いいのだろうが、たぶん集団で行なっている
作業だと後戻りや方向転換をするのが難しい
だろうし、しかも法律や制度によってやって
いることの方向や傾向が定まっている場合は、
法改正や制度改革などを経ないと、やってい
ることを改められないわけで、そうした手続
上の煩わしさが仇となって、手遅れになるま
で事態が放置されてしまう傾向があるだろう
し、そうしたところからも批判することは容
易だが、それによってやっていることを改め
るところまでは至らない場合が多いのかもし
れず、しかも手遅れになってしまっても何と
かなるというか、ひどい事態を招いてしまっ
てからしか、その後の成り行きが生じない場
合あるとすれば、面倒なことはやらずにひど
い状況になるのを承知で事態が放置される傾
向にもなって、それが政治や行政に関係する
ことであれば、そういうことを行なっている
勢力を支持している民衆やメディア関係者に
とっては、普通に自業自得であるとしても、
別にそのことの責任を取るような成り行きに
はならないだろうし、そんなことからも公的
な法律や制度というのは、より良い仕組みに
していく上でも絶えず悪い面を改めるべきな
のかもしれないが、その一方でそうした行為
にも何かしら限界があることも承知しておく
べきなのかもしれない。

 人はその時々の成り行きの中で、巻き込ま
れている出来事が制御不能な事態に遭遇して、
途方に暮れてしまうこともあるわけだが、周
囲からの様々な作用によって自らの主張とは
違うことをやらざるを得ない事態にも直面す
るだろうし、そうなると述べていることとや
っていることの辻褄が合わなくなってきて、
それでもそんな自らの行為を正当化しようと
すると、言動と行動の食い違いをごまかすし
かなくなってしまうだろうし、それが周囲の
人々から指摘されてもなおごまかすしかない
境遇に追いやられてしまうと、開き直って嘘
を押し通すしかなくなってしまうだろうし、
そうなるとその人の信用にも影響が出てくる
わけだが、その人に利用価値があれば嘘を承
知でその人を支持したり、場合によっては嘘
を押し通すのを助けたりもするわけで、そう
した面で退くに退けない状況が形成されてく
るのだろうし、結果的に周囲に多大な被害や
迷惑をかけながらも、最後まで嘘を押し通す
ような成り行きになってしまうとすれば、別
に誰が黒幕となって裏で糸を引いていたり、
嘘を押し通すために策略や陰謀を巡らせてい
るとしても、そんなことは見え透いたごまか
しに過ぎないことは誰もが承知しているはず
なのだが、だからと言ってそうしたことをや
っている人たちの味方であることをやめられ
ないだろうし、そんなところでおかしなこと
やり続けなければならないことには変わりな
く、それが結果的にいかにひどい事態を招い
たところで、自分たちの過ちや誤りを認めて
しまったら負けなのだから、後はひたすら可
能な限り嘘やごまかしのごり押しをやらざる
を得ないのではないか。そうした成り行きこ
そが制御不能な事態であり、実際にそんな出
来事に巻き込まれているわけだが、やはりそ
こで何とかそれが不条理な事態であることを
覆い隠すためには、何やらそこで黒幕に操ら
れていたり、謀略やら策略やら陰謀が巡らさ
れていて、結果的にそうなってしまっている
かのように事態を語ろうとするわけで、それ
でも味方の側がそこで主導権を握っていて、
敵側が失態を重ねているかのような筋書きを
こしらえようとして、それを宣伝や煽動によ
って誇張したり強調したりしながら、自分た
ちの立場を正当化しようとするわけで、そし
てそこではあくまでも自分たちの主導によっ
て事態が掌握されているかのように装うのは
当然のこと、うまくいっていることを強調す
るために、絶えず自分たちの優位のうちに事
が進んでいるかのように、成り行きを歪曲し
て民衆に伝えようとするだろうし、さらに何
かと言うとすぐに敵の失策に乗じて一本取っ
た話をでっち上げるわけで、そんなことが毎
日のように積み重なっていくと、いかにも味
方側の大勝利の連続のような話になってしま
うわけだが、冷静になって考えてみれば、敵
が一向に減らないし、別に痛手を被っている
ようにも見えないし、何かそういうところで
辻褄が合わなくなっているわけだが、そうだ
としてもそんなことは味方の間では周知の事
実であっても、あくまでもそれをやり続ける
だろうし、ひたすらそんな宣伝や煽動を繰り
返しながら、少しでも味方に有利な兆しが見
えたらそれを誇張して宣伝するわけで、しか
もそれが客観的に見ても不利に思われるよう
な兆しであっても、わざと屁理屈を弄して逆
に解釈するだろうし、要するにすでに匙を投
げられて放って置かれているような状況の中
でそんなことしかできなくなってきたら、も
はや末期症状を呈しているわけだが、たぶん
そういう状況を嫌になるほど長引かせようと
する思惑も働いているのではないか。 

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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