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彼の声

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彼の声 2015.3.13 「戦争の予感」

2015/03/14

人々は何を恐れているのか。
少なくとも心配性の誰かが何かを恐れているわけか。
具体的には国内の反体制勢力が
戦争になることを恐れているのではないか。
だが実感としてはそんなに深刻な事態ではないと思う。
たぶんすぐに戦争になることはないだろう。
すでに戦争が始まっているのにそれはないか。
たぶんそれは別の戦争であり、
恐れていることの延長としての戦争ではないのではないか。
それとは別の方面で別の戦争が行われているわけだ。
その戦争と人々が恐れている戦争とは結びつかないのだろうか。
今のところは結びついておらず、
地域的に離れたところで戦争が起こっているわけで、
そこではひたすら戦闘が継続され、
もう何十年も断続的に続いているのだろうし、
それが現状でのリアルな戦争なのではないか。
いわゆるテロとの戦いと呼ばれる一連の紛争なのだろう。
そしてそれが日々のニュースの題材となり、
戦争について語るための材料となっているわけだ。
戦争は今まさに紛争地帯で起こっていて、
もう何十年も続いていて、
一部では終わりが見えずに泥沼化していると言えるだろうか。
終わらせる手立てがなく、
終わらなくても構わないような政治情勢の中で
戦争となっているわけだ。
イスラエルなどは周辺国が平和になってしまっては、
国が滅んでしまうのではないか。
ではパレスチナに対する戦争を継続することで
国家の体をなしていると言えるだろうか。
だからガザ地区を定期的に空爆して戦車で蹂躙するわけか。
なんのためにそうしなければならないのだろうか。
アラブを一枚岩にして一致団結させて周りを取り囲まれてしまうと、
勝ち目がなくなってしまうからだろうか。
ともかくエジプトの軍事政権とは関係は良好のようで、
シリアは内戦状態だから、
当分は脅威とはならないだろうし、
ガザを実行支配している過激派のハマスも
どこからも大した援助は受けられずに、
孤立無援状態にあるだろうし、
パレスチナもガザとヨルダン川西岸地区で政治的に対立しているし、
あとはイランと
イランが支援している過激派のヒズボラを叩いておけば、
軍事的な脅威が分散されて安泰だろうか。
その上にイスラム国などに周辺地域をかき回してもらえば、
なおのこと安心であり、
それはサウジなどの湾岸の王族支配の国家などとも
利害を共有している事態だろうか。

結局それらの地域で、
戦火の中で悲惨な境遇にある人たちの不幸を糧として、
イスラエルや湾岸の王国や
エジプトの軍事政権やシリアのアサド一族などが、
利益を得ていると言えるだろうか。
しかもそれらの背後にはアメリカの軍産複合体が控えていて、
それに対抗してシリアはロシアの縄張りらしいから、
どうにもならない事情があるわけか。
そしてその地域のすぐ北のトルコのエルドアン大統領なども、
いつ独裁体制を築いてもおかしくないだろうし、
イランではようやくイスラム教権支配が少し緩んだ程度だし、
ウクライナも欧米に尻尾を振っている割には、
ネオナチ勢力が政権の一翼を担っているし、
ロシアのプーチンは相変わらずの強権政治だし、
イスラエルは右翼のネタニヤフが首相の座に居座り、
それらの地域で政権の座にいる連中は、
互いにいがみ合いながらも、
やっていることは民衆を抑圧するような
独裁的な政治ばかりなのではないか。
紛争地域で戦火が絶えないから自然とそうなっているのだろうか。
それとも世界的に民主的な政治を行う勢力が退潮傾向だからなのか。
世界中が政治的に右翼だらけだとすると、
やはり全世界を巻き込んだ世界大戦が間近に迫っている
と多くの人たちが心配するのも頷けるだろうか。
それでも全面戦争にならないと感じられるのはなぜなのか。
理由などわかるわけがないが、
どうも21世紀は戦争をやる主体である国家が
形骸化するのではないかと思っていて、
では国家とともに発展してきた資本主義がどうなるかといえば、
それも形骸化するのではないかという予感がある。
例えば株価が値上がりして市場が活況を呈しているとしても、
そのまま青天井でどんどん値上がりして行ってしまい、
株価と他の商品の値段の格差が極端に開いて、
商品の価格という概念そのものがおかしくなってしまえば、
値段そのものが虚構とみなされ、
信じられなくなってくるのかもしれない。
そして人が値段を信じられなくなってくると、
もはや商品と貨幣の交換が成り立たなくなるのではないか。
もちろんそう述べてしまうと冗談でしかなくなってしまうだろうが、
どうもそれに類するようなことが起こり、
価格破壊というか市場破壊ような現象が起こったらおもしろそうだ。
今のところはそれに関してはなんの説得力もないし、
まだうまく説明できそうもない。
もう少し考えてみる必要がありそうだ。

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創刊日:2001-03-26  
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