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彼の声 2017.11.20 「政治的な課題」

2017/11/20

 交渉の中で駆使される駆け引きでは時には
対立することが必要な事態も出てくるかもし
れないが、たぶん対立しているだけでは交渉
がうまくまとまるはずがないだろうし、まず
は対立ありきの対決姿勢で交渉に臨めば双方
の言い分を言い合って議論が平行線に終わる
ことになるのだろうが、議会などの政治の場
でそういうことをやって、その模様をメディ
アが伝えることに何か意義があるとしたら、
対立するどちらの言い分が正しいのかを一般
の市民に判断してもらいたいということなの
だろうが、果たしてそれでいいのかというと、
事の良し悪しというよりはそんなことが延々
と繰り返されている現状があるのだろうし、
そのような論戦が世論に何か影響を与えてい
るのかというと、それなりに論戦の内容に反
応している部分はあるのだろうが、それが選
挙結果に何らかの作用を及ぼしているのかと
いうと、たぶん何かしら作用を及ぼしている
のだろうし、そこで批判され不正や不祥事を
追及された議員や大臣が場合によっては落選
する事態にも陥っているのではないか。だが
そのようなことがそれ以上に何をもたらして
いるわけでもなく、議会での論戦を通して対
立を見せられて、議論しているどちらが正し
いかの判断はそれなりに選挙結果に反映して
いるはずなのだろうが、それと同時に選挙に
おいてどの政党の候補者に投票するかに関し
ての選択基準は、必ずしも議会での議論の内
容だけではなく、他の要素もあるのだろうし、
そういったところで様々な要素が総合的に判
断された結果が選挙結果として出てくるのだ
ろうし、そのような結果の良し悪しについて
も人によっていくらでも見解の分かれるとこ
ろだろうが、何らかの結果が出ていることは
事実としてあるわけだから、それはそれとし
てそういうものだと受け止めるしかないわけ
で、そこから何らかの結論を引き出そうとし
て、引き出した結論を今後にどう生かすべき
かとなると、それは議会で議論した各政党が
判断することになるわけで、一般市民がそれ
を取り立てて判断すべきことでもないのかも
しれず、たぶん判断が生かされた結果が今後
の議会での論戦に反映してもらえばそれでい
いとしか言えないのではないか。ただ少なく
とも言えるのは今後も同じように議会での論
戦がお互いの主張の言い合いに終始して平行
線に終わるようなら、それも一定の動作を伴
ったシステムになっているわけで、そのよう
な議論が平行線に終わるシステムが作動して
いることに関しては、そのようなシステムに
巻き込まれている議員や大臣や官僚たちにど
うこうできるような力はないと言えるのかも
しれず、むしろそのようなシステムの中で得
をしている勢力と損をしている勢力があると
したら、損をしている勢力がそれを改めよう
としない限りは、一方的に損したままとなっ
てしまい、その損した結果が選挙結果にも表
れているとしたら、損したままでは困るのな
らそのような議会の論戦内容を改めようとし
なければいけないのではないか。

 経済活動の中で損したままではやがて活動
そのものが成り立たなくなってしまうのだろ
うが、政治活動の中でもそれは言えるのかも
しれないし、現状で勢力がジリ貧状態となっ
ている政党に関しては、やはり近い将来政治
活動が成り立たなくなる危険性が高いのだろ
うし、それでも今までと同じようなことを繰
り返しているようなら自業自得とも言えるわ
けで、それをその政党の活動以外のせいにす
るわけにはいかなくなってくるだろうし、政
党の活動そのものに何らかの欠陥があるので
はないかと疑われても仕方のないことなのか
もしれないが、別にその政党に落ち度がある
とは思えなければ社会情勢に変化が生じてい
て、それに伴って生じている政治情勢の中で
は、もはやその政党自体が必要とされなくな
ってきたとも言えるのかもしれず、そうであ
るならその政党がなくても困らないような世
の中になってきたと言えるのではないか。そ
うだとすると議会での議論が平行線に終わる
システムは相変わらず発動している一方で、
議会内の勢力図には変化が生じてきたことに
なるだろうし、その変化の中で不要な政党が
出てきたということになるのだろうか。それ
もそのような変化の良し悪しではなく、変化
を招いたことの責任を誰になすりつけようと
いうのでもなく、変化に対応した活動を行う
ことが肝心なのだろうし、今まで同じことを
繰り返してきた結果を変えたければ、その結
果の中で劣勢を強いられている側が何かしな
ければならないのであり、勝勢の側に今まで
とは違う対応を求めるのは筋違いだろうし、
勝っている側がわざと負けるようなことをや
るはずがないわけだから、そういう意味で勝
っている側への無い物ねだりのような支離滅
裂な批判などはもはや敗者の断末魔の叫びで
しかないわけだ。そんなことはわかりきった
上で何をやればいいのかといえば、議会で議
論が噛み合うように努力するだけかもしれな
いし、また会話が成り立つように工夫するこ
としかできないのかもしれないし、それ以上
に政党の体を維持したいのなら現状で実現可
能な政策を提示することであり、批判ととも
に政策を訴えかけるべきなのかもしれず、そ
れが実現可能性であることを説得力のある説
明とともに主張すべきなのかもしれないが、
たぶんそんなこともわかりきったことであり、
すでにそれを実行しているのに一般市民のレ
ベルにまで伝わってこないとすれば、やはり
伝え方を工夫するしかなく、それに関しては
メディア戦略などでも有効な手段を模索すべ
きだろうし、そのようなことをあれこれと試
してみるべきで、実際にそれも行なっている
とすれば、そんなことをやってみた結果が現
状を示していると捉えればいいのではないか。
政治に関して言うと今世界で実際に行われて
いることが実現可能なことであり、それによ
って実際にこんな世の中が実現していること
は確かであり、それ以外のことは実現不可能
ではないにしろ、実際にそれをやることに関
して世論の支持を得ていないからできない事
情があるのではないか。少なくとも民主的な
議会制度が機能している地域ではそんなこと
が言えるだろうし、機能していない地域でも
機能するような試みが行われる成り行きには
なりつつあるのかもしれない。
 

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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