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彼の声

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彼の声 2015.3.28 「悲観論と楽観論」

2015/03/28

今は何かの途中の段階なのだ。
過渡的な状態と言えるだろうか。
すべてがそうなのではないか。
でも定常状態というのもあるにはある。
過渡と定常を区別する必要があるだろうか。
それらを使って何を語るかにもよるのではないか。
では何を語りたいのだろう。
広い意味では今が定常状態なのだろうか。
世界中で国家の力が拮抗していて、
そこへ新たな国家が参入する余地がなく、
旧来の国家も表立って武力で隣国を侵略できずにいる。
各国家間で同盟が結ばれ、
またほとんどの国家が国連に参加していて、
そこで国家間の紛争を巡って話し合いが行われる。
人間社会は国家のレベルではうまく機能しているのだろうか。
企業的なレベルでもうまく機能していて、
多くの人々が企業に雇われることで賃金を得て、
商品を購入しながら暮らしているのではないか。
では何が問題なのだろうか。
そういうレベルではなんの問題もないわけか。
たぶん生きて行けない人が出て、
餓死する人がいようとそれはごく少数なのかもしれず、
世界にとってはそういう人たちも織り込み済みで、
人間社会はそれなりにうまく機能していると言えるわけか。
だがそれは昔からそうなのであり、
今まで人類が滅亡してこなかったのだから、
そういうレベルではうまくいっているわけだ。

では人間社会を今まで以上に
うまくいくようにしなければいけないのだろうか。
そのために様々な人たちが知恵を出し合って、
うまくいくやり方を模索しているのではないか。
現状に異議を申し立てる人たちも後を絶たず、
すべての人たちが納得できるような生き方を目指して、
多くの人たちが社会を改善するために
努力している最中なのだろうか。
そういう意味では
今は人間社会が改善されつつある過渡期なのだろうか。
これから多くの人たちの努力が実って、
より良い社会が実現されようとしているわけか。
そうなることを多くの人たちが願っているのだろう。
実際にその兆しを感じ取っているのだろうか。
それとも現状では悲観的な意見が多数派を占めているのか。
悲観的な人たちにとっては、
現状の何がいけないと思っているのだろうか。
日頃から彼らが批判している特定の政治勢力が
国家の権力を握っているのが気に入らないわけか。
それは選挙でそうなったわけで、
多くの人々がそれらの政治勢力に投票したからそうなったわけだ。
彼らは人々のそのような投票行為に逆らって、
自分たちの主張を訴えかけていて、
選挙では自分たちの支持する政治勢力に投票するように
呼びかけているのだろうか。
そういう人たちもいるのだろう。
中にはそれとは違うことを考えている人たちもいるわけか。

現状のままでもいいと思っている人たちもいるのだろうか。
権力を握っている政治勢力の支持者たちはそう思っているわけか。
人にもよりけりなのではないか。
他に支持する政治勢力がいないから、
消極的に支持しているのだろうか。
中にはそういう人たちもいるのではないか。
国会内の与党もダメだが野党もだらしない、
という紋切り型的な見解で妥協しているわけだ。
たぶんそれでもかまわないのだろう。
そういうどっちつかずの人たちがいるおかげで、
急激な改革にブレーキがかかっているわけか。
でも今権力を握っている政治勢力が急激な改革をやろうとしていて、
その改革が危険だと反対勢力が批判しているのではないか。
それが本当に危険な改革なのかどうかは、
また人によって見解が分かれるところかもしれないが、
彼らは何をやろうとしているのだろうか。
戦後政治の総決算か。
それも彼らの宣伝文句の一つでしかないのだろうが、
具体的には憲法を改正して、
軍隊の存在を正当化できるような憲法の内容にしたいのだろう。
要するに平和を守るためには軍隊が必要なわけだ。
彼らにしてみればそれがごく真っ当な認識なのではないか。
武装しなければ国家は守れない。
それはその通りなのだろう。
だが憲法を作った人達は、
そうではない理想を憲法に込めたわけだ。
そのきれいごとの理想論が気に入らない人たちが、
今の政治的な権力を握っているわけだから、
彼らにしてみれば当然それを改めたい。
だが憲法も言葉の連なりでしかなく、
一つのフィクションには違いないのだが、
そのフィクションをどれほど現実に近づけるかについても、
人によって認識に差があり、
意見も見解も違ってくるだろうか。

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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