文学

彼の声

この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。

全て表示する >

彼の声 2018.3.12 「制度と活動の食い違い」

2018/03/12

 たぶん世の中で生じている出来事の中で何
が重要で何が取るに足りないことだとしても、
人によって立場によってそれへの受け止め方
は千差万別かもしれないが、事の成り行き次
第で取るに足りなかったことが俄然注目を集
めることにもなるのかもしれず、たとえ世間
の注目を集めたからといって自分にとっては
何でもないことでしかない場合もあるだろう
が、その何でもないことがそれだけにとどま
らない場合があるとしたら、その出来事に何
らかの成り行きが付け足されて、その後に思
わぬ展開が待っていたりする場合だろうし、
それが事態の流動性を作り出すような成り行
きなのだろうが、実際に取るに足りない些細
な出来事が連なって、それらが共鳴現象を起
こして結果的に時代の大きなうねりを作り出
すような成り行きにもなるわけで、現状にお
いても世の中で起こっている無数の取るに足
りない些細な出来事が重なり合って、共鳴現
象を起こそうとしているのかもしれないが、
普通に暮らしていてそれを意識できるのは稀
なことかもしれず、誰もが気づかないままや
り過ごしてしまうようなことなのかもしれな
いし、そのような現象を特定してどうこう述
べてみても、あまり実感が湧いてこないだろ
うし、実際に実感を伴わない現象だから気づ
きにくいのだろうが、誰もが気づいた頃には
大勢が決していたりするわけで、誰もが気づ
かない段階でどうにかしないとそういう成り
行きを食い止めることはできないわけだが、
その段階では誰もが気づかないのだから、そ
んなことはできないのだろうが、別に食い止
めようとしなくても構わないのかもしれず、
普通でも物事の大勢が決してからじたばたす
るような成り行きとなるわけで、そんなじた
ばたしている状態が世間の注目を集めている
状態であり、メディアが事件を大きく取り上
げて事の次第を報道している状態なのだろう
が、そうだとすればそうなる前に実質的には
大方の活動が終了していることにもなるわけ
で、活動の結果だけをメディアが伝えている
ことにもなるわけだから、メディアが伝えて
いる事の次第はいつも後追い的になっていて、
伝えている出来事に付け足された成り行きが
報道という活動になるわけだ。要するにそれ
も共鳴現象の内に入る些細な出来事なのかも
しれないが、そんな共鳴現象が何をもたらす
のかといえば、世の中から反響をもたらすわ
けで、そういう世間的な反響が大きなうねり
となって政治や行政を動かすに至ることもあ
るわけだが、いったんそうなって決してしま
った大勢を覆すことは難しいだろうし、覆せ
なければいなしたりはぐらかしたりするわけ
で、そんなはぐらかしの類いが功を奏して被
害を最小限に食い止めることができればいい
わけだが、そこでいう被害とは政治や行政に
とっては否定的な反響からもたらされること
かもしれないが、すでにそうなった時点で無
理に無理を重ねているような成り行きになっ
ているわけで、それが政治や行政を巻き込ん
で法律や制度を捻じ曲げるような行為になれ
ば、結果的にメディアが報じざるを得ないほ
ど無理を押し通そうとしていたわけで、それ
が結果的に明らかとなったならば、力関係と
して制度の方が優先される成り行きの方が勝
ったということになるだろうし、政治力によ
って制度をねじ曲げようとした力が及ばなか
ったことになるのではないか。

 それが政治活動の全体から見ても行政活動
から見ても取るに足りないことだとしても、
そういう些細な不正を押し通そうとすること
に引きずられて、活動の全体でもそういうや
り方を許すような傾向が蔓延してくるわけで、
たとえ些細なことでも無理なゴリ押しや融通
を利かせずに法律や制度に則ったやり方が推
奨されることは一般的には正しいと思われる
だろうし、何から何まで愚直に法律や制度に
則ったやり方を押し通すべきだとは誰もそう
は思わないだろうが、不正な行為を行なった
らそこで終わりではなく、事後処理をうまく
やらないと後で尾を引いてしまうのかもしれ
ず、そういう面で物事をこじらせないように
するにはどうしたらいいのかというと、それ
はそれとして制度的に処理する以外にはない
だろうし、不正が明らかとなったら不正をさ
っさと認めて関係者を処分すればいいだろう
し、その処分の度合いを調整してなるべく被
害を最小限に食い止めるようなやり方が望ま
しいのかもしれず、そういう対処をせずにい
つまでも不正を認めずに疑惑を長引かせて逃
げ切りを図ろうとすると、かえってこじらせ
てしまうのだろうし、それも事の成り行き次
第な面も大きいのかもしれないが、法律や制
度に絡んだ交渉や駆け引きにおいては、たと
え不正に手を染めているとはいえ、それでも
法律や制度の範囲内で処理すれば、いくら批
判されても事の幕引きが迅速に済んでしまえ
ばそれ以上は追求されないだろうし、そうは
ならずに事をこじらせてから何とか収拾を図
ろうとしても、事態の収拾はそう簡単にはい
かないだろうし、そういうところから思わぬ
展開が生じてしまうかもしれないし、それが
取り返しのきかぬ事態を招いてしまうと大ご
とになるのだろうが、たぶん時期的にそうい
う出来事が頻発するような情勢になる時期が
あるのかもしれないし、政権を担っている側
で不祥事が頻発する時期は、それが国家とし
て国力が退潮傾向を示し始めた時期と一致す
るかもしれないが、そういう見方も恣意的で
大雑把すぎるのかもしれないし、普通に考え
て法律や制度と世の中の情勢がずれてくれば、
違法行為や不正行為を行わないと、やろうと
することができないような状況になってくる
のかもしれないし、そのやろうとしているこ
と自体が現状からずれたことをやろうとして
いる場合もあるだろうし、不正行為をやって
までやらなければならないと考えていること
自体が、現状認識が実際の現状からずれてい
る証拠になるのかもしれないし、そんなふう
にしてなぜやろうとしていることや考えてい
ることが現状からずれてしまうのかといえば、
それが誰もが気づきにくい些細な無数の出来
事が重なり合って共鳴現象を引き起こしてい
る過程が、ずれたことをやろうとする人や集
団を時代遅れに追いやっている成り行きなの
かもしれず、それを自分たちの都合に合わせ
るために無理なゴリ押しによって法律や制度
を捻じ曲げてまでやろうとしても、たとえ政
府内で主導権を握っている勢力を味方につけ
ても、いつまでも無理を利かせたままに保つ
のは難しいのかもしれず、どこかでずれを修
正するような成り行きが生じてしまうのだろ
うし、それが法律や制度を基に活動する行政
の宿命であり、しかも自分たちの都合に合わ
せて法律や制度を作り変えようとすることと、
現行の法律や制度を捻じ曲げて無理なゴリ押
しを通そうとすることを同時進行で行おうと
すれば、やはりどこかで破綻が生じてしまう
のは当然なのかもしれない。 

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
Score!: - 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。