文学

彼の声

この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。

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彼の声 2015.3.2 「進化という概念」

2015/03/04

政治的無関心に拍車がかかる。
いつものようにそれがなんだかわからない。
そしてわからないなりにも、
なんとか言葉をつなげて、
それを説明しようとしているのだが、
現時点ではうまく説明できずにいる。
いつもの勘違いかもしれないが、
それを説明することで、
この世界に対する認識を深めようとしているのではないか。
だがそれとはなんでもないのかもしれない。
人の活動は絶えずこの世界に影響を及ぼし続け、
活動した結果として環境の変化をもたらしている。
そんな当たり前の認識から一歩も踏み込めずにいるらしい。
そこからどこへ踏み込もうとしているのかわからない。
踏み込みたいもう一歩とは具体的にどういうことなのか。
何をどう語ればもう一歩踏み込めたことになるのか。
それがそもそもの勘違いなのだろうか。
やはり具体的な事柄について述べないことには、
何を述べているのでもないことになるらしい。
あとから読み返すとそれがわかる。
わかりようのないことをわかろうとして、
ありえない認識を求めているのかもしれない。
それがわかってはまずいのだろうか。
まずいのではなく、
認識すること自体がそんなことではない。
それでもわかろうとしているのだから、
いつかはわかるのではないか。
結果的にはそれをごまかしてしまうのだが、
語るにつれてだんだんごまかしようがなくなってゆき、
何もごまかせなくなれば、
ついには真実について語る羽目になるのではないか。
だが真実とはなんなのか。
何もかもをごまかしている現状では、
それがまだ見えてこないようだ。
だからもうしばらくはごまかしの言葉を連ねなければならない。
そうやって徐々に追い込まれていってしまうだろう。
どこに追い込まれるかは、
追い込まれて見ないことにはわかりようがなく、
言葉をつないでなんとかごまかしきれているうちは、
まだ心に余裕がある証拠ではないのか。
でもそれは時間の問題で、
そのうちきつくなってくる。

大前提として、
この世界ではすでに人余りなのではないか。
余分な人が多すぎて、
これ以上は人は要らないのではないか。
必要とされていない人が世界中に溢れかえっている。
そう思えば納得がいくだろうか。
だから余った人たちは殺し合いでもして減って欲しいのだろうか。
誰がそう思っているのだろう。
神がそう思っているとしたら、
神には人口が制御できないわけか。
少なくとも神は全能ではないわけだ。
だからといってどうしたわけでもなく、
そんな神の姿を想像している人間が愚かなだけだ。
そのことで誰が苦悩しているわけでもなく、
余った人間は戦わずして餓死すればいいわけか。
たぶん人間社会が人余りなのはもとからで、
絶えず余った人間が社会から排除され追放されてきたわけだが、
それでも一向に人余りは解消せず、
人が社会の中で何かをやろうとすれば、
必ず同じことをやりたかったり、
やっていたりする競合相手がいて、
その相手を押しのけないと
やりたいことができない仕組みとなっているのではないか。
そこに人と人との競争や戦いが生じるわけで、
それに勝って初めてやりたいことができるわけで、
そこで負けてしまうとやりたいことができずに、
それでも社会の中にとどまろうとすれば、
やりたくないことをやらなければならないわけだ。
そのやりたくないことをやっている人が多ければ多いほど、
その社会が人余りであることが明らかとなっているのではないか。
そしてやりたいことの競い合いがないと、
そのやっていることが進化しないというわけだ。
競合相手が大勢いて、
競い合いがより激しくなれば、
勝ち抜くにはより高度な技術を要するようになるわけで、
そういう競い合いの中から、
やっていることの進化が生じるわけだが、
果たしてそれが良いことなのか悪いことなのかはわからない。
価値観が異なればそんな進化も無駄とみなされるかもしれない。
もしかしたら他人と競争するような状況自体が
無駄で無意味なことかもしれない。
だがなぜそうなってしまうのだろうか。
それがないと社会そのものが成り立たないからか。
競争に負けた者がやりたくない仕事をやってもらわないと、
というか負けたという自覚そのものも意識せず、
なんだかわからないままに、
例えばゴミの収集だとか産廃処理の作業員だとか、
土木作業員だとか、
誰も好き好んでやっているとは思えないような仕事を、
現実にやる人がいないと
社会が成り立たないことは確かかもしれないが、
そのなんだかわからないままにやらせるのが、
現状での人間社会の特性なのではないか。

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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