文学

彼の声

この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。

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彼の声 2017.4.23 「現状認識を超えて」

2017/04/24

 政治的には今後考えなければならないこと
などなさそうに思えるが、何か勘違いしてい
るというのではなく、見た通りの現状から別
の何が見えてくるわけでもなく、ただ見た通
りの現状でしかないわけだが、何も得られな
いように思われ、実際に何がもたらされてい
るようにも思われなくても、そんなふうに思
われていることと、何かが得られて何かがも
たらされていることとは別のことなのかも知
れず、実際には何かがもたらされているし、
人々はそこから何かを得ているのではないか。
ただそうは思われないだけで、それを見極め
ることも感じ取ることもできないが、さらに
見当違いなことを幻想しているのかも知れな
いが、それで構わないと思うしかないのかも
知れず、構う構わないの水準とは別の水準で
何かがもたらされていて、それがもたらされ
ているという現実から何かを得られているの
かも知れない。それは感じ取る必要のないこ
とかも知れず、ただそれについて思考しよう
としているのかも知れないが、今後も思考し
続けることになるのではないか。現状で何が
もたらされていて何が得られているのかを絶
えず考え続けるわけだ。考える理由は今のと
ころはわからないが、考え続けなければなら
ないというのではなく、何かのついでに考え
ていることなのかも知れない。その程度で構
わないのかも知れず、それ以上に確かなこと
は言えず、何の確証も得られないままに考え
続けることにしかならないのかも知れないが、
ともかく考え続けていることだけは確からし
い。少なくともこれまでの経緯から得られた
認識によれば、大雑把な認識としては資本主
義経済の中で国民国家的な枠組みが堅持され
ていて、世界が様々な体制の国家に分割され
ていることは確かで、そんな現状を覆して新
たな体制が構築されようとしているわけでは
ないし、そのような試みが顕在化しているわ
けでもなく、結果としてそんな現状で安定し
ているように見えるのだが、今後それ以上の
進展が期待できないのかというとそうでもな
く、期待したいのならいくらでも妄想を膨ら
ませることはできるだろうし、ごく少数の限
られた人々の間で現状とは全く違った政治体
制が妄想されているのだろうが、それはいつ
までたっても妄想の水準にとどまるだろうし、
一向にそれを具体化して実現しようとする段
階には至らないのかも知れないが、とりあえ
ずはそれで構わないわけだ。

 人々が考えていることと実際に行われてい
ることとの間に隔たりがあることは確かで、
その隔たりを埋めようとしても、状況がそれ
を許さないことも確かで、どうやって隔たり
を縮めたらいいのかもわからないまま、ただ
理想ばかりを語っているわけにもいかないだ
ろうし、現実に対応して動かなければならな
い事情もあるだろうし、実際に動いている人
たちもいるわけだが、それは今ある政治的な
枠組みの中で動くしかなく、今ある現状から
出発している限りは、現状を打破するために
現状を修正するような発想しか出てこないの
を承知しておかなければならないだろうし、
実際にそんな修正主義的なことを主張してい
る人たちが改革派の主流を占めているわけだ
が、もちろんそんなことをやっている人たち
が改革派とはみなされないだろうし、現状と
は全く違った政治体制を妄想している人たち
にとっては、そういうことをやっているのは
全て保守派としかみなされないかも知れない
のだが、そんなことを含めて現状が構成され
ているわけだから、それはありのままの現状
に対する当たり前の認識に過ぎないわけだ。
それを超えて現状を捉えようとすれば妄想す
るしかないような成り行きとなってしまうの
だろうが、やはりそれはそんな想像の中で期
待するしかないわけで、期待している分には
希望を捨てていないだろうし、捨てる必要も
ないわけだろうが、なぜそれらの人たちが修
正主義的な試みを拒否するのかというと、そ
れでは現状維持にしかならないのだろうし、
改革しようとしているのにその一方では現状
の中で可能なことをやろうとしているわけで、
そうなると思っているとことと実際にやって
いることが隔たってくるわけで、そんな試み
を受け入れるわけにはいかなくなってしまう
のだろうが、たぶんそれがそんなことをやっ
ている政治勢力に対する不満に結びついてい
て、思うように支持を得られない原因ともな
っているのかも知れないが、やはりそれらの
政治勢力にそれ以上を期待するのは無理だろ
うし、現状の中でやれることが制限されてい
る実態がある限りは、それ以上を求めても無
い物ねだりとなってしまいかねず、その辺は
理解しておいた方が良さそうで、そんなこと
をやっているだけでもまだマシな方だと思っ
ておけばいいのではないか。だからそれを必
要以上に批判すべきでもないし、そんな事態
に危機感を募らせる必要もなく、懸念を抱く
にも及ばず、それも含めて現状が構成されて
いると思っておけばいいことでしかなさそう
に思えるのだが、やはりそこからそれを超え
る何かを考え続けているわけだ。 

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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