文学

彼の声

この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。

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彼の声 2017.4.1 「空気の重み」

2017/04/02

語ろうと思えば何とでも語れるようなことを、
あえて否定的に語る必要も感じられなければ、
肯定的に語るのも気が引けないわけでもなく、
要するにそれほど関心がないのかも知れず、
何とでも語れるようなことには魅力を感じられず、
そうではなく強烈に否定したり肯定できるようなことには、
やはり強烈に関心があるのだろうし、
ならば強烈に関心があることとは具体的に何なのかといえば、
それが思い浮かばないとなれば、
そんなものなどありはしないことになってしまいそうだが、
そうでなければ他に何があるのかといえば、
ほどほどに関心があることであり、
他にはそれほど関心がなく、
無関心なことの方が多いのではないか。
誰がそう感じているのでもなければ、
そんなのは嘘になってしまいそうだが、
誰もがそう感じているような気がするのであれば、
それが世の中の空気なのかも知れず、
そんな空気などありえないと思いたければ、
別に気にとめるようなことでもないのかも知れず、
世の中の空気などというあやふやで実体の定かでないものには
関心を持てないのかも知れないが、
空気というのはそんなものでしかないだろうし、
本物の空気ではなく比喩的な表現でしかなく、
それがはっきりした何かを表しているわけでもないのだろうが、
何がその空気をコントロールしているとも思えないし、
実際に人為的な制御など利かないのかも知れないが、
結果的にそう感じられるのならば、
確かに制御は利かないが、
それを醸し出している何かがあるのかも知れず、
その何かというのが例えば社会情勢と捉えれば、
それについて何か語ることができるだろうか。
語ると言っても世の中の空気に関してであるだけに、
あやふやではっきりしたことは何も言えないかも知れず、
そうである以上はそれほど関心を持たれるようなことではなく、
どちらかといえば無関心なことかも知れないのだが、
それを肯定的に捉えるなら、
ほどほどに関心のあることであり、
また何とでも語れるようなことでもあるのだろうから、
それをわざわざ否定的に語るような筋合いのあることでもないのだろう。

たぶん積極的に否定も肯定もする気になれないような状況の中で、
何を仕掛けてみても空振りに終わりそうで、
実際に何が空振っているのかといえば、
それは何らかのメディアを使ったキャンペーンが空振っているのであり、
それが政治に関するキャンペーンであれば、
いわゆるネガティヴキャンペーンの類いにはなるのだろうが、
何にしても物は言いようで、
結果を自分たちの政治勢力に有利なように評価して、
その手のキャンペーンが成功しているように
見せかけることもできそうで、
そうなるとメディアを使った政治宣伝になってしまうのだろうが、
キャンペーンだろうが宣伝だろうが、
はっきりした結果の出づらいあやふやな情勢の中では、
やはり語ろうと思えば何とでも語れるのであって、
そんな小春日和的な小康状態がどれほど長続きするのかは、
誰にもわからないところかも知れないが、
少なくともそんな状況の中で何を仕掛けても、
大した結果をもたらせないのはわかりきったことかも知れず、
大した結果というのが何なのかもよくわからないのかも知れないが、
何がどうなっているのか詳しくはわからない程度でも困らないのなら、
あえてわかろうとしなくてもいいのだろうし、
何だかわからないまま状況の推移を見守っている気にもなれず、
ただ関心が薄いという実感は紛れもなく抱いていて、
その程度の状況を深刻に受け止めるのにも無理があるようで、
そういう意味では頑なに危機感を煽っている人たちが、
的外れなことをやっているようにも思われてくるわけだが、
案外そういうことを根気強くやっている人たちの方が
正しいのかも知れず、
それに対してそういう人たちを嘲笑したり無視するような人たちは、
一応は時代の風潮に合っていて、
世の中の空気に同調している人たちだと見なせるのであり、
いつの時代でもそういう人たちが
世の中の主流を占めてきたのかも知れず、
大衆のあるべき姿とは、
そういう人たちが体現しているものなのだろうが、
そうだとしてもそういう人たちは
すぐに忘れ去られる人たちなのであり、
もちろん危機感を煽っている人たちも同様なのかも知れないが、
状況に抵抗している分だけまだマシなのだろうか。
マシだと言うと語弊があるかも知れないが、
何かしら疑念や引っ掛かりがあるから、
このままではまずいと思えるのだろう。 

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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