文学

彼の声

この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。

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彼の声 2015.3.22 「人が変われば世界が変わる」

2015/03/23

結局人が変わらなければ世界も変わらない、
というありふれたことを述べたいのか。
だが人が変わるには周りの環境が変わらなければならない。
そのためには戦争をやって殺し合い、
人類が絶滅寸前にまで追い込まれる必要があるわけか。
そんな話もありふれているのではないか。
では何を予想したいのだろうか。
どうせ都合の良い願望が予想や予言に反映されるのだろう。
要するにそこまで語ってもありふれた話の域を出ないわけだ。
以前からある同じような話の成り行きになるしかないらしい。
たぶん意識はそこから抜け出したいのだろうが、
なかなか抜け出せずに同じところで
話がぐるぐる回るばかりのようだ。
だから予言や予想では限界があるのだろう。
以前から語られていること以上には語れないわけか。
たぶんそのようだ。
だからそこから抜け出るには、
それとは別のことを語らなければならない。
ではそれが語れるのだろうか。
語れないから誰も語らないのではないか。
語る必要さえないのかもしれず、
語るとすれば予言や予想や、
あるいは過去の出来事について語っていればいいのかもしれない。
他に何があるのだろうか。
例えば未知の何かについて、
それについての知識もなしにどう語ればいいのか。
その辺で考えあぐねているのだろうか。
とにかくそれ以上は何も語れないところまで語らなければ、
何を語ったことにもならないということか。
何を合理化することも正当化することもできはしないが、
現状では今まで通りにまずは過去を語り、
過去から導き出された経験をもとにして、
未来を予想しながら語るしかないのではないか。
それでは結局今まで語ってきたことと
同じような内容となるしかないのだろうか。

過去と言っても、
例えば他の旧人類とは違う現生人類の生物学的な特徴を云々しても
意味がないだろうか。
見当はずれなのは承知で、
そこから何を述べようとしているのか。
何も述べられないとすると、
ではどれくらい昔の過去から語れば、
未来へと繋がる話を導き出せるのだろうか。
しかし繋げようとする未来とはいつのことなのか。
地質学的な未来となると、
あと20億年もすれば地球の内部コアが冷えて固まり、
地球の磁場が消えて太陽風によって大気が剥ぎ取られ、
海水も地中に染み込んでなくなり、
地球の表面は今の火星のように
冷えて乾燥した死の世界となるらしいが、
今生きている人類にとっては、
それがどうしたわけでもない。
意識してわざとそう語っているのかもしれないが、
今からあまりにかけ離れた過去も未来も、
今語りたいことから大幅に外れた対象でしかないだろう。
今生きている人間にとっては、
そのような過去でも未来でも
どうでもいいことにしかならないのだろうか。
そう語ればそうかもしれないが、
今から少し前の過去と少し後の未来についてなら、
要するに自身が生きている間や
その前後数十年ぐらいのことなら、
少しは興味を持てる話となるわけか。
興味を持ったところでそれをどう語るつもりなのか。

人々はこの世界の中で何を求めているのだろうか。
求めているものやことなど何もないと言ったら嘘になるだろうか。
意識の中では何かを求めているとしても、
実際に手に入れたものやことがあろうとなかろうと、
それとこれとはまったくの別物だろうか。
たぶんそれが同じだと思いたいのではないか。
そして実際に同じものやことだと思っている。
人は思っていることとやっていることが違い、
手に入れようと思っているものやことと、
手に入ったそれとは違うことを意識できない。
だがそれは本当に違うものやことなのだろうか。
絶対に同じだと言い切れるかどうかは自信がないにしても、
少なくともそれらは似ても似つかないものやことではなく、
同じようなものやことではあるのではないか。
例えば民主主義とはなんだろう。
今世界各地の民主的と言われる国々で実現している政治的な制度が、
果たして真の民主主義なのだろうか。
それが真であるか偽であるかは、
それを支持している人たちと支持していない人たちとでは、
正反対の認識かもしれないが、
とりあえず普通の選挙で選ばれた人たちが
国を代表する議会の議員であったり、
政府の代表者であったりする国は、
民主的な制度が備わっていると判断されるのではないか。
いわゆる西側先進国や新興工業国などでは
そういう制度が採用されているはずだ。
現状で実現しているそれらの制度以外に何があるというのか。
不満を持っている人たちは理想と現実の落差を感じている。
彼らからすればひどい政治家や政党が選挙で選ばれ、
政権を担当しているわけだ。
普通に選挙をやった結果がそうなっているわけで、
その結果が気に入らないのだとすると、
それは無い物ねだりもいいところなのだろうか。
彼らからすればそこには民主的でないなんらかのカラクリがあり、
そのカラクリを利用してひどい政治家や政党が
国の政治的な実権を握っている
ということになっているわけだが、
果たしてそれは真実なのだろうか。
その方面の憶測や推測によればそういうわけなのか。
ではそれが真実だとすると、
どのようにすれば不正なカラクリを打ち破って
真の民主主義を確立できるというのか。
結局は人が変わらなければ世の中も変わらず
世界も変わらないというのなら、
なんともやりようがないということになってしまう。

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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