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彼の声

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彼の声 2018.5.18 「提案力」

2018/05/18

 人は社会の中での立場によっても境遇によ
っても、その人にとっての政治の重要度には
差が生じるのだろうが、普通に安定した生活
を送っている人は政治的な要求も大してない
だろうし、特定の政治勢力の支持者やメディ
ア関係者でない限りは、普段からそれほど政
治情勢に敏感になるようなこともないのかも
しれず、そうした状況の中で世論形成がされ
ると、それほど切実な政治的な要求が出てく
ることもないのだろうが、その一方で地域に
よっては金権腐敗や汚職がはびこっているよ
うな国もあるし、さらにテロや内戦によって
国内が荒廃しているような地域もあるし、そ
うした地域や国ではたとえ切実な要求や訴え
が出てきても、独裁的な政治体制の中で握り
つぶされてしまい、それが直接政治に反映さ
れることはないのかもしれず、そういう意味
で政治活動において何か理想とされる状態が
一般的に想定されているわけではないし、た
だ様々な状況の中で様々な程度や内容や方向
で政治活動が行われていることは確かなのだ
ろうが、政治だけが単独で成り立っているわ
けではなく、他の様々な要因が絡み合って政
治活動を構成しているわけだから、中には政
治活動に実態がない場合もあるだろうし、そ
れはただの行政活動や経済活動に含まれてし
まい、政治家の出る幕がない場合もあるだろ
うし、活動に政治家が必要とされなければ、
他の職種の人たちが政治的な役割を担うわけ
で、その場合でも交渉や取引などの過程で政
治的な活動が出現するわけだが、そんな中で
それ専門の政治家が必要になる場合というの
が、国や地方自治体などの公的な制度を伴っ
た行政に関係する部分で必要となってくるわ
けで、普通にそれが議会の議員や地方自治体
の首長や政府の高官などで、政治家と呼ばれ
る人たちがそうした役職に就いて活動するわ
けだが、役職といっても決まり切った一定の
作業を伴うような仕事に付きまとわれる部分
は、それほど重要ではないのかもしれず、そ
れ以外の様々な問題や懸案に関して、それら
に関して対処するための一定の方向性や指針
などを定める役割を担うわけだろうし、それ
を決めるのが議会の場であり、そこで決まっ
たことを行政の場で行うように指示を出すの
も、政府内や地方自治の場において、それに
関係する役職を担っている政治家の役割とな
るのだろうが、まずはそうした基本的な役割
分担に関して理解していないと、政治の場で
何が行われているのかわからなくなってしま
うのかもしれず、だから議会などで法案に反
対しているだけの立場に固執しているような
印象を民衆に与えてしまうと、果たしてその
手の人たちに法案の立案能力があるのか、そ
して交渉や取引を行って何らかの実行可能な
政策を打ち出せるのか、そうした本質的な政
治活動の面でその能力に関して疑念を抱かせ
てしまうわけで、それに関して主張や活動に
工夫を凝らさないと、民衆の広範な支持を得
られずに、それらの勢力が政治的な主導権を
握れない事態がいつまでも続いてしまうわけ
で、少なくとも政治的な主導権を握っている
勢力が出してくる政策に、反対しているだけ
の印象からの脱却を目指す必要があるのでは
ないか。具体的には反対よりは提案の方に力
を入れるべきだろうし、特に選挙運動などの
時には反対することよりは実行可能な改革を
提案する方に重点を移すべきだろうし、それ
も現状で可能な妥協的な面を伴った現実的な
提案ができることが望ましいのかもしれない。

 当たり前のことを述べるならこうなるのか
もしれないが、しかし現状で可能な妥協的な
面を伴った現実的な提案の中身が、具体的に
何なのかについてはよくわからないのかもし
れず、簡単にはそんな提案などできはしない
だろうし、できればすでに行なっているはず
だろうし、説得力を持ったそうした提案がで
きないから、今に至る現状が続いているわけ
で、実際に政治的な主導権を握っている勢力
による政策や法案にも説得力がないから反対
せざるを得ないだろうし、それがいくらでも
批判できる内容だから批判しているわけなの
だろうが、では批判するなら対案を出せと言
われて対案を出せるかというと、もともと説
得力のないお粗末な政策や法案に対案を出す
必要があるかと言われると、出す必要もなさ
そうに思われるだろうが、対案ではなく別の
方面で何か説得力のありそうな提案ができれ
ばいいのだろうが、現状の中であまり説得力
のないお粗末なことしかできないのは、批判
勢力にしても同様の困難に直面しているのか
もしれないし、そうした面で政治の場に集う
人々には、すでにそんな提案すらやらなくて
もいいような状況の中で活動しているのかも
しれず、政治活動自体がそうした提案を行う
ような成り行きになっていなければ、そんな
ことなどできなくて当然だろうし、やる必要
もないような成り行きの中で政治活動が成り
立っていて、その中で主導権を握っている勢
力がお粗末な政策や法案を用意してきて、そ
れを批判勢力が批判して反対することで現状
の政治活動が成り立っている状況が形成され
ていて、それ以外のことができない成り行き
になっているのではないか。そしてなぜそう
なっているのかといえば、そうなっている理
由を特定できるというわけではなく、現状で
様々な方面から及ぼされる作用や影響が絡み
合った中で、そうした状況が出現していると
しかいえないのかもしれず、主導権を握って
いる勢力もそれを批判している勢力も、それ
以外のところでは出る幕がないと言えるのか
もしれないし、それらの勢力がやっているこ
と以外の活動領域では、すでに別の勢力が別
の活動を行なっていて、それらの活動の中で
は政治家の出る幕がないのだとしたら、政治
家を抱える勢力としては、お粗末な政策や法
案を出してきてそれを批判したり反対しても
らうことで、それでかろうじて活動が成り立
っていると言えるのかもしれないが、ではそ
れ以外の活動を行える可能性がないのかとい
えば、現に行なっていることが活動の全てで
あり、それ以外の活動が行える可能性がない
とはいえないだろうが、実際に行なっている
のが現状で行われている活動であることは確
かであり、中にはそうした活動以外の活動を
行うように提案している人もいるのかもしれ
ないが、少なくとも現状の中ではそうした提
案や主張がそれらの勢力に受け入れられてい
るわけではなく、受け入れられていないから
現状で行なっている活動が行われている現状
があるわけだが、今後ともそんな状況が続い
ていく保証はないだろうし、何かのきっかけ
で現状とは違う何らかの活動を行うような機
運が高まる可能性がゼロではないだろうし、
そうしたほうがいいと思う人たちが世の中の
主流を構成するような成り行きになるなら、
現状とは違う活動が行われる可能性も高まる
のではないか。実際に現状のままでは困るな
らそうした期待を抱くのは当然だろうし、期
待している人が多いほど現状とは違う活動が
しやすくなるのかもしれない。 

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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