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彼の声 2018.4.28 「政治的な成果」

2018/04/28

 そこに何らかの社会環境があり、人が個人
としても集団としても活動が成り立っている
状況があれば、取り立てて深刻な状況とは言
えないのかもしれないが、平均的にはそうで
あっても個々の場合でそれなりに偏差を伴っ
ているとすれば、ひどい暮らしの人もいれば
裕福な暮らしを満喫している人もいるわけで、
そのような状況をどう捉えるかは、人によっ
ても立場によっても認識が異なるだろうし、
それに関して人道的な意識にこだわれば、ひ
どい暮らしをしている人たちを助けなければ
ならないと主張することもできるわけで、さ
らに政治的に方策を考える場合、生活や雇用
を守るためにセーフティネットの構築を目指
すという政治宣伝に結びつくのかもしれない
が、具体的に何をどうするかというところで、
それなりの財政規模を伴ってくると限界に直
面するだろうし、現状の制度からかけ離れた
ことをやろうとすれば、現状の制度からもた
らされる利権や権益などの恩恵に与っている
各種の団体が抵抗勢力となって、それらの勢
力の反対に遭って改革が進まなくなってくる
わけだろうが、そうした政治的な課題や問題
に関して、一般の民衆がどこまで自覚がある
かといえば、そんなことを主張する政治勢力
に善意の連帯を示して、選挙などでそのよう
な政治勢力に投票する人もいる一方で、そう
したことには無関心な人たちも少なからずい
るだろうし、またそれとは異なる政治的な課
題や問題を掲げて活動する勢力も存在するだ
ろうし、そうした勢力を支持する民衆も少な
からず存在するわけだろうが、現実的な状況
としては様々な政治勢力の間で交渉や取引が
行われている限りで、政治のレベルではそれ
なりに政治システムが機能していて、そうし
た状況が維持されていれば、政治活動にも何
らかの効果があるのだろうし、少なくともそ
れ以上のことが行われているわけではないし、
平和な状況下ではそれで十分なのかもしれず、
下手に戦略的に対立を煽るよりは、実際に交
渉や取引を行うことが政治活動の有効性を維
持する上では肝心なことだろうし、それ以上
を目指す必要もないのではないか。それ以上
とは問題や課題が実際に解決することなのだ
が、解決が何を意味するかを巡っても、様々
な解釈が成り立つのかもしれず、どういうレ
ベルでの解決を目指すかも、人によっても立
場によっても様々な意見や主張があるだろう
し、何らかの結果を得てそれで解決したと捉
える人と、まだ何も解決していないと言い張
る人までがいる中で、そこで議論を交わして
いる全ての人や団体を納得させることはでき
ないだろうし、納得できないから絶えず交渉
や取引の機会を作り出そうとしているわけで、
まずは課題や問題の解決を目指すのは当然だ
ろうが、納得しない限りは解決していないと
みなせば、暫定的な解決として妥協が成立す
ることもあるだろうが、そうした中でも交渉
や取引の機会を逃さずそれを行うことが、平
和的な状況下での政治活動の実態となるので
はないか。

 そういう意味で政治的な成果とはあまり実
質的な結果を伴うことはないのかもしれない
が、絶えず交渉や取引を行うことがその活動
の持続を可能としていて、その大部分は見せ
かけだけのものでしかないかもしれないが、
交渉や取引を行なっているところをメディア
を通じて民衆に見せることで、何かを行なっ
ているように見せかけているわけで、それが
何か実質的な成果を伴っているように思わせ
れば成功したと言えるのかもしれないし、そ
うした見せかけの手続きを経ることで民衆の
支持を取り付けることができれば、その後か
ら大胆な改革を行える余地が生じてくるのか
もしれず、それも手続きとして何らかの決ま
りごとを定めるわけで、その決まりごとを誰
もが守るような成り行きになれば、現実に新
たに設けられた決まりごとを誰もが守ってい
る限りで、それが実際の成果となるわけだろ
うが、その中で政治的な活動ができるのは実
質的には決まりごとを設けることになるわけ
だが、その同意を取り付けるには交渉や取引
などの見せかけのパフォーマンスが必要とな
ってくるのだろうし、そうした演技を民衆が
信用したり支持するような成り行きになれば、
そこで何らかの同意を取り付けることに成功
したわけだろうし、もちろんそこで交渉や取
引の結果として何らかの合意を発表しなけれ
ばならないわけで、その合意内容が妥当だと
思われるなら、民衆の側でも信用したり支持
する成り行きになるだろうし、その妥当に思
われるような合意内容を作成するために政治
的な交渉や取引が行われているわけで、しか
もそれが妥当に思われるような結果になるの
なら、別に合意しなくても成果が上がらなく
ても構わない場合まであるだろうし、たとえ
取引が不調に終わって交渉が決裂したとして
も、それがその場での状況に照らし合わせて
妥当だと思われればいいわけで、下手に妥協
して不利な内容で合意が成立してしまうと、
民衆の側でも不満に感じられて支持や信用を
失い、そうしたことをやってしまった政治勢
力は退潮傾向になるだろうし、その反対にそ
の場の状況では合意が望まれるのに決裂した
場合にも、同じように支持や信用を失うわけ
で、その場の状況に応じてどのような結果に
なるのが妥当に思われるかは、個々の状況に
よって異なるだろうし、そこで状況に応じた
判断が求められるのだろうが、その場の情勢
とそこで大勢となっている民意や世論との間
で、微妙な意識が形成されていて、そこには
直接の利害関係や間接的な影響などから複雑
な絡み合いが生じているから、慎重に判断し
なければならないだろうし、また交渉や取引
の相手との力関係も、どれほど実質的な力を
及ぼされているかについては、正確なところ
はよくわからない面もあるだろうし、さらに
メディア的な世論誘導の効果も侮り難く及ん
でいて、そういう様々な要素を分析した上で、
どのような結論に至れば民衆の支持や信用を
得られるかがおぼろげながら分かってくるの
かもしれず、どこまでそんな作業を行うかも、
その場の状況次第な面もあるだろうから、あ
まり計算づくでわざとらしく演じるよりは、
素直に状況に応じたことをやればいいだけな
のだろうが、そういうところでも事前の調整
がうまくいっていれば、妥当な結果を得られ
る可能性が高くなるのではないか。 

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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