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彼の声 2018.2.23 「平和の実現」

2018/02/23

 政治の場で法律や制度を優先させるのは当
然だとしても、それ以外で倫理や良識や節度
などを重んじないと、なりふり構わず手段を
選ばないやり方になってしまうわけだが、状
況として切羽詰まって相手に気を使う余裕が
なければそうなるのが当然だろうし、その余
裕を与えないのが資本主義的な利益の追求を
伴う経済論理であり、その究極の形態が軍事
的な戦争状態だとも言えるだろうが、そうな
ってしまえば利益の追求どころではなく、た
だそこには破壊活動しかないわけだが、たぶ
ん大抵の場合はそこまで至らない段階で力の
均衡が生まれて平和が保たれるわけで、見せ
かけだけは平和な状況下で様々な勢力が競合
状態を保ちながら争いながらも連携したり癒
着したりしているわけだろうが、そのような
均衡状態が長続きするには各勢力が経済的な
利益を確保できる状態になっていることが前
提として挙げられるだろうし、実際にそうな
っているとすれば何らかの形で政治的な妥協
が成り立っていることを示しているのかもし
れず、そうであるなら一応はそこで政治が機
能していることにもなるのだろうし、政治的
な利害調整が成功していると言えるのではな
いか。もちろんそんな見せかけの均衡状態で
は満足できない人や団体がいるだろうし、そ
れらが批判勢力を形成することになるだろう
が、その手の批判が公然と行われているのに、
そのような行為が体制側から弾圧されない状
態が保たれていれば、やはりそこで何らかの
妥協が成り立っていて、そこで均衡状態が保
たれていることになるだろうし、それだけ批
判の対象となっている側にも批判を許すだけ
の余裕が生まれているわけで、それもまた政
治的な利害調整が成功していることを示して
いるのではないか。そんなわけで政治活動の
成果として実現される妥当な状況を定義する
ならば、平和な状況下で活動する様々な勢力
が競合しつつも互いの間で力の均衡が保たれ
ていて、それに付随して各勢力の間で相互批
判が許されるような余裕が生じている状況だ
と言えるのではないか。それが理想状態とは
言えないものの妥協の産物であるだけに、絶
えず状況は流動的な傾向を示すのかもしれな
いが、そのような状況下でも政治的に絶えず
勢力間の利害調整が行われている限りで平和
が維持されるだろうし、各勢力に対する批判
がなされている限りで、批判されている勢力
は何らかの対応や対抗措置や納得がいくよう
な返答などを用意しなければならず、そのよ
うな作用によって集団内の活性化が起こる可
能性もあるだろうし、それを嫌って批判を力
で封じ込めたり奸計を用いて批判勢力を陥れ
たりすると、力の均衡状態が崩れて世の中か
ら倫理や良識や節度などが失われて、権力を
握った側の勢力の中で驕りが生じて腐敗や汚
職などが蔓延しやすくなるだろうし、そうい
う状態が常態化して長続きするに従って世の
中で力の不均衡が拡大してきて、各勢力間で
力の優劣が決定的となり挽回が不可能に思わ
れてくると、やがて劣勢となった勢力の中で
は武力でしか対抗できないという認識が支配
的になるだろうし、その勢力が弱小のままな
らゲリラ活動だけで済むのかもかもしれない
が、周辺諸国が後ろ盾になって武装勢力に武
器の供与などの援助を行うようになれば、結
局は内戦が必至な状況となってしまうのでは
ないか。

 だから平和な状態を保つには卑劣なやり方
で力の均衡を崩すようなことをやってはいけ
ないだろうし、また体制側の優位を決定的に
印象付けるような状況を作り出そうとしても、
劣勢となっている勢力の中で絶望感とともに
憎悪の感情が蓄積してテロ活動などの蔓延を
もたらしてしまうのかもしれず、そのような
状況に至らない程度で妥協が成り立つ環境を
構築しなければならないのかもしれないし、
そうはいってもどうすればそれを実現できる
か答えも保証もないだろうし、いつでも手探
り状態を余儀なくされて、絶えず現状の中で
妥当な対応を迫られるわけで、しかも何が妥
当かもわからない状態でそれが求められてい
て、やりようがないといえばその通りだが、
そうであっても実際に何らかの活動が行われ
ているわけだから、その中の一つの活動であ
る政治活動にしても、状況に対応するために
様々な試みが行われている最中なのだろうし、
批判する側は当然のことながらその良し悪し
をあげつらうわけで、そのような批判にもい
ちいち反応して律儀に対応していたらきりが
ないかもしれないが、それを行えるだけの余
裕が生じていることが、平和な状態が保たれ
ていることにもなるわけで、逆に言えばそう
いう対応を積極的に行なっていくことが平和
を保つ上で重要となってくるのかもしれず、
不快だからとか面倒だからそういう批判を無
視したり、逆に対抗措置を施して批判を封じ
込めるようなことを行えば、それだけ平和な
状態が後退していってしまうのではないか。
だから結局は批判に対応できるだけの余裕を
作り出さなければならないだろうし、それも
活動に含まれるわけで、そういうことを考え
ていくと何をどうすればいいかがおぼろげな
がらわかってくるかもしれないし、それはで
きるだけ周囲からもたらされる様々な要望に
応えることになるのかもしれず、応えようと
する限りで妥協の可能性が出てくるわけで、
応えられなければ妥協できなくなってしまう
わけだが、交渉の決裂を避けるには柔軟な対
応が求められるわけだ。それも力の均衡が成
り立っている限りで可能なことなのかもしれ
ず、自分たちが相手に対して絶対的な優位な
立場にあるなら妥協する必要はないわけで、
何を批判されても聞く耳を持たなくても構わ
ないし、それでも執拗に食い下がってきて迷
惑なら権力を行使して排除すればいいことに
なってしまうし、そうやって力によって平和
を保つようなやり方もないわけではないが、
そうなると独裁的な体制となってしまうだろ
うし、少なくとも民主的な政治体制ではなく
なってしまうわけで、世界で民主的な政治体
制が主流となっている現状では国際的な孤立
を招く危険性があるだろうし、世界で孤立し
てしまうと経済活動の面でも何かと支障をき
たすだろうし、そのような状況はあまり好ま
しいとは言えなくなってしまうのかもしれな
いが、そこでも経済活動が活発化してゆけば
その経済力を武器として何らかの勢力が国内
に形成されて、独裁体制の脅威となってくる
場合が出てくるだろうし、そのようなことが
きっかけとなって独裁体制が崩壊することも
あるのだろうが、そんなところでも政治的な
妥協を探るような試みが功を奏して何らかの
均衡が保たれるなら、そうなっている間は平
和が実現するだろうし、平和な状態が続いて
いる限りで民主的な政治体制を模索すること
ができるのではないか。 

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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