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彼の声

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彼の声 2015.8.7 「戦争の危険性」

2015/08/08

日本の政治的な現状は
それほど卑下するようなことでもないのではないか。
まともな人格者が政治家になれるとは限らず、
そうでない人物が政治家である場合の方が多いのは、
そういう人が国民の代表である方が
ふさわしいということかもしれない。
ふさわしいとは思えない人が大半かもしれないが、
そういう人が選挙で当選してしまう現実があるわけだから、
それはそういうものだと捉えるしかないのだろう。
しかしまともな人格者なんて世の中にいるのだろうか。
そもそもどういう基準で
まともであるかないかを判断すればいいのかわからず、
果たしてその基準が選挙で投票する基準に当たるのかどうかも
よくわからない現状があるのかもしれず、
たぶん人々はなんらかの基準で投票する人物を決めて、
その人物に投票しているのだろうが、
その結果が現状を示しているわけで、
現状の政治家たちの存在が
選挙での投票結果を一応は反映しているわけだ。
人々はそのような政治家を批判しつつも、
それが選挙で投票した結果であることも認めなければならない。
その程度のことといえばその程度のことで、
国家にとって政治家はそれほど重要な存在ではないのかもしれず、
では国家にとって重要な存在とは何か。
それは国土と人口だろうか。
統治する土地と人がいれば一応は国家としての体裁が整い、
あとは刺身のつま程度の存在として政治家が適当な数だけいれば、
それで国家が成り立つだろうか。
本当はそれだけでは駄目なのだろうが、
方便としてはその程度の認識で構わないのかもしれない。
国家の何が本質なのでもなく、
それが存在していると人々に思わせれば、
それでひとまず成功なのだろう。
地表面上に国境線が引かれているわけではないが、
とりあえず世界地図上では国境があって、
実際に国家と国家の境目では
検問所などが設けられているところもあり、
何か一定の範囲内を行政機構が統治していることになっている。
そう思わせることで成り立っているのが国家なのだろうし、
実際に治安組織などが
管轄の範囲内を巡回しながら警備しているのではないか。
そういう面で国家には統治機構が備わっていて、
土地と人を一定の範囲内に囲い込んでいて、
土地の上に施設を建てて、
そこで人を働かせることによって、
何か人や飼っている動物や栽培している植物や
物や情報を生産している機械が機能しているように装わせるわけだ。
装わせているのではなく、
実際に機能しているからそこから富が生じて、
その富を利用することによって、
国家がなんらかの装置として稼働しているのではないか。
しかし富とはなんなのだろうか。
富にどんな実態が伴っているのか。

富を蓄えているから国家が成り立つのではないか。
人を働かせて富を蓄積するのが国家の目的なのだろう。
では蓄えた富が多ければ多いほど国家は安泰なのだろうか。
その富を守るためにも国家が機能しなければならず、
そのために軍隊などの武装を必要としているのではないか。
それも統治機構の一部として存在するわけで、
無論軍隊は他国を侵略して
その国の富を奪うためにも機能していたわけだが、
現代では武力を用いて他国を侵略するのは
正当化できないような時代の趨勢になっていて、
それは前世紀の二度の世界大戦があまりにも損害が大きく、
どうも侵略戦争は割に合わない行為だという認識が
常識になりつつあるわけで、
侵略したら国連などを通じて、
非難決議や制裁決議がなされたりするのが慣例となっていて、
なるべく武力を用いた侵略戦争は
しないような成り行きになっているわけだが、
そういう成り行きを反映して、
戦争をするなら自国を防衛するためにやる
という建前となっているわけで、
それが戦争をやる口実ともなっているわけだが、
とにかく戦争をやるには相手に攻撃させるように仕向けながら、
うまく罠にはまって攻撃してきたら、
自国を守るためにおおっぴらに武力を使って、
相手を徹底的に殲滅する手法を、
超大国のアメリカなどが利用して
アフガニスタンやイラクなどで戦争を行ったわけだが、
果たして罠にはまったのが
アルカイダやタリバンなどの武装テロ組織だったのか、
それともアメリカの自作自演だったのか、
その辺は陰謀論者の間でも見解の分かれるところらしいが、
他国への侵略が起こらないなら防衛のための戦争もないわけで、
戦争が起こること自体が、
なんらかの侵略行為が行われている証拠なわけで、
どうもある国が戦争に勝ったという結果から、
結局その国が国際的に優位になるように
戦争が利用されたと考えるのが、
現代では説得力を持つようになりつつあるようで、
たとえ防衛戦争であると主張しても、
武力によってなんらかの利益を得ること自体が、
国際的に非難されるような風潮になりつつあるわけで、
だんだん大ぴらには戦争がやりにくくなる傾向にあるのかもしれない。
ならば果たして
今現実に中東やアフリカで起こっている紛争が終結したら、
もはや戦争が起こることはないだろうか。
果たしてそれらの紛争が終結することがあるのかないのか、
まずはそれがまだよくわからない状況となっていて、
特に中東のイスラエルの存在が
紛争をこじれさせている最大の原因かもしれず、
現状ではどうにも解決しようのない情勢なのではないか。
結局土地に境界線が引かれ、
境界線の向こう側とこちら側で別々の統治機構の管理となっていると、
それが争いの元となっていることは確実で、
境界線に仕切られた土地と人と財産を守るために、
武装組織を必要としているわけだから、
何かのきっかけでその武力を行使する機会が訪れる可能性は
否定できないのだから、
地上に国家がある限りは
戦争の危険性があると認識しておいたほうがいいのだろうか。

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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