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彼の声

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彼の声 2017.7.3 「見せかけの政治力」

2017/07/03

 それに関して誰も疑問を抱かないわけはな
いだろうし、そうでなくともその疑わしい結
果に関して、もっともらしくも都合のいい解
釈がまかり通ってしまうのが不可解に思われ
るかもしれないが、だからと言ってそれとは
別の作用を想像してしまうと、それもまた都
合のいい解釈を許してしまうかもしれず、そ
んなふうに考えされられるような成り行きも
疑わしくも思われるのだろうが、ではいった
い何をどう考えなければならないのかという
と、そんな結果がとりわけ興味を引くように
仕向けられていることは確かで、それに対す
るもっともらしい解釈も、いくらでもメディ
アを経由して伝わってくることも確かかもし
れないが、そんな結果自体が大方の予想通り
であるならば、それ対しても大方の予想通り
の反応が返ってくるわけだろうから、それが
多少は予想を超えた結果をもたらしているに
しろ、それとこの先の情勢がどう結びつこう
と、うまくいくという楽観的な見通しは立た
ないだろうし、たぶんそうはならないからそ
んな結果がもたらされたわけで、うまくいく
のにも様々な水準があって、政治的な水準で
うまくいくということが、必ずしも世論の水
準でうまくいくことにはならないだろうし、
その逆もあり得るのかもしれないが、両方と
もにうまくいっているように見せかけたいと
いう思惑が介在していて、それが誰の思惑で
あっても構わず、現状を現状たらしめている
理由が、そんな見せかけの水準でうまくいっ
ているか否かが問われていることにあれば、
これも誰が問うていても問われていても構わ
ないのだろうが、さらに加えて現状に関して
合理的に思われる部分と不合理に思われる部
分とが、同じ制度から生じている場合もある
だろうし、そうなると制度を改善するだけで
は矛盾をなくすことなどできず、逆に矛盾が
あるからこそ制度が制度として成り立ってい
る事情もありそうで、そこで何かもっともら
しい問題を設定して、それに取り組んでいる
姿勢を見せることは可能だが、政治の役割と
しては問題を解決するのではなく、問題に取
り組む姿勢をメディアを通じて見せることで
満足しなければならないのかもしれず、あま
り深入りしてしまうと解決しようがないこと
が明らかとなってしまい、かえって政治的な
不信感を買って、民衆の支持を失う恐れがあ
るだろうから、為政者はその辺の微妙なさじ
加減に長けていなければならず、そういう意
味ではあまりにも実直にやろうとすると墓穴
を掘ってしまうわけで、民衆の方でもその辺
のところは薄々勘づいているのかもしれず、
そういう意味でうまくメディアに乗せられた
振りを装いつつも、メディアの期待通りの結
果を民衆の世論が導いている実態があるのか
もしれない。

 要するに世論の方がメディアの論調に合わ
せようとしているわけで、確かに世論を自分
たちが有利になるように操ろうとする思惑は
あるのかもしれないが、そんな思惑にも世論
の方が配慮しているのかもしれず、もちろん
どこの誰がそんな配慮を利かせていても構わ
ないわけで、現状で主導権を握っている政治
勢力に期待する人も中にはいるだろうが、切
実にどうにかしてほしいと思っている人は少
なそうで、状況を深刻に受け止めている人も
同様に少ないのかもしれず、政治に何か期待
するのがたわいないことであるはずがないと
いう認識は共有しているものの、そこで演じ
ているに過ぎないことと、実質的な成果を求
められていることとの間の関係が、どちらの
方向から歩み寄ってきても交わらないような
具合になっていて、実質的な成果とは何なの
かを突き詰めて考えてみれば、何かやってい
るように見せかけられたら、それが実質的な
成果であるようにも思われ、政治的にそこで
何かが行われていることは確かなのだが、そ
の成果が実感を伴わず、誰が実感を求めてい
るわけでもないだろうが、何を実感すればい
いのかもわからないような状況にあるのかも
しれず、それでも何か批判したいのなら、政
治家の不祥事や不適切な言動を批判していれ
ばいいことでしかなく、それ以外だと議会の
多数派と政府がやろうとしていることが、国
民にとってはとてつもなく危険なことで、場
合によっては国家存亡の危機をもたらすよう
なことだと危機感を煽られると、何か大げさ
に思われてしまうわけで、果たしてそんな力
が政治にあるのか疑わしく感じられるわけだ
が、確かに場合によってはそうなる可能性も
あるのだろうが、そうなるには他の様々な要
因も絡んでこないとならないわけで、現状が
見せかけの演技が大半を占めているように思
われるのだから、それが本当にそうなのかは
各人それぞれで感じ方も異なるし、一概にそ
うだとは言えない面もあるだろうが、少なく
ともそんな実感を伴うような状況だと思って
いる限りで、何かそこに深刻さの欠如を見て
しまうわけで、もはや政治に何を求めても無
意味だとは思わないが、現状で政治的な行為
が成り立っている範囲内では、見せかけの演
技以上の成果を求める必要を感じられず、社
会に散在する不具合や不都合を解決すべく、
様々な方面から陳情され問題化された課題に
真摯に取り組んでいる姿勢を見せていれば、
とりあえず何かやっていることになるのだろ
うし、それ以上に何があるのかと言えば、問
題の解決に向けて何らかの提案がなされ、そ
れが法整備や実践的な行為を伴って実施され、
結果的に何らかの成果が上がれば、それが政
治的な実績にもなるのだろうが、そういうこ
とがどう世論に反映されるにしても、それが
世論調査や選挙結果にどの程度結びつくかは、
やはりよくわからないところなのではないか。
結果を気にせずやるべきと思われることをや
ればいいだけかもしれないが、何をやるべき
かもやったことがどう評価されるかも、その
場情勢に左右されるだろうか。 

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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