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彼の声

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彼の声 2018.3.9 「争いへの不快感と無関心」

2018/03/09

 社会を完全に管理統治するために行政がい
くらでも法律や制度を増やせるわけでもない
だろうし、実際に法律や制度を増やしてそれ
に関わる人員も増やすような成り行きになれ
ば、それだけ仕事も増えて行政機構の規模も
肥大化していくわけで、行政の規模が大きく
なればそれに伴って予算も増えてくるだろう
し、予算が増えれば税収を増やさなければ公
債などの借金が増えるわけだろうし、そうな
れば結果的に財政状況が悪化して厳しさを増
すわけだが、そのような悪循環に陥らないた
めには税収で予算を賄える範囲で、その国の
経済規模に合わせた適度な行政機構の規模に
すればいいわけで、それに関して普通に考え
れば公債などの借金が増えていくようなら、
予算の規模も行政機構の規模も大きすぎると
みなすのが真っ当な認識なのだろうが、どれ
ほど借金が増えれば財政破綻するのかは、実
際に破綻してみないことにはわからない面も
あるだけに、現状で何とかなっていればます
ます借金を増やすような成り行きにもなりか
ねず、そういうところで判断がつかない状況
に陥りやすいのかもしれないが、本当のとこ
ろはよくわかっていない実情があるのだとす
れば、危うい面があることは確かだろうが、
実際に財政破綻してもそれだけで国家や行政
機構がなくなるわけでもないのだから、それ
に関して危機感が感じられないとしてもおか
しくはないだろうが、行政機構自体にも別に
社会を完全に管理統治しようとする意志が生
じているとは言えない面もありそうで、それ
よりは現状維持の傾向の方が強い場合もある
のかもしれず、また行政機構と連携したり対
立したり癒着したりする他の議会勢力や企業
やメディアなどとの関係の中で活動が成り立
っている面もあるわけだから、それらの各勢
力間で力の均衡がとれていれば、それ以上に
勢力を拡大したり争いを激化させたりする必
要もないのかもしれず、それを微妙な均衡の
上に成り立っている関係とみなすか、安定し
た強固な連携関係が成り立っているとみなす
かは、関係する立場によっても見解の分かれ
るところかもしれないが、少なくとも現状で
うまくいっている面に関しては、その場の安
定を生み出しているとみなせるだろうし、各
勢力との安定した関係を築いている面では現
状維持の傾向が強く、それとは反対に不安定
な関係にある勢力とは場合によっては対立や
軋轢が生じているかもしれないし、そうなる
と争いを激化させて相手を屈服させるか、そ
れができなければ交渉や取引を持ちかけて、
妥協や利害調整を行うかのどちらの戦略を取
るとしても、そういうところで新たな連携関
係を築いてすでにそうした関係を築いている
他の勢力との関係も考慮に入れつつも、うま
く折り合いをつけたら勢力を拡大させようと
したり、あるいは現状維持を図りつつも引き
続き機会を捉えて新たな交渉や取引を持ちか
けてくるかは、その場の状況次第な面もある
のかもしれないが、いずれにしてもそれが国
内で行われていることなら許認可権などの行
政の特権を最大限に活用しようとするだろう
し、それに敵対する側でも行政側の不正行為
を嗅ぎつけるために他の政治勢力やメディア
や場合によっては行政内の不満分子などと連
携しようとするだろうし、そういうところで
何らかのせめぎ合いが行わているのも事実な
のではないか。

 そうであっても平和な状況下で勢力争いな
どのせめぎ合いが行われている限りで、一般
の民衆に危害が及ぶことはないのかもしれな
いが、それが事件としてメディア上で話題と
なれば、民意や世論などに一定の影響を及ぼ
して、政治家や政党などの政治勢力が事件に
絡んでくれば選挙結果などに響いてくるだろ
うし、政府側の疑惑などが取りざたされれば、
議会でもそうした問題について質疑が行われ
て、追求されるような成り行きにも発展する
のかもしれず、そうやって争いが表面化する
ようならまだそれほど独裁的な権力状況では
ないことになるだろうし、政府の権力基盤も
それほど盤石ではないのかもしれないが、別
にそれ以上に権力基盤を盤石にする必要もな
いのかもしれないし、かえって独裁体制など
を築こうとして無理なことをやる成り行きに
なってしまう方が、微妙な力の均衡が崩れて
世の中がおかしくなってくるのかもしれない
し、そんな成り行きを避けるような作用が争
っている勢力にも及ぼされている場合がある
のかもしれず、それが何かというとたぶん民
衆の争いへの不快感や無関心になるのかもし
れない。逆に争いに関心を持って争っている
どちらか一方へ積極的に加担する民衆が多い
ほどそれが社会問題化する可能性が高くなる
わけで、争いに加わる人が多くなるほど争っ
ている勢力の方でもそれらの人々に対して制
御が利かなくなる恐れが出てきて、そうなる
とちょっとした諍いをきっかけにして暴動な
どが発生して、そうした混乱につけ込んで警
察や軍隊などが武力鎮圧などに乗り出すと、
そうしたところから頭角を現す人も出てきて、
その場の指揮権を統括して主導権を握るよう
な状況となれば、日頃から規律訓練などによ
って統制がとれている集団であるから強権的
な傾向が強くなるわけで、実際にそうした警
察や軍隊などと手を結んで独裁体制が築かれ
ることが多いのかもしれないが、それもいっ
たんそうした過程を通過してその手の軍事独
裁的な政権が猛威を振るった末に崩壊した後
では、それが苦難の歴史として人々の脳裏に
焼き付いてしまい、そうなるとそうしたこと
が二度と起きないような制度的な法整備が行
われることにもなるだろうし、そうした過去
への反省から独裁的な政権運営を行う恐れの
ある勢力には支持が集まらないような成り行
きにもなるだろうし、支持が集まらないどこ
ろか、積極的に嫌悪感を示すような民衆が多
いほど世論もそうした傾向になるわけで、実
際にそうした傾向から民主的な政治体制が確
立される成り行きにもなるのかもしれず、そ
うした体制の下では争いを激化させるよりは
妥協や利害調整を行なって争いを沈静化させ
るような傾向の方が強くなるのではないか。
そうなるとそこで様々な勢力間で争われてい
る実態があるものの、それが破局的な方向へ
は推移せずに交渉や取引によって妥協や調整
が図られるような成り行きになれば、さらに
そうした傾向がより一層の争いには無関心で
あったり嫌悪感を示すような民意や世論をも
たらして、それによって状況の安定や勢力間
の力の均衡が実現しやすい環境になってくる
のかもしれず、結局はそうした歴史的な経緯
の積み重ねが平和な世の中を実現することに
もなるのかもしれないが、それでも絶えず状
況は揺れ動いていて、別に現状が理想的な状
況であるわけでもなく、いつも過渡的な状況
でしかないだろうし、今後どうなるかは現状
に左右されるのではないか。 

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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