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彼の声 2018.3.11 「国という存在の矛盾」

2018/03/11

 内政に関しては政治と行政が連携して行う
ことが多いわけだが、他の国との外交に関し
ても政治と行政の連携が欠かせないのだろう
が、それとともに同盟関係にある国との連携
もあるだろうし、それは貿易や安全保障など
に関しても同盟国と何らかの協議を行わなけ
ればならなくなるだろうし、ましてや国連な
どでの活動も絡んでくると、同盟国だけでは
なくそれ以外の国との協議も行わなければな
らなく場合も出てくるだろうし、そうでなく
ても近隣諸国とは別に同盟関係がなくても外
交的な駆け引きが必要ともなってくるわけで、
そうなると内政と外交の区別なく取り組むべ
き課題も出てくるのかもしれないが、確かに
貿易も安全保障も自国だけの都合を優先させ
るわけにはいかず、貿易の相手国の経済状態
や近隣諸国との軍事バランスなども考慮しな
ければならないとなると、経済関連や軍事関
連の予算は自国だけの都合で決まるわけでは
なくなるだろうし、そうなるとそれに引きず
られて他の予算にも影響を与えるような成り
行きにもなり得るだろうし、そういうところ
で難しい対応を迫られるのかもしれないが、
今の時代に鎖国は通用しないだけに、内政や
外交だけに専念するようなやり方ではなく、
内政と外交を連動させるような政治と行政の
あり方が求められてくるのかもしれないが、
どのように連動させるかとなると、内政にお
いても外交においても関係諸国との歩調を合
わせるような試みを重視する成り行きになる
のかもしれず、それに関して多くの国が同じ
ような制度で統一されていれば、何かと歩調
が合うのかもしれないが、その国に他の国に
はない特殊な事情があるところでは歩調を合
わせられないわけで、その特殊な事情という
のが外交問題に発展してしまうと、関係諸国
との外交がこじれてくるわけで、しかもその
特殊な事情に関して譲歩できない場合は、そ
れが外交摩擦や貿易摩擦などの要因となるだ
ろうし、大抵はそういうところから険悪なム
ードが醸し出されてくるわけで、譲歩できな
ければいかにしてごまかすかということにな
るわけだが、大概はその国だけに特殊な事情
があるわけでもなく、どの国も一つや二つそ
ういう事情を抱え込んでいるのかもしれず、
そういう事情をお互いに外交カードとして押
さえておけば、それを梃子にして譲歩や妥協
を引き出せる可能性も出てくるだろうし、そ
ういうことが国家間の外交交渉の場で協議さ
れる成り行きになるのかもしれないが、国内
の課題としてそうした特殊な事情をできるだ
けなくすような努力が求められているのかも
しれず、できるだけ世界標準のような制度に
していけば、外交摩擦や貿易摩擦などを最小
限に食い止めることができるかもしれないが、
それに関して例えば資源などの地域的な偏り
はどうすることもできないし、また地政学的
な国の位置や気候や面積や人口などもどうす
ることもできない事情となるだろうし、そこ
から物や情報やサービスの生産と流通と販売
と消費に特有の傾向が出てくるわけで、そう
した事情を考慮すればどうにもできないその
国に特有の事情が生まれてくるだろうし、そ
こから必然的に内政においても外交において
も問題が生じてくるのではないか。

 その地域が歴史的に国家というまとまりに
至った経緯にもそうした特殊事情が絡んでい
る場合があるわけで、そういう事情があるか
らなかなか世界が一つに統一できないのだろ
うし、逆に言えばそうした事情をなるべくな
くして行けば、だんだん世界が一つにまとま
っていく傾向になるのかもしれないが、現状
ではなくなっていないから世界が各国に分裂
しているとも言えるわけで、その無理になく
そうとしているわけではないにしても、容易
にはなくなりそうもない特殊な事情というの
が、国家というまとまりを支えている可能性
もあるわけで、しかもそれが他の国との関係
をこじれさせるような問題を生じさせている
とすれば、やはり国家という存在形態が矛盾
を孕んだ存在なのだろうし、そうした矛盾を
承知であえて言うなら、国という存在が他の
国との対立や軋轢を生じさせているのであり、
一方ではそうした対立や軋轢があるからこそ
国がそこに存在しているとも言えるわけで、
それは国としての政治活動や行政活動では解
消しようのない矛盾を抱え込んでいるとも言
えるだろうし、矛盾を解消しようとして政治
も行政も活動しているのではないし、矛盾が
あるからこそ政治も行政も活動する余地が生
じているとも言えるのではないか。要するに
国家の存在という解決できない問題が政治や
行政の活動を成り立たせているとも言えるわ
けで、それと同様にしてそこに管理統治の対
象として国民という存在も生じさせているわ
けだが、そういうレベルの問題になると解決
しようがないだけに、普通は問題視されない
傾向にあるだろうし、そういう考慮されない
問題を抜きにして国家レベルの問題に対処し
ようとするわけで、そうなるとどこまでも交
渉や取引によって譲歩や妥協などの調整を続
けなければならず、それは終わりの来ない作
業になるのではないか。いくら調整しても問
題の解決には至らないのかもしれないが、調
整することによって破局的な事態にいたるこ
とは一時的に回避されるわけで、そういう一
時的な回避を延々と続けてゆけば現状の維持
につながるのだろうが、そこでいう現状維持
とは世界が様々な国に分裂している状態であ
って、調整を行なっている当事者の理想は世
界を統一することにあるのかもしれないが、
それを成し遂げられていない現状があるわけ
で、その現状を反映した分裂状態の中で終わ
りのない調整を続けているわけで、原理的に
は調整を続けてゆけば国家間の制度が似通っ
てくるだろうし、ほとんどの国が同じような
制度を採用する事態ともなれば、実質的には
どの国も変わらない状態になるはずだろうが、
やはり現状ではその調整が難航しているから
国家間で対立や軋轢が現に生じているのだろ
うし、実際に調整を行なっている反面で対立
や軋轢を助長するような活動も政治の場でも
行政の場でも行われているわけで、そういう
活動を煽っているのが政治の面では国家主義
的な運動なのだろうし、経済の面では保護主
義的な圧力なのだろうが、そういう運動や圧
力を講じている勢力が拠り所としているのが
国家的な特殊事情となるわけで、その国の利
益を第一と考える理由もそこから生じていて、
国家レベルで問題を捉えればそうなるのが当
然だろうが、元を正せば国家という存在がそ
ういう問題を生じさせているのだから、その
レベルで考える限り解決しようがない問題と
なってしまうのではないか。 

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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