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彼の声 2016.12.31 「疑念の余地」

発行日:1/1

意識は現実の世界から何を感じ取れるだろうか。
改めてそんな問いを発した時点で、
現実の世界を想像していて、
意識が感じ取ろうとしているのは、
現実の世界そのものではなく、
意識を通して現実の世界を想像しながら、
恣意的に虚構の世界を構成しようとしている、
というような疑念が湧いてくるわけでもないだろうが、
その辺の込み入った思考作用が、
果たして現実の世界を認識しようとすることから生じているのか、
単に文章を記述しようとして、
うまく表現できずに言葉を無駄に錯綜させているだけなのか、
その両方でもあり、
さらに気づかないところで、
何らかの障害にぶち当たっているのかも知れないが、
少なくとも現実の世界から何を感じ取ろうとしても、
それはそんな問いを発することとも、
それを言葉で表現しようとすることとも、
別の次元で感じ取ろうとしていることであり、
何を感じ取ったとしても、
それを書き記す気になるかどうかはわからないし、
書き記した内容が、
実感に感じ取ったことと一致するかどうかも怪しいところだ。
では実際には何を感じ取り、
何を書き記しているのかと言えば、
改めてそんな問いを発すること自体が、
自分の感じ取ったことや、
自分の書き記したことを、
信用していない証拠かも知れず、
この世界から自意識が何かを感じ取ったり、
それを書き記したりする行為に、
何か漠然と疑念を抱いているのであり、
感じ取ることにも書き記すことにも、
自意識以外の何かが介在していて、
それを感じ取らせて書き記すように促している
何らかの作用に導かれながら、
それを感じ取って書き記しているのだとすれば、
自意識の主体性などあるわけもないだろうし、
何かしらないがそんな力に操られているように思えるなら、
それに逆らうことも逆らって自由意志に身をまかせることも、
あり得ないことになってしまうのだろうが、
そんなふうに想像してしまうと、
ではそれを感じ取って書き記そうとしている
現実の世界とは何なのか、
という疑問も湧いてきそうなのだが、
具体的に何を感じ取り何を書き記そうとしているのか、
について言及しない限り、
その手前に立ち止まって、
延々と無意味な問いや疑念や疑問を
再生産するばかりとなってしまいそうだが、
もしかしたらそんならちのあかない問答に終始していることが、
この世界の取り止めのなさを表現していることになるだろうか。

たぶんそこで何かに逆らっていて、
何に逆らっているのかと言えば、
何かを感じ取らせようとする作用に逆らっているのであり、
そして何かを書き記させようとする作用にも
逆らっているのかも知れず、
そうような作用を感じて、
それに抵抗感を覚えるなら、
そう仕向けさせるような力を感じているわけで、
感じ取り書き記そうと思わせる具体的な何かがあり、
その何かを伴った現象の中に、
人の意識を巻き込もうとする何らかの作用が働いていると考えれば、
合点も行くところだろうが、
そう思わせる何かというのが、
人をそこへと導いている当の物事であり、
広く世間の関心を引く何かなのだろうし、
同時に抵抗感を催す何かでもあるのだろう。
それを自覚できれば、
そこへと導かれて巻き込まれている人たちの動作が、
どのような傾向を示していて、
それが何をもたらしているのかも、
ある程度はわかった気にはなるだろうし、
そのようなことも含めて構成された現象に対して、
自分がどのような姿勢や態度で臨んでいるのかも、
ある程度は自覚できるのではないか。
果たしてそれに巻き込まれている人たちと一緒になって、
それを肯定したり否定したりすることが、
何か意味や意義のあることなのか、
例えばそこでやるべきことは何なのかについて、
はっきりとした指標やら方針やらが確立されているのか、
そんなことまで考慮している人などほとんどいないだろうが、
そこで立ち止まって、
自らのやっていることや考えていることを、
自らの立場や境遇から主体的に見直してみないと、
そのような現象に対して抵抗していることにはならないだろうし、
そういう自覚がないと、
ただその場の状況や情勢に流されて、
その状況や情勢が感じ取らせようとしていることを感じ取り、
書きしるさせようとしていることを書き記して、
そうなると他の巻き込まれている人たちと
同様なことを感じ取り書き記そうとして、
結局それはそれを肯定するか否定するかの、
どちらか一方の意見になりそうなのだろうが、
そこで何が抜け落ちてしまうのかと言えば、
どちらか一方の態度を取らせようと仕向けさせる作用への疑問であり、
そこに肯定否定の基準を設けることへの疑念の余地なのではないか。
どう見てもくだらない現象への賛否を表明してしまうと、
それが賛否を問うような水準にも達していないことに
気づけないわけだ。

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