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彼の声

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彼の声 2018.4.9 「システムの差異と閉塞状況」

2018/04/09

 行政などの公的な機関が管理運営している
徴税システムと民間企業などが管理運営して
いる売買システムは、労働などのサービスを
提供して手数料を取るという形態で交わる部
分があるのかもしれず、サービスは労働以外
でもレンタルで機械や道具などを提供するも
のもあるだろうし、その機械や道具などを修
理するサービスもあるだろうし、サービスの
利用者がやってほしいことを行なったり提供
することで料金を請求するわけだが、果たし
て行政サービスの見返りに人々は税金を払っ
ていることになるだろうか。一般のサービス
料や手数料などのようにサービスを行うこと
に対して料金が設定されているわけではなく、
税金として所得や売り上げや所有している資
産などに応じて税額が決められていて、そう
やって集められた税収と国債などの公債によ
って賄われる予算を使って行政サービスが行
われるわけだから、サービス内容と料金など
の価格が対応していないわけで、それは所得
も売り上げも資産もない人にも平等にサービ
スを提供する趣旨でそうなっている面がある
のだろうが、ある程度はサービスを行うこと
によって発生する経費に応じて予算が決めら
れていることは確かだとしても、行う必要が
あるという判断に関して疑問を感じるような
ものにまで予算が計上されてしまう可能性が
あって、その点は民間の料金システムでは実
際に使われた分しか料金が発生しない場合が
多いわけだから合理的にできているわけで、
使われる可能性が定かでないものにまで予算
が計上されてしまうと、その点が不合理に感
じられるわけで、そういう部分で無駄な予算
の削減がなかなか進まないことにもなって、
それが制度の不具合として指摘されるような
成り行きがあるわけだが、それとともに別に
行なってほしいとは思わないことにまで予算
が使われる場合もあるわけで、そういう面に
関しては行なってほしいと思う人と行なって
ほしくないと思う人がいれば、行なってほし
いと思う人が少しでもいれば行う必要が生じ
てくるだろうが、それとは別に行政の都合で
行うことになってしまう場合は、それに関し
て反対している人が大勢いれば、場合によっ
ては反対運動などが起こって世間の話題にも
なるだろうし、そういうことに関しても制度
の不具合として指摘されるような成り行きが
生じてしまうわけで、そんなふうにして行政
の行なっていることに対して目くじらを立て
ようとすればきりがないような状況にもなる
わけで、そのほとんどが徴税システムと行政
サービスから発生する不合理な食い違いに起
因しているわけだろうが、その背景として民
間の売買システムや料金システムに関しては、
合理的な仕組みであるように感じられるのに
対して、それと比べて行政の徴税システムや
予算の使われ方に関しては不合理に思われて
くるのだろうし、その両者の間で生じている
落差や差異を認められない人たちは当然のこ
とながら批判的な意見になるわけだが、それ
がシステムの違いに起因していることに関し
ては改めようがないわけだから、その点に関
しては不問にするしかないだろうし、そうな
るといくら批判して状況が改まらないから焦
りも出てくるだろうし、また延々と同じよう
な批判を行う成り行きにもなってくるわけで、
そういう批判自体が予算の無駄遣いならぬ批
判の無駄遣いのような様相も呈してくるわけ
だ。


 結局は行政の徴税システムや予算の使われ
方を民間と同じようにはできない事情が生じ
ているのだから、民間の基準で判断するよう
なことでもないのだろうが、その代わりに民
間にはない特有の事情が徴税や予算の使われ
方に関して生じてくるのだろうし、批判して
いる人たちはその特有の事情をどうにかして
合理的に感じられるようにしたいのだろうが、
それがなかなかうまく整合性を取るような成
り行きになっていかないから、結果的に不合
理に感じられるままとなってしまい、いつま
でも同じ不合理に関して同じような批判を繰
り返すしかなくなってしまうだろうが、徴税
にしても予算の用途においても、そこに関わ
ってくる世の中の勢力との関係の中で、現状
のあり方でもうまくいっている面があるから、
それがなかなか改まらない事情を生じさせて
いることは確かだろうし、批判している人た
ちにとっては不合理に思われるようなことに
よって実際に恩恵を受けている勢力があるか
ら、そのことに関しては不合理に思われるシ
ステムが有効に機能している面があるわけだ。
そしてその有効に機能している面を改めるわ
けにはいかないから、行政としてもそれに関
係する勢力にしても不合理に思われるような
システムを維持しなければならない事情が生
じているわけで、それを批判している人たち
にとって合理的に思われるような徴税のやり
方と予算の使い道にしてしまえば、現状のシ
ステムから恩恵を受けているそれらの勢力が
困ってしまうから、そうはさせない思惑と事
情が生じていて、そういうところで何が合理
的で何が不合理なのかについて、あるいは不
合理に思われてもそれを改めるわけにはいか
ない事情に関して、それを批判している側と
現状の維持を継続させている側とで意見や見
解の相違があることは確かなのだろうが、実
際に権限を握っているのはそのようなシステ
ムを管理運営する行政機構であるわけで、現
状が改まらないとすれば批判している側に現
状を変える権限も権力も備わっていないこと
になり、ただその代わりに批判することはで
きるわけで、だからそれらの人たちには批判
することしかできなくなっていて、実際に批
判し続けている状況が続いているわけだ。そ
うだとすると現状を改める以前の問題として、
まずは現状を改める権限を持たなければなら
ないわけで、批判する側にはそれができない
事情も生じていて、その事情を何とかしない
と次の現状を改める段階には進めないわけだ。
たぶんそうした現状にもそのような状況をも
たらすような世の中の仕組みが介在していて、
結果として現状を批判する人たちには現状を
改めることができない事態を生じさせている
のではないか。そうした現状を批判すること
はできるが現状を改めることはできないとい
う事態に関して、何をどうすればそうした閉
塞状況を打破できるかということに関して、
たぶん今のところは打開策も妙案も何もない
と思っておいた方がいいのかもしれないし、
それがあると思っている人たちにも実行する
力がないから、力がなければそれは打開策で
も妙案でもなくなってしまうわけで、結局は
そうした単なる思いつきの段階ではいくらで
も意見を述べられる環境が用意されていて、
そのような環境の中でいくらでも意見を述べ
ていられるわけだが、そこから先がないから
現状が閉塞状況だと言えるのだろうし、そう
した批判勢力はその中に押し込められて何も
できない状態に留め置かれているだけなので
はないか。 

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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