文学

彼の声

この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。

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彼の声 2017.4.10 「紛争の蔓延」

2017/04/11

こう着状態がいくら続いたところで、
どうやら何も起こらないわけではなさそうだが、
何が起こってみたところで今まで引っ張ってきた無理が祟って、
問題の解決を阻む足かせになりそうで、
それが様々な方面で支障をきたす要因となるのだろうか。
見方によっては何が問題なのでもなく、
現状でそれなりに安定しているのだから、
そんな見せかけの安定を作り出している現状を
これからも維持すべきで、
将来どうなろうとどうにかなるまでは、
現状のままに状況を保つことこそが最優先されるべきだろうか。
別に当事者たちがそんなことを考えているわけではなく、
ただそんな結論へと落ち着きそうな成り行きの中で、
あからさまに状況に逆らうのは得策ではなく、
今があえて事を荒立てるようなタイミングだとも思えず、
確かに現状において問題ならいくらでも挙げることはできそうだが、
それらを強引に提起して問題化してみたところで、
解決のめどが立つとも思えないし、
不用意に足を突っ込んで
泥沼から出られなくなるような愚は避けなければならず、
そういうところで
シリアや北朝鮮や南スーダンやソマリアやイエメンなどの
周縁的な問題については、
関係する各国の間では打算的な損得勘定が働いているのかも知れず、
そうはいっても何もしないわけにはいかないだろうし、
何かつけ込む隙があればそこにつけこんで、
それなりの対応を世界に向かって見せつけたいのだろうし、
そういう役割を担っているのがアメリカの軍事力なのだろうから、
今回もシリアと北朝鮮に向けてそれなりの対応を仕掛けているわけで、
それが何かの拍子に大規模な戦闘行為に発展する可能性は
今のところは低いのだろうが、
メディア上でも危機を煽るのには絶好のタイミングかも知れないし、
普段から煽り慣れているメディア関係者なら、
早速それにかこつけてもっともらしい持論を展開していそうだが、
それもこれまでやってきたことの繰り返しにしかならないだろうか。

繰り返されることは他にもあるだろうし、
様々なことが同じように繰り返されているからこそ、
同じような状況が延々と続いているのだろうが、
そんな中でも相変わらず
問題が一箇所に集中して現れることはないだろうし、
方々へ分散しているからこそ決定的な破綻を免れていて、
これから先も軍事的あるいは政治的な問題は、
枝葉末節なところで執拗に繰り返し現れて、
それが世界全体には波及しない代わりに、
地域紛争の水準で
その地域に住んでいる人々を苦しめ続けるのだろうが、
それとは別種の問題でも、
例えば日本国内においても大規模地震などの災害によって、
地域住民が苦しめられるようなこともあるわけで、
それが世界各地で執拗に繰り返される
イスラム過激派のテロとは違う問題であることは明らかなのだが、
様々な種類の問題が世界中に散らばって起きていて、
それが当たり前の現実であるようにしか思われないところが、
何かこれまでとは異なる状況なのかも知れず、
それらの問題に対して一律の対処などあり得ず、
人々の関心も一つの問題に集中することなどもあり得ず、
行政の対応もそれぞれに対して
地域的に対応するのが現実的であるだろうし、
そこから地方分権的な政治体制の在り方が
求められているのかも知れないが、
一方ではそんな地域的な権力の分散に
対応できない事情もあるだろうし、
特に軍事力に関しては
特定の国や地域との連携や同盟を強化しつつ一極集中を目指していて、
そんな傾向から生じる力の誇示が
全面戦争などに対する抑止力にはつながる反面、
テロや内戦などの小規模かつ地域的な分散傾向には対応しきれずに、
それらの慢性化を招いている面があるのではないか。
小規模な紛争に介入するほど
味方の犠牲やコストパフォーマンスの面で割に合わなくなるから、
無人機などを利用してみたものの、
誤爆などで民間人に犠牲が出て非難されてしまうから、
攻撃を躊躇せざるをえなくなるだろうし、
今後さらに性能の向上したロボット兵器などに
頼るようになるのかも知れないが、
地域紛争をなくすための根本的な解決策がないわけだから、
小規模な紛争の世界的な蔓延は、
まだまだ執拗に続いて行きそうな気配だ。 

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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