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彼の声

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彼の声 2017.10.8 「状況の混迷」

2017/10/08

 他を出し抜くことが商業的な行為において
は利益を生む機会をもたらす場合があるだろ
うが、恒常的に他を出し抜くわけにはいかな
いだろうし、出し抜かれた方でもそれを教訓
として出し抜かれないような対策を立ててく
るのが、企業が経済活動を行う中で他との競
争を生じさせているわけだろうし、見え透い
た策略はすぐにバレるのが当然の成り行きか
もしれないが、バレていても利益を共有する
側で口裏合わせをして、バレていないように
装うことは可能であるのかもしれず、それが
行政やメディアを巻き込んで大掛かりに演じ
られると、いつの間にかバレていないような
暗黙の申し合わせが社会全体に広がってしま
うだろうか。脅迫的な同調圧力というのは詐
欺的な行為がもはや隠しようがなくなってき
たときに、それを詐欺だとは言わせないよう
に脅迫してくるような状況の中で発生するの
だろうし、例えば物や情報の押し売り的な行
為が蔓延している場合、そんな状況の中で生
活していると感覚が麻痺してしまって、それ
が当然のことのように感じられてしまい、そ
うなると押し売りした者勝ちな成り行きとな
ってしまうのだろうし、ネットでもスパムメ
ール紛いの商品やサービスの宣伝やクレジッ
トカードの勧誘メールなどが毎日のように大
量に送られてくるのが当たり前となっている
し、それが無料のメールサービスや通信端末
の販売や接続料金を払っている業者から直接
送られてくるわけだから、うんざりしつつも
大抵の場合は放っておくしかないわけで、実
際に自主的に通信販売を利用していることに
なるわけだから、押し売りでも何でもないわ
けだが、それと同じように一方的なニュース
情報を大量に掲載するニュースサイトなども
あるだろうし、テレビタレントのたわいない
私生活やゴシップ情報が大半であったり、そ
れとは別のサイトのコメント欄にはいつもの
ように気に入らない人物や政治勢力を嘲笑と
脅迫を交えながら攻撃するような書き込みが
大量に載せられ、しかもそれは判で押したよ
うに空疎な紋切り型の言葉の連なりで埋め尽
くされているわけだから、戦略や戦術として
そんなことを行なっているにしても、知性が
感じられないのが致命的な愚かさを醸し出し
ているようにも思われてしまうのだが、いく
らそんな情報が目についてしまうとしても、
世の中の全てがそうであるわけがなく、どう
考えてもほんの一部で行われていることが目
立ってしまうような仕組みなのだろうし、仕
掛ける側もそうなるように仕掛けているわけ
だろうが、もしかしたら結果的には何を仕掛
けているとも言えなくなっているのかもしれ
ず、仕掛ける側も自分たちがネット上に振り
まいているつもりの情報に踊らされているだ
けなのではないか。

 そしてそんな状況の中でもそれを仕切って
管理している業者が収益を上げて利益を出し
ているからそれが続いているわけだろうし、
そこで物や情報が流通している状況があるの
ではないか。そしてそこで見せつけられる大
部分が塵や芥のような情報だとしても、そこ
に費やされる費用のほとんどはそれと一緒に
載せられる商品やサービスの広告宣伝費から
出ているのだろうし、広告を載せる企業から
すればそれは少しでも商品が売れるには避け
ては通れない出費となっているわけだろうし、
またたとえ商品の宣伝広告のないサイトでさ
え、ウィキペディアのように執拗に寄付金を
要求してくるような場合もあるわけで、一度
寄付すると続けて寄付しないのを咎めるよう
な内容の催促メールを度々送ってくるわけだ
から、別にそれが脅迫行為だとは言えないだ
ろうが、不快感が募ることは確かだろうし、
向こうからすればいかに資金を獲得するかを
巡って、サイト上の情報を閲覧する人々と駆
け引きや交渉を行っていることになるわけだ
から、別に情報を売っているわけではなくて
も、情報をサイトに載せて寄付を募っている
以上は、ある意味ではそれが商売なのだろう
が、それ以前にネットにアクセスしているこ
とがすでに通信料金を発生させているわけで、
そこにある情報はすべて有料だと捉えておく
のが妥当な認識だろうし、それらに興味を持
とうが無関心であろうが全ては経済活動によ
って支えられているのであり、その経済活動
がネット上にある種の自由をもたらしている
ことは確かだろうし、そのスキルに応じて誰
もが好き勝手に情報発信することができるわ
けだろうし、もちろん世間の注目や話題を集
めるような大手のSNSサイトでは反社会的
な情報発信は規制の対象となっているのだろ
うが、その規制の基準も現状の社会情勢を反
映したものとなっているだろうし、実際に特
定の人物や政治勢力に対する攻撃をどう判断
するかは、そのような攻撃が他のメディアで
も大々的に行われているような状況なら、そ
こでも許されることとなってしまうだろうし、
その内容がたとえ理性的だとは思えなくても、
またどう考えても理不尽な内容であろうと、
それが他で通用している事例があればそれが
基準となってしまうかもしれないし、全ては
そこでの管理者と利用者との駆け引きによっ
て暫定的に決まるような、その場限りの相対
的な基準となってしまうのかもしれず、そも
そもそんな状況の中で恒常不変な基準を求め
るのはおかしいだろうし、そういう意味でも
政治の場で世の中の誰もが納得できるような
制度や法律を定めるのは難しいだろうし、ま
た定めた後からそれに反発したり反対する勢
力を権力の行使によって抑え込まなければな
らなくなるような事態も出てくるわけで、ま
たそうしないと何も決まらなくなってしまう
のかもしれないが、少なくともそれが理不尽
な法律の制定や権力の行使だと思われたらそ
れに逆らうのは当然のことだろうか。 

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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