文学

彼の声

この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。

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彼の声 2017.3.24 「事の本質」

2017/03/25

簡単に言えば煽動は
誘い込まれて騒いでいる人たちの理性や平常心を失わせるために
仕掛けられているわけだが、
煽動がどのような結果をもたらすにしろ、
煽動に誘導されて騒いでいる人たちに
思い通りの結果がもたらされることはないだろうし、
ある程度は騒ぎを起こして誘導している人たちの思うつぼなのだろうが、
それとは別に思いがけない要因が作用して、
その場をうまく制御できなくなれば、
煽動を起こした側の思うつぼな展開にもならなくなるだろうし、
そうなると流動的な情勢となって状況は混沌としてくるだろうか。
だからと言ってそう都合よく不測の事態が生じるわけでもないだろうし、
どちらの思うつぼにもならなければ、
煽動が効果を上げなかったことにもなるだろうから、
そうなるのが煽動を不快に思う人たちにとっては
妥当な結果なのかも知れず、
何事もフィクションのようにはいかないのが、
現実の世界の不確実な特性だと思いたいわけだが、
フィクションでさえも
作者の思い通りの結果にはならない場合もありそうで、
やはりそこでも外部的な要因が
作者を迷わせ戸惑わせるように作用すれば、
思い通りの結末に話を誘導するのを
ためらうような成り行きとなるだろうか。
それと状況が似ているわけでもないのだろうが、
煽動を仕掛ける側もフィクションの作者のように、
頭の中で思い描いた話の筋書きに疑念が生じるような事態ともなれば、
そこで迷いやためらいが生まれて、
必ずしも自分たちにとって都合のいい結果をもたらすのが、
最善の策でもないような気にさせる成り行きになれば、
誰も思ってもみなかった結果がもたらされるかも知れず、
はじめからそれを期待するのはおかしいが、
政治的な不祥事を巡って対立する立場にある陣営が、
議会やメディア上で煽動合戦を繰り広げている現状があるのなら、
何か思いがけない不測の事態が起こることを期待してしまうのが、
野次馬的に状況の推移を見守っている人たちが抱く
ありがちな思いだろうか。

事の本質がそうでないことはわかりきっているが、
本質から外れて煽動合戦を繰り広げているうちに、
何が本質なのかがわかってくる場合もありそうで、
それがわかったとしても、
そこから外れるように煽動を仕掛けているのだろうから、
事の本質を巡って議論が交わされることもなさそうで、
仕掛けている側にも本質が何なのかわかっていないのかも知れず、
ただこのままではまずいと思うから、
成り行きを危険地帯から逸らそうとして、
わざと挑発的な言いがかりをつけながら、
そちらが話題の中心となるように煽っているわけだが、
それはあくまでも枝葉末節な詭弁でしかないのだろうし、
そんなことを言うなら
騒ぎを招いた問題も枝葉末節な不祥事でしかなく、
騒ぎ自体が本質から外れた
どうでもいいことでしかないのかもしれないが、
どうでもいいようなくだらない行為がまかり通っていること自体が、
事の本質なのかも知れず、
それがくだらない行為であることが、
広く世間一般における共通認識として定着してしまってはまずいから、
それよりもさらにくだらない煽動を仕掛けて、
世の中の人々をうんざりさせることによって、
普通にまかり通っているくだらない行為を
見過ごさせるように誘導しているのかも知れず、
煽動を仕掛けている側には
そこまではっきりとした認識はないのだろうが、
彼らの勘が警戒警報を鳴らしているのは確からしく、
だからこそ議会やメディア上で
盛んに争点をずらすような言いがかりをつけているのではないか。
そしてそれが功を奏してうまい具合に危機から逃れられたところで、
やはりはじめからそれは枝葉末節な問題でしかなかったのだろうから、
うまく丸め込まれて批判をかわされた人たちも
落胆することはないだろうし、
それによって世論も動かないなら別にどうということはないわけで、
あまり恨み節のようなことは言わないで、
尾を引かないようにしなければならないだろうし、
良識ある人々が少しでもいることを信じて、
本質的な問題を争点にして
論議を呼ぶような成り行きに
持っていかなければならないのかも知れないが、
しかし事の本質とは何なのか。 

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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