文学

彼の声

この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。

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彼の声 2015.3.11 「平等と公平を目指す理念」

2015/03/12

数年前の今日には何かが起こったらしいが覚えていない。
放射能汚染にも慣れが肝心のようだ。
とりあえず未だに生きている。
いつまで生きられるのかわからないが、
いつまでも生きられるわけもなく、
死ぬ原因が放射能であろうとなかろうと、
死ぬまでは何かやらなければならない。
何もやらずに死ぬのはしゃくか。
別に何もやっていないわけではないが、
現状では何もやっていないのと同じことだろうか。
同じではない。
たぶん誰かが何かをやっているのだろう。
そういうことにしておいて、
そんなフィクションを信じるふりでもしておこう。
本当はどうでもいいことか。
人は労働によって活動の制約を受けている。
持っている資産によっても制約を受ける。
労働に縛られ資産に縛られ、
ほかに何に縛られているのか。
広く社会に縛られているのだろう。
少なくとも自由ではないらしい。
そして何をやるにもカネがいるわけか。
そんな状態をどう変革できるわけもない。
今すぐにどうこうできるわけでもないらしい。
今生きている人間には関係のないことだろうか。
長期的な変動なのだろう。
人間社会を長期的に変えてゆく計画なのではないか。
果たしてそんな計画がどこで進行中なのか。
全世界で進行中だとしたら、
それはユダヤ陰謀論の類いとなるだろうか。
そこから先を語ると冗談となってしまいそうだが、
実際はそうではないらしい。
計画など何もありはしないと述べておいたほうが無難だろう。
実際に何もないのではないか。
世の中の不条理を特定の誰のせいにしたいわけでもない。
いったい何が不条理なのか。
何も常識に反していないが、
たぶん世の中に不条理が蔓延しているのだろう。
そしてそれらのすべてがたぶんであり、
確かなことは何も言えないわけだ。
不確かな憶測や推測に基づいて、
そんな不条理が語られているわけだ。
だからそれの何が不条理なのか、
そこが不確かではっきりしないのだから、
語られているすべてはたぶんそうなのだろうが、
たぶんの域を出ることがなく、
はっきりしたことは何もわからないまま、
結局すべてはうやむやになってしまうわけだ。
それでもそれについて語りたいのだろう。

そしてそこで何が語られているかはわかっているのに、
それについては何も語らず、
あえてそれとは違うことについて語ろうとしている。
それも不条理の一種かもしれない。
なぜ語れないのか。
それについては語りようがないからだろうか。
理由がわからないが、
何も語りようがない。
それについての知識が不足しているからか。
意図的にそれを避けているのではないか。
では例えば保守勢力の政治権力に関する
地縁や血縁の罠から逃れなければならないし、
官僚制にまつわる行政支配の論理からも
無縁であらねばならないだろうか。
またアメリカの財界や軍事関連産業に巣食う
世界征服の陰謀にも無関心でいたいか。
特定の何が覇権を握ろうとしているのではない。
たぶんそうではないと思う。
だからこそ地域的に偏った権力構造の枠組みから
離れて考えたいのだろう。
だが理論など何もない。
理論でなければなんなのだろうか。
何か見落としていないだろうか。
人を殺すおもちゃを造る軍事産業も、
人や物を運ぶ輸送物を製造する自動車産業なども、
世界を制する主要な産業ではない。
様々な産業が複雑に絡み合っていることは確かで、
一つとして単独では成立しがたいだろうか。
でも世界各地でそのような産業が成り立っていて、
それらの産業によって
世界全体が均質になろうとしているのだろうか。
でも現状では様々な地域的あるいは文化的な差異をなくして、
世界を平坦にならすことはできない。
でも政治的あるいは経済的な制度は
それを目指しているのではないか。
この世に生きているすべての人々にとって、
平等で公平な制度の確立を目指しているように思える。
少なくとも理念としてはそうなのではないか。
たぶん目指す方向は間違っていないだろう。
そしてそれを阻む要素として、
地域的あるいは文化的な抵抗や軋轢があるわけだ。
それをどう鎮めながら理念を追求するかが、
今後の人々に課せられた使命だろうか。
特定の誰がそうするように命令しているわけではない。
神がそう命じているわけでもない。
それは合理的にそう思われるからで、
そのような合理性から導かれた思想なのかもしれず、
そんな思想を啓蒙によって世界に広めるように作用しているわけだ。
そう思うしかないだろう。
どうすればそれが実現できるかではなく、
それを実現させるように人々の行動が促されているのかもしれない。
そんな現象が世界を覆っているのだろうか。
現状ではそう思うのが無難なところかもしれない。

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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