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彼の声

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彼の声 2018.2.3 「政党の実態」

2018/02/03

 議会で多数を占めたり大統領を出したりし
て政権政党になると、政党は政府内でも活動
するようになるわけだが、その他の政党は選
挙で議席を確保すれば議会で活動することに
なるわけで、主に議会に法案を出したり政府
側から出された法案や予算案を審議したり、
その過程で政府の対応を議会で質問したり政
府のやっていることを批判することにもなる
のだろうが、そこに至るまでの過程のいわば
準備段階で、メディアを舞台として民衆の支
持を得るための様々な駆け引きが複数の政党
の間で展開されるのが現代的な政治の特徴と
言えるのかもしれず、結局それが選挙で多数
の議席を獲得して議会の中で優位な立場を占
めて政権政党となるための戦略や戦術に繋が
るのだろうが、それは議員として議会内で活
動する以前の、選挙で議席を獲得して議員に
なるための活動とも言えるわけで、すでに議
員や政府の閣僚となっている人もいるわけだ
から、二つの活動に連続性があることは確か
だろうが、実際に議員になるまではまだ空約
束や空手形を発行していると思われても仕方
のないことをやっているわけだから、選挙で
の政党の公約というのが本当に実現する可能
性があるのか否かは、実際に選挙結果が得ら
れた後の状況次第な面があるわけで、果たし
て選挙で候補者に投票する段階で民衆の選択
が正しいか間違っているかはわからないわけ
で、そういう意味で選挙という制度とそれに
絡んだ政党や候補者の活動自体に、何か確か
な合理性や正当性があるとは言えない面があ
って、それに関して簡単に言えばサイコロを
振るような偶然の巡り合わせが介在してくる
要素が大きいわけだろうが、そういうところ
で必然性や確実性を高める上でメディアを利
用した世論誘導とか世論調査の結果を民衆の
意識に刷り込むような手法もとられるわけで、
結局そんなことをやっているうちにいつの間
にか不確かな空約束や空手形に何か実効性や
実現性があるかのような思い込みが民衆の意
識に生じるわけで、それが世論誘導や世論調
査結果を選挙結果に反映させる有効な手法な
のかもしれないが、実質的にはまだその段階
では何も行われていないわけで、重要なのは
そこから先の議会や政府内での活動となるわ
けで、それが空疎で中身のない形だけの儀式
のようになってしまえば、文字通り政党の選
挙公約は空約束や空手形と同じになってしま
い、そんな公約の内容に関して争われた選挙
自体も無駄で無意味な空騒ぎでしかなくなり、
それについて世論誘導を意識したメディアの
世論調査なども同様の詐欺でしかなくなって
しまうだろうし、何かそこで公約の実効性や
実現性を期待してしまう民衆が、政党とメデ
ィアが連携した詐欺に騙されていることにも
なるわけだが、たとえそれがサイコロ博打的
な選挙の実態だとしても、そのような制度を
通過しないと事態が進まないわけだから、政
治にはそういう面があることを認識しておく
しかないだろうし、民衆の側でできることと
いえば政党の選挙公約が空約束や空手形であ
ることがはっきりしてくれば、少なくともそ
の次の選挙ではそれに対抗した意思表示をし
なければならないのだろうし、それができな
ければいつまでたってもメディアと政党が連
携した世論誘導を狙った世論調査などによっ
て世論を管理され制御されたままとなってし
まうのではないか。

 それに関して政党の選挙公約などを真に受
ければそういう認識になるだけで、別に公約
の実効性や実現性など信じていなければそう
いうものだと思うだけで、それよりも世の中
の安定性などを考慮すれば、取り立てて政治
的に実効性のあることをやらなくても、行政
は官僚機構にまかせていれば済んでしまうこ
とも多いわけで、公約を破ったからといって
わざわざ無理に政権交代をさせなくても現状
で構わないという空気が世の中で支配的な世
論を形成していれば、多くの人は何も事を荒
立てる必要は感じないのだろうし、そういう
ところでわざと合理的かつ論理的な厳格主義
を装った現状分析をして、約束が守られてい
ないことに対して正義の鉄槌を加えるような
訴えかけや煽動を行ってみても、空気を読め
ていないか的外れな批判をやっているとしか
みなされないだろうし、そういう面でも選挙
という制度のいかがわしさやいい加減さが明
らかになるのかもしれないが、そういう面も
含めて政治制度として現状で成り立っている
わけだから、メディアの世論誘導を狙った世
論調査結果の公表などに関しても、あまり否
定的な見解を示しながら目くじらを立てても
意味がなくなってしまうのだろうし、そこに
様々な限界や不透明な面があることは確かな
のだろうが、政権公約を真に受けたり政党が
行なっていることをできるだけ生真面目に解
釈しないと、ますます不透明感が増してゆき、
それらの何が良くて何が悪いのかに関して全
く判断がつかなくなってくるだろうし、民衆
の側でも政党や官僚機構やメディアなどの現
状維持的な傾向をあまり信頼しないことが、
主体的に物事を考える上では必要となってく
るのではないか。なぜ政治に関して主体的に
物事を考えなければいけないのかというと、
何も危機感を煽るにはそれが必要だからとい
うのではなくて、そうしていないと世の中の
情勢に対して引っ掛かりが生じないのかもし
れず、引っ掛かりとは疑問が生じることなの
だろうが、疑問が生じなければ制度に対して
従順になるしかないだろうし、従順でいられ
る限りで現状に追従していられるだろうし、
それで何事もなければ構わないのだろうが、
それだけでは済まない現実を実際に日々体験
し続けているわけで、そのそれだけでは済ま
ない現実をやり過ごすには制度に追従してい
くしかないだろうし、意識が実際にそうなっ
てしまうと、自らが誰でも構わないような存
在となってしまうのではないか。そういう存
在は世の中で活動する様々な勢力にとっては
消費の対象となるだろうし、世の中の支配的
な風潮や傾向に従順に従ってくれるありがた
い存在でもあるわけだが、そんなただ利用さ
れるだけの存在となってしまうと、いったん
情勢が思わしくなくなった時にも真っ先に見
捨てられてしまう存在となってしまうのかも
しれず、そういう意味で単なる消費の対象で
ある限りで、いいように利用されていらなく
なったらさっさと捨てられる便利な存在とな
るしかなく、それ嫌なら絶えず現状に対して
疑心暗鬼になるぐらいの方が生き残る確率が
高くなるだろうし、大衆的な群衆の中の一人
として政党から政治的に利用されないように
心がけていないと、茶番のようなメディアを
舞台とした詐欺芝居に踊らされるだけとなっ
てしまうのではないか。 

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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