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彼の声 2018.3.28 「危機的な状況の安定」

2018/03/28

 世の中の仕組みには合理的にできている面
と不合理な面とがあり、不合理な面を強調す
ると何か問題が山積しているように思われる
だろうが、実際に仕組みが機能している実態
があれば、問題を抱えながらもそれなりに動
作していることは確かで、それに関しては批
判勢力からいくら問題を指摘されても一向に
改善されずに、そのままになってしまってい
る制度などいくらでもありそうで、それでも
曲がりなりにも動作しているのだから、実際
にそのような制度の恩恵を受けている人や集
団が存在しているわけで、それがそのような
人や集団にとっての利権となっている場合が
多いだろうし、逆に問題が改善されてしまう
と特定の人や集団に利益をもたらすような利
権が消滅してしまう可能性があるから、そう
いう人や集団が抵抗勢力となって問題の改善
を阻むようなことを行なっている場合も多い
のかもしれないが、それに関しても批判勢力
などがこのままでは国が危ないという危機感
を募らせるような警鐘を鳴らすわけだが、実
態として問題を抱えながらも機能している制
度はそれによって恩恵を受けている勢力が存
在する限りは、なかなか改まらずに現状が維
持される傾向となるのだろうし、そこで問題
を指摘したり批判しても制度の改善につなが
らない成り行きがあるとすれば、制度的に問
題の改善を阻むような仕組みもあって、その
ような制度を改善するにも何らかの制度を利
用して改善に取り組まなければならないとし
たら、ただ問題を指摘したり批判するだけで
は改善するには至らないわけで、さらに問題
を指摘して批判するような行為にも、それら
とは別の制度を利用しないと指摘も批判もで
きないような実態まであるのかもしれないし、
そのような制度の中で問題を指摘したり批判
したりする役割分担までされていて、それ以
外の人や集団が問題に気づいて指摘したり批
判しても、全く相手にされないような仕組み
まで世の中では機能しているかもしれないし、
そうなると制度上の問題を指摘したり批判す
るにも制度的な手続きが必要で、問題を改善
するにもそれとは別の制度上の手続きが必要
となり、さらにそのような指摘や批判を妨害
したり改善に抵抗するような勢力も、自分た
ちが主導権を握っている制度を利用してそん
なことをやっているとしたら、それらの制度
の間で有機的なつながりや関係がないとは言
えないだろうが、実際にそれらの制度間で利
害調整が難航しているから、なかなか問題を
抱えた制度が改まらない実態もそういうとこ
ろから生じているのかもしれないし、それら
が錯綜していて互いに絡み合っていることも
確かかもしれないが、合理的なつながりが生
じていないから、それぞれの制度に依存しな
がら活動している人や集団の間でうまく連携
が取れない状況となっているのかもしれない
し、しかもそれらの人や集団が自分たちが依
存している制度の中で自足している場合もあ
るだろうし、そうなっているとすると問題を
指摘したり批判したりしている人たちは、そ
んなことをやりっ放しでいられるわけで、制
度の中ではいくらでも指摘や批判がやりたい
放題ではあるが、それらの人たちは制度を改
善する手続きを伴った制度からは排除されて
いて、そうであればいくら問題を指摘しても
批判しても制度の改善には至らない成り行き
となるわけだ。

 だがそうした成り行きによって世の中の平
静が保たれている面もあるわけで、それが批
判勢力が主張するような危機的な状況を招い
ているわけでもないのかもしれず、世の中の
不合理な面や不条理な状況を体現している現
象としてそのようなことが行われていて、そ
れが一向に改まらない状況が長引いているこ
とが、それを批判している側からすれば否定
的な意味での安定をもたらして、何かそれが
負の連鎖や悪循環に至っていると思われるか
もしれないが、そこからでも利益を得ている
勢力がいるわけだから、それらの勢力にとっ
ては好ましい状況なのかもしれないし、別に
好ましくは思っていないとしてもそうするし
かないような成り行きになっているとすれば、
そうした制度の恩恵に与っている勢力として
はそのような仕組みを守っていくしかないだ
ろうし、そういう自覚はないにしてもそのよ
うな状況に追い込まれているわけだろうが、
実際にそのような制度とともに活動が成り立
っている実態があるのだから、それが成り立
っている限りは活動を続けていく成り行きに
なるだろうし、つまり制度が実質的に機能し
ている現状の中では、それに依存しながら活
動している人や集団は活動をやめるわけには
いかないのであり、そのやめるわけにはいか
ない活動をやめさせるには多大な労力を要す
るのはもちろんのこと、実際にやめるような
きっかけが生じないとやめる成り行きにはな
らないわけで、そのきっかけがいつやってく
るかは誰にも予測がつかないのかもしれず、
それらの活動を常日頃から批判している勢力
にとっては、何かそれに関連した事件が起こ
る度にそらみたことかと思って、とうとうつ
いにその機会が到来したとぬか喜びすること
もあるかもしれないが、一方でそれが空振り
に終わることもいくらでもあるだろうし、い
くら不祥事が取り沙汰されても持ちこたえて
しまうような結果に終わるようなら、それが
政党などの政治勢力であれば世の中で支持す
る人たちが多いからだろうが、それが行政の
官僚機構であれば現状の形態の政府が存在し
続ける限りはなくなることはあり得ないわけ
で、しかもいくら制度的な改善を目指しても
実際にそれらの機構そのものを存在させるた
めの制度は変えようがないのであり、官僚的
な組織形態を存在させたままでそこから生じ
る問題を改善しようとするわけだから、そう
した努力がなかなか実を結ばない現実がある
とすれば、やはりそこに何らかの限界がある
ことは確かだろうし、それは変えようとして
変えられるようなことではないのかもしれな
いし、また変えようとしなくても変わってゆ
くような面もあるのかもしれないが、たぶん
人の意図や思惑を超えて動作している仕組み
があって、そのような仕組みに対してそれを
変えようとする動作も常に生じているのかも
しれないが、そのような動作も作用している
現状の中で成り立っている仕組みだとすれば、
そこから生じている問題を改善するための努
力も織り込み済みの動作の一つだと言えるの
かもしれず、そこに作用している様々な動作
の内には、問題の改善のための動作もある一
方でそれを阻むための動作も作用していて、
両者が打ち消し合って現状が成り立っている
とすれば、そこで均衡がとれていることにな
るわけで、その均衡が状況の安定をもたらし
ているとしたら、現状では危機的な状況でも
何でもないことになってしまうわけで、そし
てそうした残念な状況が国の将来を憂うよう
な暗澹とした気分をもたらすのではないか。 

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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