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彼の声

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彼の声 2018.3.25 「世の中の変化」

2018/03/25

 政府のやっていることが社会にどんな影響
を及ぼすかは、やっている内容とその時々の
世の中の情勢にもよるだろうが、逆に社会情
勢が政府の活動に何らかの影響を与えている
面もあるだろうし、簡単に言えば景気対策な
どは世の中の景気が悪くなってきたから行う
場合や、それほど悪くないにしてもさらに景
気を良くする目的で行う場合もあり、対策に
よって本当に景気が良くなったと実感できる
かは、対策次第であり世の中の情勢次第な面
もあるだろうが、政府が世の中の状況に対応
して対処しようとしていることは確かで、そ
れが民衆へ向けて政治宣伝となるわけだから、
世論の支持を取り付けるために対策を講じて
いる限りで、本来なら民衆にとって利益にな
るようなことを政府が行っているわけだが、
当然それに対して効果を疑問視する意見も出
てくるわけで、時としてそれが政府に対する
批判という形をとって表明されて、そのよう
な意見に賛同するような世論が形成されてし
まうと政府への支持が減ってしまうわけだが、
支持が減ろうと増えようと、景気対策程度の
ことで政府に対する支持率の上下を心配して
いるぐらいなら平和な状況とも言えるだろう
し、どのような勢力が政権を担っていようと、
そういうところで取り立てて他の国と違うこ
とをやる必要はないのかもしれないが、その
国の特殊事情に関連して何かをやろうとする
時に、果たしてその特殊事情を優先させるべ
きかあるいは特殊事情をできるだけ弱めるよ
うに努力すべきかによって、その特殊事情を
抱えている世の中に及ぼされる影響も変わっ
てくるだろうし、また特殊事情があるおかげ
で生じている対外関係にも少なからず影響を
及ぼすのかもしれず、そういうところで政府
の判断が問われてくるのではないか。具体的
にその特殊事情というのはその地域に生じて
いる歴史的な経緯であったり、地理的あるい
は地政学的な位置関係から生じてくる経緯で
あったりするだろうし、それが地域の慣習や
伝統や文化などに多大な影響を及ぼしている
とすれば、そこから少なからず影響を受けな
がら形成された政治勢力が政権を握っている
政府としても、そのような事情にはそれなり
に配慮しなければならなくなるだろうし、そ
のような経緯から例えば対外関係が停滞や膠
着状況をもたらしているとするならば、その
ような滞った状況を打開するには進んで特殊
事情から脱却するような方向性が必要となっ
てくるかもしれないし、またそれは国内事情
の面でも特殊事情を尊重しつつもその殻を打
ち破るような新機軸が求められてくるのかも
しれないし、たぶんそういう面で地域的な特
殊事情から少なからず影響を受けているとし
ても、場合によってはそれとは別の方向性も
打ち出して行かないと、時代的な閉塞状況か
ら抜け出て未来へと進んでいけないだろうし、
例えばそこから世界史的な普遍性を目指すよ
うな方向性が出てくれば、国内状況も対外関
係も今までとは違う成り行きが生じてくるの
ではないか。それが具体的に何をどうするか
という問いとして、現状の中で見つけなけれ
ばならないこととなるかもしれないし、そう
いう方向で活動のやり方を模索して行けば、
何らかの成り行きが自然に生じてきて、その
ような導きに身を委ねれば自ずから活動の内
容も一新されてくるかもしれないが、そうな
るとやはり現状維持とは違った行為が必要と
なってくるのではないか。

 しかしそれを妨げる要因として制度や慣習
があって、それらが同じ動作を繰り返し行う
ことを人々に強いていて、そこから逸脱した
行動をとることをなかなか許さない成り行き
を生じさせているのだろうが、だからと言っ
てそのままでは制度や慣習に逆らうきっかけ
もなかなか生じてこないだろうし、きっかけ
を無理に生じさせようとしても他の人々がつ
いてこなければ、世の中が変わるような成り
行きにはならないだろうし、ではどうすれば
いいのかという問いの前でいつも立ち往生す
るしかないのかもしれないが、実際には何も
問われてはいないのかもしれず、たぶん誰も
が問う前に行動を開始していて、あとはそれ
をいかに続けていくかというところで試練に
直面している場合もあるだろうし、その試練
に直面していることが、制度や慣習によって
もたらされる行動の強制と実際に行なってい
ることとの間に生じているずれに悩まされて
いる実態であり、それが試練の全てなのかも
しれないが、それを容易には克服できないだ
ろうし、克服できないからこそ絶えず新機軸
を模索しているのではないか。そしてそうし
た活動が従来からある制度や慣習に逆らって
いることの一部始終なのであり、それ以外で
はないのかもしれないし、今後もそうした状
況に絶えず巻き込まれていってしまうような
成り行きがそこに生じているのではないか。
それもたぶん誰もがそんな体験をしていて、
試練に直面しないような人など世界のどこに
もいないのだろうが、ただそれをどうやって
紛らすかでその後の成り行きも変わってくる
わけで、紛らしたりごまかしたりできない人
が絶えず試練に直面し続けていて、直面して
いるからこそ新たなやり方を模索し続けてい
るのだろうが、その一方で結果的に何らかの
やり方でそれができた人はそこで模索をやめ
てしまい、さらにそれをやめて同じ動作に凝
り固まることができた人には、そのような動
作自体として制度や慣習がもたらされていて、
またそれによって安定した生活ももたらされ
ているだろうし、日々同じような動作を繰り
返していられることが安定した生活がもたら
されていることの証拠でもあるわけだが、た
だそれが万人に当てはまるかというと、確か
に公的な制度はその利用者に同じような動作
を要求していて、実際に制度に従うことが同
じ動作を行うことになるだろうし、また慣習
もその地域に暮らす人々に同じ習慣をもたら
しているだろうが、それと同時に制度に逆ら
う人も慣習から逸脱する人もいるし、そこに
制度に逆らう事情や慣習から逸脱する成り行
きが生じているわけで、そのような事情を抱
えた人や成り行きに巻き込まれた人が試練に
直面しているのではないか。そしてたぶんそ
ういう境遇自体が、その人が積極的に求めた
からそうなったわけではなく、制度に従って
いるうちに次第に従えなくなってきたり、慣
習として同じ動作を繰り返しているうちに次
第に同じ動作を維持できなくなってきたわけ
で、そういう成り行きが実際に生じてしまう
ところが制度や慣習の限界を示しているのか
もしれないし、その同じ動作を維持できない
事情や成り行きがどこから生じるのかといえ
ば、世の中の情勢の変化から生じるといって
もそれほど間違っているわけではないだろう
が、そのような変化を何がもたらしているの
かというと、実際にそこで活動している人や
集団がもたらしているわけで、制度や慣習に
従おうとしているのに従えなくなるような試
練に直面している人や集団が世の中の変化を
もたらしているのではないか。 

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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