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彼の声 2017.1.1 「公正で公平」

発行日:1/2

何が自らにとって都合がいいのかと言えば、
簡単に考えるなら、
思い通りや思惑通りに事が運んでいることかも知れないが、
それが本当に都合の良いことかと言えば、
自分にとって都合の良いことが、
場合よっては自分のためにならない時もあるのかも知れず、
では自分のためになることはどんなことなのか、
それが自分にわかるのかと言えば、
わかる時もあるしわからない時もありそうで、
その時は自分にとって都合の悪いことだったにもかかわらず、
後になってその時の経験が活きてくるようなことはよくある話で、
その逆にその時はうまいこと立ち回って事なきを得たのに、
後々にその時の立ち回り方が災いして、
思わぬところから恨みを買ったりして、
それがきっかけでひどい目に遭えば、
都合の良い結果が祟って
都合の悪い結果をもたらしたことにもなるわけだから、
結局はその時には都合が良くても悪くても、
普通はその時は都合が良くなることを目指すのだろうが、
目指した結果がどうなろうと、
絶えずその結果を受け止めながら、
そこからさらに自らが巻き込まれている現象の中で、
それなりに対応して行くしかないのかも知れないが、
そこでは常に最善を尽くしているつもりでいるにしても、
結果として感じ取れるのが、
ある程度は都合が良く、
またある程度は都合が悪い結果としか思えなければ、
実感としてはそんなことでしかないわけだが、
その一方で事前に何か目標を立てていて、
何かやった結果がその目標に近づいていれば、
自分のやってきたことをそれなりに肯定できるかも知れず、
そういう意味でも何かはっきりとした目標や目的を持って、
事に当たりたくなってしまうわけで、
そんな心構えが肯定的で積極的な態度や行動をもたらして、
そういう心持ちでいる間は上機嫌でいられるだろうし、
やっていることが成功するような幻想も
抱いていられるのかも知れないが、
それもうまくいかなくなれば
ネガティヴな気分になってしまうのだから、
その場で気分がどうなろうと気分の問題で済んでいるうちは、
どうということはないのだろうが、
それでは済まなくなったところで、
たとえ深刻な事態に直面しようと、
それ以上でも以下でもないのだから、
ただ最善を尽くしているつもりになれれば、
結果がどうなろうとその時の状況や心境に応じて、
諦めがついたりつかなかったりするだけなのではないか。

それが自分にとって都合が良かったり悪かったりするレベルでは、
どんな結果がもたらされようと、
それを肯定しても否定しても、
自己の範疇を超えるものではないのだが、
それが外部と関わりがあるように思えるなら、
外部との関係の中で
何かしら判断したり評価したりする機会も出てきそうなのだが、
果たしてその評価や判断に自らの都合を反映させるべきなのか、
あるいは公正で公平な評価や判断を下したつもりであっても、
そこに自らの都合である私情を挟んでいないと言えるのか、
さらに公正で公平という価値自体が、
私情と重なる部分があるとすれば、
それは公正でも公平でもないことになるかも知れず、
結局自らが下す評価や判断は、
大なり小なり自らの都合を反映したものに
ならざるを得ないかも知れないのだが、
それを公正で公平な評価や判断と見なすか否かは、
他人でしかないわけで、
その他人を含んだ自らを取り巻く社会との関係の中から、
適正だと思われるような評価なり判断が導き出されるのかも知れず、
誰にとっても適正だと思われるような評価や判断が、
公正で公平な評価や判断であれば、
誰もが納得するところだろうが、
現実はそんなに甘いものでもなく、
そこに各人各勢力などの思惑や都合や利害が介在してきて、
またその場で誰が主導権を握っているかによっても、
評価や判断に多大な影響が及ぶだろうから、
そんな事情からも誰もが納得するような結果を導き出すのは
困難を極めるだろうし、
そういう面を考慮するなら、
社会の中でなされる公的な評価や判断には、
その社会の中での権力関係を反映したものになりやすく、
それをたとえ公正で公平な評価や判断だと
誰もが思っても思わなくても、
公正で公平という言葉の意味とは
別の場所から生じているものだから、
そういう意味の言葉自体が、
社会で主導権を握っている人や勢力の
宣伝文句として使われているだけかも知れないし、
特に社会の制度として法に基づいて評価や判断が下される場合、
法に基づいて有無を言わせずに下されるわけだから、
そうなった時点で自動的に公正で公平なものとなってしまい、
言葉の意味などはもはや評価基準でも判断基準でもないわけで、
その代わりに法律の基準が適用されて、
評価や判断が公的に下されるとなると、
表面的には私情など差し挟む余地もないようにも思えるのだが、
それが情状酌量の余地などという
摩訶不思議な基準まで持ち出されてきて、
さらに公正で公平という言葉の意味や基準からは
遠ざかってしまう現状がありそうだ。 

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